12/02/2011

McCallum *Stand up Paipo***

 今や3フィート台まで存在するミニ・ボードが様々なブランドから発売されている。マッカラムのスタンド・アップ・パイポは、ある意味この流行の源流となっているのかもしれない。元々小さい頃からボディーサーフィンが得意だったこともあり、ウッド製のパイポボードもかなり前から作り始めていたようだ。パイポにはさすがに簡単には立てないとなると、フォームを使って4'6"を作り、小さなフィンを取り付けてトライ。これがあまりにも面白くすぐにモデル化している。これは2007年か2008年の事でその頃はまだモデル化されたミニ・ボードはもちろん、アライヤや小さなフィンを付けたフィンレスのアレンジ版なども全く目にすることは無かった。自分が4’6”をプレゼントされたとき、もちろんとても嬉しかったがまだこのボードの魅力に気がついておらず、時折乗ってはいた物のタイラー・ウォーレンがDVDで器用にライディングする(★1)のを目にしてから、乗り込むようになった気がする。。。
 今や新たなテンプレートが2つ追加され3種類のスタンド・アップ・パイポが存在するので、好みに合わせて選べるところも面白い。

McCallum

Surfboards

Stand up

Paipo
***
Photo: Nobu


Please check the latest News of McCallum Surfboards Website
(★1 文中にあるタイラー・ウォーレンのライディングもこちらでご覧頂けます。)

 上の画像にあるのは、4'6" peagreen tint (弊店のストック分)および、タイラー・ウォーレンが実際に使用していた used 4'4" Black & White(阪急メンズ・トウキョウ展示販売分)である。


Love, Peace & Surf***

12/01/2011

from Jeff **couple of shots of new models***

 今朝、ジェフからのメールにお待ちかねの画像が添付されていた。
ただいま製作中&テスト中のニュー・モデルだ。

*McCallum S××× up S×××××s (Prototype)***


*McCallum N.O.***
*Twin 0r Quad ***

*Jeff tried his prototype board at B××××s***

*This first one is going to be mine***


 常識を打ち破るユニークなボードを、斬新なアイデアで次々と作り上げるJeff McCallum。モデル化しているボードはもちろんのこと、ブランドマーク、カラーリングなどそのどこをとっても魅力満点で、見ていてワクワクしてしまう。しかもその個性豊かなモデルは、どれも驚くほどに素晴らしい性能を持っている。
 「それはなぜなのか?」 
 彼にはその素晴らしいアイデアを形にするためのきちんとした基礎が出来上がっているということなのだと自分は思う。まず大切なことは、100% Hand Shaped にこだわり、ボードを仕上げるまでのすべての行程を自ら行うことのできる「クラフトマン」であること。そして古いスプーンを見るやまずトライし、次に自ら作り上げ、そして完璧なバレルをメイクしてしまうという、「歴史に対する興味深さ」、「素早く的確な決断力と行動力」、そして「そのスキルの高さ」が備わっているとういことなのではないだろうか。
 まずオリジナルと同じアークテールにシングル・フレックス・フィン、次にツインフィン、そしてフィッシュテール、さらにクアッドに進化させるあたり、「オリジナルへのリスペクト」から「歴史的デザインの融合」、そして「現代のテクノロジーへのアレンジ」が感じ取れる。過去に限定生産したシモンズやある意味究極ともいえるスプーンには、オリジナルへの敬意を表し、マッカラムのブランドマークを入れないところなどからもジェフのオマージュの心が感じ取れる。
 さて、画像にある今まさに製作中のボード達はいったいどんな乗り味なのだろうか。。。



Love, Peace & Surf***

11/30/2011

from Josh *a few photos from some recently finished boards***

今朝ジョシュから届いたメールには、最近完成したボード達の画像が添付されていた。

Josh
Oldenburg
Surfboards
San Diego, CA
***
Photo:Garrett Highhouse
(注)画像は最近完成したボード達で、弊店に入荷予定の物とは違います。



 フィン作りから、100% ハンドシェイプ、ラミネイトからサンディング&ポリッシュまで、すべての行程を学び自ら行ってきたからこそ分かる「ひとつひとつの行程の大切さ」とそこに完成したボードの美しさは自分にはモダン・アートのひとつだと思える。
 シェイパーとして、そしてクラフトマンとして、「本当に大切なことは何か」をスキップ・フライらからクリス・クリステンソンが、クリスからジェフ・マッカラムが学んできたように、今まさにジェフからジョシュ・オルデンバーグが学んでいる。そこには伝統と歴史の大切さを理解しているからこそ生まれてくる、ただのコピーやアレンジとは違った「個性豊かなオリジナルのサーフボード」があるのだと思う。
 そして最近の彼のサーフボードには、そういった意味での魅力が詰まってきたように思える。。。



Love, Peace & Surf***

11/29/2011

Oh my Gosh! WU is gonna be L7?!***



 痛々しいノーズのダメージ。
McCallum Wu が L7 になってしまいそうである。。。涙
強度自体は100%元には戻らないが、マジックハンドの技で見た目はそれなりに綺麗な状態に戻してくれるだろう。


Love, Peace & Surf***
p.s. このボードはお客様からお預かりした5'7"です。

11/28/2011

Longboard weekend*** Nov/26&27/2011

 11月最後の週末、暖かな日差しの中、波は予想した通りのスモールコンディション。
土曜の朝は海の我家で待機し、潮の動く時間に合わせ海友と二人ロングボードのみを積み込み再出発。
 小さくても地形が良く綺麗にブレクしているので、ロングボードなら十分に楽しめる。McCallum 9'7" Pintail Pig & McCallum 9'5" California Gun ***
まともにロングに乗ったのは久しぶりのため最初のうちは若干ぎこちなかったが、人も少なくいくつかのピークはロングボーダーだけだったため、かなりの本数に乗らせていただくことができた。おかげさまでいろいろな事を繰り返し試すことができ、だいぶ昔の感覚が戻ってきた。。。笑顔 
 日曜も潮の動きを見て入水。もちろんスモール・コンディションではあるが、昨日よりサイズが落ちると思いきやセットが絶え間なくやってくる時間帯もあり、このラウンドもロングボードを超満喫。ニーパドル、
ウォーキング、ドロップ・ニー・ターン、そしてリラックスしたスタイルでのターンやトリムそしてノーズライドと、ショート・レングスのボードにはない楽しさを味わえるクラッシックなスタイルのロングボード、今年の冬はもう少し乗り込んでみようと心から思った。。。
 この日はピンテール・ピッグの他、知人のビンテージにも乗らせていただいた。ヒンソン系のスピード・シェイプ、3ストリンガーの10フッターは、リグロスもあり重くてなんだか懐かしい乗り味。しっかりと腰を入れたターン、ウォーキングはスピードに乗って安定感があるが、ステップバックや崩れる波に合わせるときは2手くらい先を読んでモーションを起こさないと、重いボードは動いてくれない。きっと重いボードに乗らない人には分からないと思うが、この手のボードでカットバックやリップ・アクションが決まったりすると、通常のボードでやっているのと同じことでも、何だか嬉しくてニンマリとしてしまうくらい気持ち良いものだ。。。


Love, Peace & Surf***