4/14/2018

Myougisan Day1 *Light Multi Pitch Climbing***




 4月の山行は岩登り。前夜出発して車中泊も考えていたのですが、閉店後も残務があり断念。という訳で早朝出発しランクル78で群馬県の妙義山に向かいました。ガイドのAさんと待ち合わせし、中ノ嶽のパーキングで装備確認&準備をしてスタート。

筆頭岩
薄い岩山のナイフリッジを5ピッチほどで登ります。時間的には短い簡単なクライミングですが、高度感があり特に中間のくぼんだ部分が高感度満点の蟻の門渡りだそう。


少し上がって振り返ればこんな感じ。
独立した薄い岩山なので、脇を見ると吸い込まれそう


セルフビレイし自分の安全を確保した後は
リードをしっかりとビレイします

戸渡りを超えさらに先へ

50mロープをほとんど使ったのロングピッチ

他の方の画像ですが、
ちょうどリードが戸渡りを超え登りこむときに自分がいる辺りです




岩場でハングルース。
ここまでくれば後ワンピッチで頂上


二人でのんびりできる程度の小さな山頂ですが、ここで小休憩。風は吹いていますが日差しが気持ち良いです。ここからは2Pの懸垂下降で一気に降ります。1Pは5メートル程度。そして2Pが40メートルくらい。制動が効かず40m落ちれば命に関わりますので、支点、ロープや下降器のセッティングをしっかりと確認してから懸垂下降。


実は取付きへのアプローチが道路脇の細くて足場の悪いリッジのため、道路への落石は全体にできず、また自分が落ちればさらに大問題で、ここが核心部という説もあるので、クライミング装備を解除してからも緊張感が切らせません。


道路に出てパーキングまで戻りながら眺めた岩山

ウェットのコンディションを回避すべくゆっくりスタートしましたが、午後早い時間には今日の工程を終了。早速いつもお世話になっている妙義神社の参道にある定宿東雲館へ。早めにお風呂をいただき、夕方を待たずに本を読みながら生ビールを頂く贅沢。ありがたい限りです。