12/22/2012

Merry Christmas***

  一週間のサンディエゴ出張、マッカラムおよびオルデンバーグのボード入荷、そして年の瀬とが重なり、この一週間ご来店やお問い合わせをたくさん頂いている。本当に嬉しい限りである。ただし、一人で対応させて頂いているため、結果ホームページやブログの更新が遅れてしまいこちらは申し訳ない。。。
 年末の慌ただしさの中、寒さも一段と厳しくなる様子。風邪など引かれないようお身体ご自愛下さい。皆様のサポートに心より感謝するとともに、この連休から年末年始のお休みをお楽しみいただけるようお祈りいたします。

12/20/2012

In Stock***

  今日入荷したボードは、マッカラムから5本とオルデンバーグから3本の計8本。
 ブラック一色の7'10" N.O. は、同じブラックのダブル・ピンラインとランダムなサンデッド・バンドで黒一色の中に様々な表情を持たせた逸品。錆び果てたアメ車の様なビンテージ感満点の6'9" C/S。深い色合いの仲にまるで高名な作家の作り出した漆器の様な雰囲気を見せる6'3" N.O.(画像では微妙な色使いをご覧頂けないのが残念。。。)。グレー系でも全く違った表現で演出された6'4" New B & 6'1&1/2" C/Sはカスタムオーダー分。
 タイガーストライプのカラーリングが素晴らしい7'4" Simmonsはカスタム分で、本日既にピックアップ済み。ゴールデン・イエローが綺麗なストック分7'4" Simmonsも開店と同時にソールド。ブラックのスピヤー・ピンラインがアクセントの7'2" Essexは今のところストックです。

 年末ギリギリ、あるいは1月中頃にはジェフのSK様カスタム分とジョシュのユーズドログが3本入荷予定なので、こちらもお楽しみにどうぞ。

12/19/2012

Truck***

 カリフォルニアでは多くのサーファーやボードビルダーがトラックに乗っている。日本と違いトラックの需要が圧倒的に多いアメリカでは、日本では目にする事の無いかっこいいモデルが多い。以前は大きなバンに乗っていたジェフだが、巨大な愛犬キンボがシートベルトのフックをかんでバラバラにしてしまっったり、些細な事で運転の妨げになったりしたため、トラックに買い替え彼専用の空間を後ろに確保した。ダウンタウンに住んでいた際は、駐車スペースの問題などからフォードのミディアムサイズのトラックに乗っていたのだが、現在は丘の上の静かな住宅地に居を構えたため、より収容力があるダブル・キャブの大きなトヨタに買い替えたばかりのところだ。
 GPS(日本でいうカーナビ)も付いている上に、電話はワイヤレス&ハンズフリー、音声認識でコールも受信もできる便利な機能もついているので、便利な事はもちろん運転時の安全性もかなり向上したようだ。大きなカーゴスペースにはサーフィンに向かうときは様々な長さのボードを積み込む事ができるし、荷室とは窓でつながっているのでロングボードもなんとか中積みできるだろう。パワフルなエンジンはフリーウェイを快適に走ってくれるし、4WDは週末にデイ・トリップで行ったデザートでも大活躍だった。ワインディングロードではちょっとホイールベースの長さが気になったが、ジェフが日常そのような道を走る事は考えにくいので、今の彼にはベストチョイスである事間違いない。
今まで乗っていたどの車でも同じ事なのだが、彼の車にとって最高のセキュリティー・システムはキンボを乗せている事だろう。外を浮浪者など不審な人が横切ったりすると、あんな大きな車さえワサワサ揺らしながら、車の中で大きな犬が吠えまくるのだから、車上荒らしなどあり得ない。。。(注:とても頭が良く、子供の頃と違い落ち着いているので、危険は無い。。。けど、やはり超デカい。。。)

