12/27/2010

23,24,25&26/Dec/2010 *Surfing*** part1

 何かと予定どおりの休みが取れない一年だったので、23日の金曜日はお休みを頂き連休にさせていただいた。



 23日、午前は「McCallum 5'4" Purplr Stuff」にて入水。
サイズは小さすぎることもなく程よい感じだが波にまったくまとまりがなく、セットはワイドに崩れてしまうコンディション。
 サーフィンができるだけありがたいところではあるが、ボードの性能どうこういう状況ではないのため、「McCallum Hand-gun」とソックスの上に装着した「MS Viper medium-hard 」にチェンジ。
フィンの感触はダ・フィンよりも少々ソフトではあるが推進力は十分に得られるので、スウィム・フィンで足をつってしまう人などにはこれくらいの硬さがちょうどよいのかもしれない。自分もこの冬フィン用3mmブーツ(ボディーボード用)を装着して使いこんでみようと思う。こんなコンディションでも十分なエクササイズと気持ち良いダウンザラインを繰り返し楽しむことができ、充実感と満足感が得られるのでうれしい限りだ。
 
 23日、夕方は「Andreini 5'11" Bullet」にて入水。
サイズはハラムネ、ワイドなセットをかわせば早くて綺麗な波がとても良い感じでえぐれてくれる。そしていくつかのピークに3人ほど、のち日没まで貸切。
 実は自分用にカスタムオーダーで作っていただいたこのボードでは、まだ一度も良い波に巡り合っていなかった。。。
 ピークから前が早くどんどん張り出してくる波ではイクオフ後すぐにレールを入れハイラインをキープしながら波に合わせて先へ先へと走り、クローズセクションではスピードに乗った状態で気持ち良く当てこめる。また、テイクオフ後の波の張り出しが早すぎず規則的なブレイクでは、明確なピークでテイクオフ後しっかりとボトムに降りてからしっかりとレールを入れてターンをしトップへと上がり、その先の変化にあわあせて余裕を持ってラインを選べる。やはりシングルフィンの楽しさとよりクイックで感度良いターンをさせてくれるボトム形状&サイドバイト・フィンの組み合わせは、見た目のアウトライン以上に万能なボードに仕上がっている。こういうところだけ書いているとまるでプロフェッショナルの方々のようだが、ピークを読み違えて抜けきれず何度かスープの中で上がどちらか分からない状態になったりいうオプションもしっかりと味わわせていただいている。。。笑

 雲ひとつない遥か彼方まで澄み渡った青空が、夕焼けに染められ闇と深いオレンジ色に変わり行く美しさを見て思わず海から上がり、iPhoneで画像に収めると、真っ暗になるまでの束の間、ほんの数本だけではあるがしっかりと「Hand-gun」でもボディーサーフを楽しませていただいた。。。笑
 
 24日はお昼、つ要西風が買わせるポイントへ北上。
想像以上に風の影響もなく穏やかなコンディションの中、綺麗なグーフィーのピークにはたった2人のラインナップ。迷うことなく「McCallum 5'4" Stand-up Spoon」にて入水しよう。
 このボード実はレール回りが一番厚みがあり、センター厚1&7/16”という数値以上に浮力はある。ただし、ほかのモデルに比べればかなり浮力がなくちょうどショートボード+αといったところだろうか?! 
 このボードの驚くべき性能は、まずテイクオフ後のスピードだろう。スプーン本来のディスプレイスメント・ハルのボトム形状がベースのシェイプのため、テイクオフ後、波のボトムに下りるのを待ってターンをするというよりは、スピードに乗って走りだしたボードの乗りこんでターンに入るというハルのような走り出し。そしてエントリー後徐々に入りだすシングルコンケーブはテールエンドでは深く大きなものになり、しっかりと後ろ脚を使って乗り手の意のままにターンをコントロールできる。さらにJeff McCallum のStand-up Spoonは、スプーン本来のアウトラインとその特徴であるスクープド・アウトされたデッキを持つ唯一無二ともいえるシェイプのためボードの下を走る水流を足裏からもダイレクトに感じることができ、そのスピード感は快感へと変わっていくだろう。
 実際、テイクオフした際前の波が既に崩れだしそうで抜けきれそうもない波でも、何度もスピードの乗りそこを駆け抜けてくれた。そして気持ちよくクイックなカットバック後、再びボトムができるまで待ってターンをし、最後はプルアウトしたり崩れる波にボトムを当ててリップしたりさせていただいた。
 気がつけば入水後すでに3時間弱。もっともっと乗り込んでみたいところではあるが、潮が上げセットの数も少なくなり体力的にもそろそろボディーサーフィンをすることしよう。
 
 最後の1時間程は「McCallum Hand-gun」で再び入水。
何本かは気持ち良くインサイドまで波に合わせてダウンザラインを楽しめた上、いくつかの新たな課題も見つけられたので収穫もしっかりとあるラウンドだった。
 ご一緒させていただいたKNプロ、STプロ、そしてローカルの方々、素敵なクリスマス・イブのセッションでした。ありがとうございます。
Love, Peace & Surf!