7/02/2015

Open***


 昨晩無事に東京に戻りました。お休みの間大変ご迷惑をおかけいたしました。

 今回の旅は、朝から夜までみっちりと組まれたスケジュールで、とにかく余分な買い物やサーフィンをすることを考える余裕すらないものでした。ただし、残念な気持ちなど一切なく、とても中身が濃く得るものも多い、本当に充実した旅だったと思います。

 ジェフ・マッカラムとは、サンディエゴ、ナショナルシティーのマッカラム直営店 /skeNGkwerks/ のオープンに合わせた準備、稼動し始めたばかりのマッカラムの新たなグラッシング・カンパニーの状況確認、今後の展開や皆様のカスタムオーダーの細部説明ほか、かなり多くのことを打ち合わせてくることができました。市東シゲ・プロのブログで、「クリステンソンがレクサスなら、マッカラムはランボルギーニ」という表現がとても印象的でしたが、スカンクワークスのオープニングにはLAからはもちろんサンフランシスコからも車で駆けつけてくれるファンがいるほどで、本店オープン記念の10本のカスタム枠には80名もの方々から応募いただきました。ショート一辺倒からマッカラムに魅せられたファンも多く、その魅力を熱くジェフに語っている姿が印象的でした。ニューヨークのサタデーズからのオーダーも溜まってしまっているようで、アメリカでの人気もこの目でしっかりと見てきました(西海岸ではスカンクワークスがエクスクルーシブ。)

 ミツベンについては、スカンクワークスの準備中、そしてオープニングの日にボブ、リック共々来てくれたり、一度はみんなで居酒屋ディナー、また午前中半日彼らのファクトリーでミーティングをしたりと、彼らとの親交も回数を重ねるごとに深くなっていくのを実感しています。サンディエゴほかカリフォルニアではもちろん、東海岸でもリアルサーファーのユーザーが多く、長い間に積み上げてきた実績が長きにわたり支持され続ける、地元サンディエゴでも堂々と匠と言える名シェイパーです。

 ジョシュ・オルデンバーグ。まだ若く、彼なりのスタイルにはちょっとだけ尖ったところがあるのかもしれませんが、それは若いからこそできる彼らの特権であり、それが今の彼の魅力なのだと思います。綺麗な流線形デザインが特徴のモデルやデザインは、今ではジョシュらしさというものが確立され、しっかりとした支持層が確立されてきています。ダイレクトのカスタムオーダーに追われる中、アロハサンデーのユーザー層、また今ではレディースからもオーダーが多いというロングボードまで、マルチに人気が出てきているようです。今回も忙しい中、夕食の前に完成間近の新居やパーソナルのプライベート・ファクトリーを案内してくれました。

 ニューエボリューションでは、なぜか日本でだけ人気のあるブランドではなく、サンディエゴでも評価の高いシェイパーたちのサーフボードを、自信を持ってご紹介しております。自分たちの口ではどんな風にでも表現や評価はできますが、地元で業界の人々から、そして幅広いユーザーから評価の高い、本当の意味で価値のあるボード。弊店に並んでいるボードはすべてそんなボードばかりです。そして、そんなボードの魅力を、毎回現地で得てくるたくさんの情報と共に皆様と共有しながら、その乗り味を思いっきり楽しんでいきたいと思っております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。