8/20/2009

from Jeff Mccallum ***Top Secret****




8/19/2009

May/21st & 22nd/ 2009 California-Tokyo

今回はカリフォルニアトリップでは初めてノーサーフだった。
ただしサーフィンをする以上にたくさんの収穫があったので、充実感に満たされいて、けして悔しさや寂しさを感じてはいない。。。
そしてこの経験や収穫をニュー・エボリューションを訪れてくれるみなさんにお伝えして一つ一つのサーフボードによりたくさんの付加価値をもっていただきたいと思う。。。


LAXを少々前にテイクオフしたANA006便。
ちょうどキャビン・アテンダントの女性が頼んだ飲み物を手渡してくれているところだ。ブログはここまでとさせていただき、残りほんのわずかなこの旅をワインと食事と共に楽しませていただくことにしよう。。。



あとがき)
今回のトリップ日記はすっかりと時間がかかってしまった。。。申し訳ない

何から何までお世話になってしまったNao、「ありがとう。」
ミリー&ジェフ、「ありがとう。」
マニ、「ありがとう。」
エリカ、イーライ、ブライアン、ニック、アーニー、カーラ&イアン、マーク、トレーシー、シンさん、キシダさん、M&D、アケ。。。みんなに「ありがとう。」
そしていつもニュー・エボリューションをサポートしてくれている皆さんに「ありがとう。」

May/20th/2009 San Diego-LA

今朝もミリーが入れてくれたおいしいコーヒーをいただきながら、出発の準備を進める。仕事があるためミリーとはここでお別れだ。ブログ用に2人でポーズを取ってもらい記念撮影「カシャッ!」「ありがとう、ミリー。」今回はジェフの家には2泊する時間しかなかったが、かなり中身の濃い打ち合わせもすることができた。。。



もう一度ファクトリーに立ち寄り、ショップ用のボードを最終確認し、ジェフがリーシュ用に特別な編みこみを済ませる。いつも完璧なパッキングをしてくれるトレーシーに梱包を任せるといよいよファクトリーを出発だ。


待ち合わせ場所のショップでハル用のフレックスfinの仕入れを済ませると、合流したマニ&Naoとマニお薦めのメキシカン・レストランでランチタイムにしよう。中庭で大好きなメキシカンを鱈腹いただきみんな大満足だ。。。
ジェフとマニにお礼と別れの挨拶をすると、Naoと二人LAを抜けて一路ファインラインのブライアンの自宅を目指そう。



イメージしていた時間を少々オーバーしているもののカープールをうまく利用して順調にフリーウェイをかけ向ける。途中少々の渋滞にはまったものの本当にミニマムで済んだため、ブライアンの自宅にそれほどの遅れもなく到着することができた。途中的確に電話連絡を取ってくれたり、ナビを操作してくれたNaoにここでも感謝だ。。。
到着したブライアンの自宅は派手すぎずそれでいてプール付きの家が建ち並ぶ静かな住宅街にあり、木々の茂った何んとも落ち着く雰囲気たたずまいだ。玄関の扉はアンロックの状態であり、「Nobu Nao, come on inn!」と書かれたメモがテープで張り付けてある。
そっと家に入ってみるときれいな室内はインテリアや家具も非常にセンスよく落ち着いた雰囲気にまとまっている感じだ。人の気配のないリビングの奥には窓越しに芝の緑が綺麗な中庭がある。そして中庭の向こうにあるもう一つのこじんまりとした建物がシェイプルームになっているのだろう。。。


ファクトリーではテカテを片手に満面の笑みでブライアンが出迎えてくれた。案内させたシェイプルームにはたくさんのテンプレート、プレーナーなどとともに、なぜだか天井にはミラーボール、そして奥の壁にはブラックライトが備え付けられている?!完全防音でエアーコンディショナー付きさと笑顔でパンキッシュなロックを大音量でかけ始めた。。。笑