12/18/2012

Stolen from***

 今やサンディエゴを代表するシェイパーの一人となっているジェフ・マッカラム。オルタナティブシーンを牽引する彼のボートといえば、Mフォード、Lセブンなどなど、形状に特徴のあるものがとても目立つ。実際、D・R、R・M、T・アルバほか数々のプロや有名どころに乗られているボードもシモンズやスクエアーボード、そしてミニボードが多いようだ。ただし、地元サンディエゴではスモール・ウェイブ用として上記の様なボードに乗るのはもちろん、ビッグ・ウェイブにフィットするボードも人気が高い。
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 上の画像はインスタグラムから拝借したものを集めたものだが、メキシコやマーベリックスなど有名なビッグウェイブ・スポットでもサーフィンをするラホヤのジョジョ・ローパーのこの冬のノースショア用のクイーバー、そしてそのライディングの一部(サンディエゴも含む)である。さらにフィージー、タバルア島でボートマンを務めるダスティンのクイーバーも素晴らしい。
 ジョジョのオフ・ザ・ウォールでのライディング(モディファイドODB使用)は、こちらをクリック→!!!!!!!JOJO ROPER!!!!!!!

 ジョシュ・オルデンバーグのボードもノースショアで活躍中のようだ。全て5’10”以下のボードで準備したクイーバーをケースに詰め込んでノースに向かったカハナ。
 ご覧のようにこの手のボードでも十分にノースの波にチャージできるようだ。左はホローポイント(クークボックス)。こちらはジョエル・チューダーはもちろん、日本では瀬筒雄太プロなどがスタイリッシュにチューブをメイクしている事で有名なモデル。右はジョシュ・オルデンバーグのボードでのライディングショット。こんな形状のボードでもレールやロッカーなどのバランスが良い事と乗り手の技量が素晴らしい事で、ホローな波でも綺麗にメイクしてしまえるらしい。


12/17/2012

Great Trip***

 カリフォルニアより一昨日無事戻りました。一週間お休みを頂きご迷惑をおかけ致しましたが、おかげさまで中身の濃い充実したトリップをする事ができました。

 マッカラムのサーフボード・ファクトリーでは、毎日忙しく作業が進んでおり、各自使える場所がバッティングしないよう、日によっては早朝から夜遅くまで稼働している。時には朝5時に作業をはじめる早朝から働くジョシュ。9時には出社しファクトリーが機能的に稼働できるように管理し、外が暗くなるまでシェイプに励むジェフ。ホットコートや仕上げ作業で時には夜9時、10時まで頑張っているポール。アレックスのグラッシングはもはや名人芸。今やマッカラムの工場はカリフォルニアでトップクラスのクオリティーを誇るすばらし工場になっている。
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 2回だけあったサーフィンのチャンスも天候が悪く、結局今回はノーサーフ。ただし、その分だけ肩の状態は多少なりとも良くなった様子だし、より多くの打ち合わせをする事ができた。
 ジェフとは、親交をより深める事はもちろんだが、新たな日本限定モデルの企画、来年夏頃までの日本向けのシェイプ予定、更には今後の取り組みについても多岐に渡り深い話をする事ができた。カリフォルニアでももの凄い勢いでファンを増やし続けるジェフ。今や多くのプロサーファーがプライベートなセッションでマッカラムに乗っている上、ブリクストンのオーナー達に新しいボード渡しにオフィスに行った際には、デザイナーやクリエイターからも絶賛の声をかけられていた。つまりはフリーサーフで楽しめる性能と見た目でのデザイン性のどちらも素晴らしいという事になるのではないだろうか。
 今回ジョシュの家にも滞在する事ができたため、彼の求めるスタイルや好みのボード、今後どのようにシェイプに取り組んでいきたいか、来年の日本向けのシェイピング・プラン、日本向けの限定モデルの開発などなど、じっくりと話す機会を持てたのが嬉しかった。ジョシュのシェイプに対する理論やスタイルは自分が思っている以上に熱く素晴らしいもので、今後が更に期待できる逸材である事は間違いないだろう。