7/16/2013

one, two,three & four fins***

 日本では6週間ぶりとなるサーフィン。サインディエゴで1ラウンド入ったとは言え、ここまでブランクがあるのははじめての経験。。。
 復活の連休、台風7号から程よいうねりが太平洋岸の多くのポイントに届くと言う最高の演出。肩に負担をかけない様に気をつけながらミッドレングスメインで楽しみ、途中からニーボードに切り替える作戦のおかげで、3日間5ラウンドで合計20時間以上サーフィンを満喫する事が出来た。
McCallum 8'3" 99
McCallum 6'9" L*7
Oldenburg 9'6" Arc-tail Pig
Oldenburg 7'7" MOD Egg
Da Fin
&
Klaus Jones 5'2" Foam Spoon
 マッカラム8’3”99モデルはロングボードのテイストが詰まったミッドレンジで、シングルフィンの味わいある大きなターン弧を描ける。夕方のワイド気味なセットも切れたスポットからテイクオフ後波に合わせたボトムターンをしたらチーターファイブでフェイスを駆け抜けるのが面白かった。マッカラム6’9”L7は、早いテイクオフからホロー気味なピークでもクアッドの軽くてクイックなターンで見た目からは想像できない動きが気持ちいいボード。
 オルデンバーグの7’7”は細身で程よいロッカーがあるので、とてもスムースな動きが魅力のボード。変化のある波でも対応しやすくトライフィンが好きな方にはマジックボードにも成り得るミッドレングスのエッグ。アークテール・ピッグはクラッシックなピッグのアウトラインと大きなDフィンがグラスオンされているが、程よく細いレールとやや軽いウェイトで動きやすく、ネオクラッシックなテイストがいい感じ。
 今回一番出番が多かったのがクラウス・ジョーンズの5’2”フォーム・スプーン。パドリングが満足にできればフィン無しでテイクオフしてニーボード以外にもスタンダップでハル・ライドを楽しめるのだが、今回はフィン付きでニーボードとして楽しんだ。小さくてもホローなピークでドロップ気味のテイクオフ、丸いボトムを使ったボトムターン、グラブレールのままフェイスに身体を傾けヘッドディップと、スプーンのテイスト(の一部)をしっかりと味わえるのが最高のボード。カットバックやリッピングもコンベックスを活かした動きがユニークで面白い。ハルの乗り方を理解する上でこういった乗り物を楽しむのも良いのではないかと実感できた。自分にはハルボトムのニーボードはベストマッチらしい。
 
 こうして書いていると最高に楽しんでいる事がお分かりいただけると思うが、肩を壊して既に14ヶ月経つため以前と同じ体力という事は有り得ず、しかもニーボードのためにキックを多用しているので、想像以上に体力を消耗していたらしい。日曜の夕方にはしんどさを感じていながらも、日曜の朝も日の出前からログで出動。土曜の夕方辺りからサーフィン時の要所要所に???を感じていたのだが、今考えれば落ちてしまっている体力が悲鳴を上げ、自分の意志とは裏腹に身体がしっかりと対応できていなかったようである。肩を回せないため水泳は全く出来ていないが、スピードをぐっと落としてのランニングや日々のエアロバイクなどでトレーニングを続けている事もあって、筋肉痛で動けなくなったりはしなかったが、昨晩から今朝にかけては身体全体の力が入らず寝たり起きたりする事もしんどかった。。。何事もバランス良く頑張らないといけませんね。。。