シェイプルームのほかに作業を進められるスペースがあり、天井にはダキャットやグレックノールほか、レアなボードがたくさん埃まみれになっているところからも、サーフィンの歴史とともに歩んできたシェイパーであることがうかがわれるだろう。。。
しばらくファクトリーをじっくりと見学させていただき、さらに貴重な話をたくさん聞かせていただくことができた。さらに今回購入した"p-38", "Wild Thing"とブライアンパーソナルの"V-1"をパッキングささせていただき、夕方にLA目指し初日と同じように夕陽の眩しい中彼の家を後にした。。。






8/18/2009

August/12,13,14&15/2009 *surfing*




関東沖合を通過した台風のうねりはあっという間に姿を消してしまい、夏休みのサーフィンは穏やかな海で満喫。



1.「Mccallum 10'00" 2nd Gen. Simmons」すっかり扱いに慣れてきたので、早いテイクオフからのボトムターンやカットバックもかなりイメージ通りに動いてくれる。さすがに力のない小波でクイックにカットバックで返す時はレールをグラブしながらのドロップニーターンで半ば無理やりの方向転換。。。笑ノーズライドはできないもののパラレルスタンスでトリムスポットをキープし、小波でもヘッドディップをちょっとだけ楽しめたりと、気持ち良い波乗りができた。10フッターということもありかなりマニアックな乗り味だが、小波のときはとても頼りになる。。。




2.「Velzy 8'4"(8'7"は間違いでした。。。)Malibu Shredder」小波ながら人がいないピークを選んでのんびりモードで繰り返しテイクオフ。フェイスをトリムしたり本当に数回は小波ながらカットバック、そしてクローズする波に綺麗に合わせてリッピング。リップ・アクションはイメージと重ねて繰り返しトレーニングできたため、小波ながらも不思議と満足感が得られた。。。



3.「Grasss cutter & hedge trimmer...?」強いオンショアでコンディションが良くない日を使い午前中から久しぶりに庭のお手入れ。お隣さんにお借りした草刈り機を使い、芝生で好き勝手に伸びてくれる雑草をとりあえず短くカット。今度は沖縄から帰省中(?!)のSDさんが貸してくれたヘッジ・トリマーでコニファーたちを片っ端から小さく整えまくり大満足。のはずが切り落とした草木の膨大な量を捨てるのにひと苦労。。。苦笑大きなゴミ袋が破けないように小さく切り分けながら結局10袋にパンパンに詰め込み夕方やっと終了。



4.「Christenson 5'11" Assymetrical fish」庭のお手入れは水をかぶりながらやっていたものの、あまりの暑さに火照り切った身体をクールダウンしたく、オンショアのビーチにフィッシュをもって駆け込ませていただいた。。。笑オンショアなのでフェイスがつながり急に厚くなったり、きれいに割れそうでも遠い先まで一気にスープになってしまったりと満足いかない波も多いものの、時折イメージに近い波に運よくめぐり合わせ綺麗に乗れた時の喜びは普段の倍?!とにかく小波のオンショアの割には非常にリフレッシュできた夕方だった。。。



5.「Velzy 10'00" New Traditional」少々ご無沙汰のログだが、久しぶりの乗り味はやはり扱いやすくて面白い。波に合わせてボトムターン。普通にそして時々クロスフットでドロップニー。ラウンドボトムのノーズは重心を低くしてロールをうまくトリムしてあげると快感(?!)。。。笑これがログで楽しむ時の「自分なりのスタイル!」である。



6.「Lopez 6'0" Aloma」波がかなり小さくても浮力満点なので結構楽しめる。見つけた一人だけのピークで早い波では小さくなって一瞬のマイクロチューブ?!やっと見つけた切れる波では小さなボトムを使ったターンからちょっと上のトップで返して少々戻ってチョットバック。小さなトップで当て込んだりとマイクロウェイブでも身体の使い方をきちんと意識してみると思いのほかイメージが良いサーフィンにつながるもんだと感心しながら暗闇になる前に終了。上がって見てみるとよくまあこの波で入っていたものだとさらに感心してしまった。。。笑



