9/17/2013

Surfing *Classic Longboard***

 この週末のサーフィンは土日で3ラウンド。土曜の午前中は台風からのうねりが上手く入らず思いの外小さめの波でのサーフィン。夕方は一時うねりが入りだしたかと思える様なサイズアップがあったものの、結局最後はコシ程度に落ち着いてしまった。そして日曜はサイドオンショアの強い中でのサーフィン。Oldenburg 6'10" Egg や Klaus Jones 5'2" Foam Spoon で数本ライディングすることはあったものの、期待どうりのサイズアップに出会えずこちらのボードは性能を体感する様な収穫は無かった。

 全てのコンディションでメインボードになったのは、すっかりお気に入りのOldenburg 9'9" Ugly。


このところ毎週乗り込んでいるこのボードは、長くて重いシングルフィンながら、ノーズ〜フィンの前まで入るシングル・コンケーブとテールキックが軽やかなターンと滑らかな加速をしてくれる。安定したニーパドル、重さを活かしたグライド感満点のターン、クロスステップもステップバックもノーズにステイしている間も、どんな時もライトウェイトのボードには無い心地良さがある。それでいて長いコンケーブはダウンザラインで気持ち良く加速してくれるので、ノーズに行かずボトムターンからアジャストして小さなバレルやホローポイントでヘッド・ディップしてみたりも面白い。もちろん目的次第でEPSなど軽さを活かしたパファポーマンス性の高いボードもスタイリッシュだとは思うが、自分にはやはり重くてクラシカルなテイストがフィットすると実感。以前大好きで夢中になっていたクラッシック・スタイルのロングボードの面白さを本当の意味で思い出させてくれたこのボードに、そしてシェイパーのジョシュに心から感謝している。

クラッシックなロングボードやいわゆるビンテージと呼ばれる60年代のオリジナルボードは、フォームの密度が濃くさらに重いオンスのクロスにふんだんに含まれる樹脂に寄って重くて固いボードになっている。そのためニーパドルをしてもボードのデッキはそう簡単には凹まなく、結果ボードと身体の接点になる両膝と足の甲には車のサスペンションの変わりにタコができてしまう。最近すっかり衰えて寂しげな姿をしていた自分のパドルダコも、今日はちょっと元気を取り戻しているようだ。。。




 最後になりましたが、今回の台風で被害に遭われた方々にはお悔やみを申し上げ
ます。