8/17/2009

May/19th/2009 San Diego

ミリーが入れてくれたコーヒーをいただきながら現地からのブログをアップし終わると、3人でジェフお気に入りのポイントでサーフィンをすることにしよう。ジェフがチェックしてくれた波情報では、波が全く期待できないそうだが、とにかく足を運んでみることにした。



限られた一握りの人たちしか手にできないキーでゲートを開けると、急な坂道をゆっくりと下りポイントまで下りて行く。波は期待できなくても、時間をかけて丘を下らなくてはいけないはずのポイントへ、ゆっくりと車で下りポイントの目の前まで行けてしまうことに感激してしまう。。。残念ながらオンショアの上、うねりなど全くない状態で、しばらくの間海を眺めるとポイントを後にした。


ミリーとはゲートでいったん別れ、ジェフと2人ファクトリーへ向かおう。ファクトリーではスプーンにサインをしたり、進行状況を確認したりとそれほど時間は必要ない常務だけすませた。自分のショップに並ぶボードたちが徐々に美しく仕上がっていくのを目にできるのは、本当にうれしい限りだ。。。



午後にはマニ&Naoと合流してミランドン・サーフボーズのファクトリーを訪ねることになっている。待ち合わせ場所のファクトリーへ向うに当たり、ジェフはiphoneのmapを使い郵便番号をいれて検索し、ナビとして使いながら器用に運転し予定の時間には到着した。いつも待ち合わせには遅れないように早め早めに行動するところなどからも、ジェフの人柄がうかがえる。。。


初対面のイーライとあいさつを交わし、ジェフと2人一足お先にファクトリー内をツアーさせていただいた。イーライの父ニックはボードを作るのと同じようにレジンワークでセンス溢れる波の絵などを作り上げる素晴らしいアーティストのようだ。まだ完成前の作品からも穏やかな波からは優しく癒されるような感覚、バレルからは今にも吸い込まれそうな力強さをヒシヒシと感じられる。。。




グラッシングルームには歴史的にも貴重なボードがたくさん積み上げられている。ラホヤの歴史的なポイントの数々で実際に使い込まれてきたラホヤ・サーフボーズのツインピンはもちろん、ディッフェンダーファーのガンなどお宝ボードをたくさん目にすることができた。そして何よりもニック本人からたくさんのストーリーを聞くことができたのがうれしかった。。。

リビングスペースになっている部屋には、イーライがテストしてきたたくさんのパーポイズボードや長い年月をかけて収集してきた貴重なアガベなどがあるうえ、完成したばかりいのツインピンレプリカやパーポイズボードが無造作に置かれている。ここで目にするものもすべてが自分にとって新鮮だった。。。

気がつけば外はすっかり暗闇になっている。ずいぶん長い時間ファクトリーにお邪魔してしまったようだ。ニック氏とはここで別れのあいさつを交わし、イーライ、マニ、ジェッフ&Naoとみんなで街に繰り出し美味しいピザをいただくことにしよう。