7.「Mccallum 5'10" Quagg」レールをつかった感じをしっかりと味わいながらも、非常にクイックな動きをしてくれるこのボード、久しぶりに会ったSDさんもその動きの良さに感心していた様子。。。
少々小さすぎるかと思ったが、ロペス同様の楽しみ方をしても十分にその反応の良さを確認することができた。


8.「Weber 9'5" Original Performer」コンディションはオリジナルにリグロスした状態。ということでオリジナルよりも少々重い。ウェイブセットフィン使用のハチェットフィンは片側に結構反ってしまっているうえに経年の劣化によりヒビだらけだが、パラレルでコントロールするスキーなどとは違うのでとりあえず良しとしよう。。。笑長さは好みよりも少々短いものの、楽しみ方はいつものログと同じである。時折何本かのビンテージに乗っているが、やはりこのボードの歴史を考えたり、それを自分なりに感じながら当時の乗り味を楽しむのは、味わい深いものである。。。


皆さんも思い思いのスタイルで末永くサーフィンを楽しめるとよいですね!

8/17/2009

May/19th/2009 San Diego

ミリーが入れてくれたコーヒーをいただきながら現地からのブログをアップし終わると、3人でジェフお気に入りのポイントでサーフィンをすることにしよう。ジェフがチェックしてくれた波情報では、波が全く期待できないそうだが、とにかく足を運んでみることにした。



限られた一握りの人たちしか手にできないキーでゲートを開けると、急な坂道をゆっくりと下りポイントまで下りて行く。波は期待できなくても、時間をかけて丘を下らなくてはいけないはずのポイントへ、ゆっくりと車で下りポイントの目の前まで行けてしまうことに感激してしまう。。。残念ながらオンショアの上、うねりなど全くない状態で、しばらくの間海を眺めるとポイントを後にした。


ミリーとはゲートでいったん別れ、ジェフと2人ファクトリーへ向かおう。ファクトリーではスプーンにサインをしたり、進行状況を確認したりとそれほど時間は必要ない常務だけすませた。自分のショップに並ぶボードたちが徐々に美しく仕上がっていくのを目にできるのは、本当にうれしい限りだ。。。



午後にはマニ&Naoと合流してミランドン・サーフボーズのファクトリーを訪ねることになっている。待ち合わせ場所のファクトリーへ向うに当たり、ジェフはiphoneのmapを使い郵便番号をいれて検索し、ナビとして使いながら器用に運転し予定の時間には到着した。いつも待ち合わせには遅れないように早め早めに行動するところなどからも、ジェフの人柄がうかがえる。。。


初対面のイーライとあいさつを交わし、ジェフと2人一足お先にファクトリー内をツアーさせていただいた。イーライの父ニックはボードを作るのと同じようにレジンワークでセンス溢れる波の絵などを作り上げる素晴らしいアーティストのようだ。まだ完成前の作品からも穏やかな波からは優しく癒されるような感覚、バレルからは今にも吸い込まれそうな力強さをヒシヒシと感じられる。。。




グラッシングルームには歴史的にも貴重なボードがたくさん積み上げられている。ラホヤの歴史的なポイントの数々で実際に使い込まれてきたラホヤ・サーフボーズのツインピンはもちろん、ディッフェンダーファーのガンなどお宝ボードをたくさん目にすることができた。そして何よりもニック本人からたくさんのストーリーを聞くことができたのがうれしかった。。。

リビングスペースになっている部屋には、イーライがテストしてきたたくさんのパーポイズボードや長い年月をかけて収集してきた貴重なアガベなどがあるうえ、完成したばかりいのツインピンレプリカやパーポイズボードが無造作に置かれている。ここで目にするものもすべてが自分にとって新鮮だった。。。

気がつけば外はすっかり暗闇になっている。ずいぶん長い時間ファクトリーにお邪魔してしまったようだ。ニック氏とはここで別れのあいさつを交わし、イーライ、マニ、ジェッフ&Naoとみんなで街に繰り出し美味しいピザをいただくことにしよう。