12/31/2010

*I wish you a happy new year***

今年も1年間大変お世話になりました。

 家族、友人、知人、そしてその先につながる方々、取引先各位、カリフォルニアの友、そして弊店をサポートしてくださるお客様に支えられ、とても充実した1年にすることができました。
「!!!!!!!心より感謝いたします。!!!!!!!」

ただいまより南房総へ向かい、2010年のサーフィン収めをして参ります。
「2011年が皆様にとりまして良い年になりますように、心からお祈り申し上げます。」






こちらは今朝ジェフから送られてきた画像。
Jeff McCallum's new quiver "Poindexter" for 2011



そしてこちらは、自分用の「McCallum 5'11" Poindexter for 2011」。
新年の初日の出サーフに波があれば初ライド予定。


Love, Peace & Surf!

12/30/2010

Dec/23,24,25&26/2010 *Surfing*** part2

 25日も強い西風と潮の加減を見てお昼過ぎにポイントへ。
 
 今日は「McCallum 5'4" Purplre Stuff」にて入水。
まずは昨夕と同じピークのコンパクトな波でサーフするが、2人しかいない奥のピークに時折素晴らしい波が入っているのを目にして即移動。
 Aフレームの波が綺麗に割れているが、どちらかというとグーフィーがインサイドまで綺麗に続いている。2,3本長いライディングを繰り返すと貸切となり、さらに潮の上げはじめのタイミングもあり波のサイズとクオリティーがさらに良くなった。まるでポイントブレイクのような綺麗なシェイプの波は、ピークがややワイド気味なのでテイクオフ後綺麗なボトムターンをしてみると崩れる波の先を走ることができないが、テイクオフしてすぐにハイラインをキープてあげると、その先はアップ・アンド・ダウンを繰り返しマックス・スピードに乗ってインサイドまで駆け抜けさせてくれる。さらにフェイスの伸びに合わせて途中深めのボトムターンをしっかりと入れたり、クイックなカットバックを入れたりもできたりする。
 驚くほど軽く程よいルースなターン前半から「ギューイン!」とドライブの効いた伸びのあるターンをしてくれるこのボードは、自分のツインフィンに対するイメージを一新してくれたマジックボードのひとつである。
 
 1時間以上こんなことを繰り返しているとさすがに2人、3人と人も出てきた。そして上げ潮と共に波質も変わってきたうえ、連日の4時間以上のサーフィンと今までの貸切状態で思いのほか疲労をしているようなので、無理せず体力が残っているうちにでボディーサーフィンをしよう。
 ここの地形や波をを熟知するKNプロは、シフトしてはいる絶妙のピークを見極め少ないセットもすべてインサイドまで綺麗にメイクしている。☆さんも一番のセットを捕まえるとあえてボードにヒザをついたり、腹這いになりコンパクトな波のポケットに見事に入って楽しんでいる。時折素晴らしいセットを優しく譲ってくれるので、自分もそんな波では時折トリムしながら気持ちよくインサイドまでハンドガンでダウンザラインを楽しませていただいた。
 常に肩まで水面下にあるため身体が冷えるのは恐ろしく早く、1時間も持たずに足の感覚がなくなってしまった。今年は素晴らしいクリスマス・プレゼントを頂いたのでここらへんで終了としよう。
 KNプロ&☆さん、クリスマスにご一緒させていただきありがとうございました。

 26日は、午後ショップオープンのため朝一のみのサーフ。
今日はジェフがテスト・ライド後に送ってくれた「McCallum 5'6" Sexy Time」。
シモンズのノーズとチャイムド・デッキを持つラウンドテール・クワッドの組み合わせがユニークなオールラウンド・ボードだが、このデモボードはあえてライトウェイトに仕上げてある。
 非常にソフトで小さな波だがテイクオフもストレスを感じることなく、テール形状とクアッド・セッティングらしいとてもスムースな動きだが、なんといっても波に力がないため乗り味を語れるほどの手ごたえは感じられない。。。涙
 昨日まで良い思いをさせて頂いたので、こんな日は無理をせずサクッと切り上げることにしよう。
 
 
 連休をいただき、サーフィンをたっぷりと楽しませていただき、気持ちもすっかりリフレッシュできた。波に、自然に、御一緒させていただいたみんなに、そしてショップをサポートしてくださる皆さんに、「感謝」です。

12/28/2010

from Josh * a couple of pictures of the new boards***

 「2011年」。
 少しづつではあるが、いよいよサンディエゴの若いシェーパー「Josh Oldenburg」の100% Hand Shaped Surfboardsの販売をスタートさせていただく。
  Jeffのファクトリーで働きながら大切なものを先人や先輩から受け継ぎ、一人の若者が作り上げていく素晴らしいボードを弊店を通じてご紹介できるのは光栄なことであり、うれしい限りである。
 

 伝統を彼のアイデアでアレンジした、より薄くフレキシブルなキールフィンが魅力の「Twin Keel Fish」。
 
  歴史的なシェイプに基づく新たなデザインテクニックへの試みをジョシュのセンスで形にした「Tri-plane Hull Quad Simmons」。 
 
 
 
 今から入荷が待ち切れない。
入荷した際すでにソールドになっていたら。。。自分かも。。。笑
 


12/27/2010

23,24,25&26/Dec/2010 *Surfing*** part1

 何かと予定どおりの休みが取れない一年だったので、23日の金曜日はお休みを頂き連休にさせていただいた。



 23日、午前は「McCallum 5'4" Purplr Stuff」にて入水。
サイズは小さすぎることもなく程よい感じだが波にまったくまとまりがなく、セットはワイドに崩れてしまうコンディション。
 サーフィンができるだけありがたいところではあるが、ボードの性能どうこういう状況ではないのため、「McCallum Hand-gun」とソックスの上に装着した「MS Viper medium-hard 」にチェンジ。
フィンの感触はダ・フィンよりも少々ソフトではあるが推進力は十分に得られるので、スウィム・フィンで足をつってしまう人などにはこれくらいの硬さがちょうどよいのかもしれない。自分もこの冬フィン用3mmブーツ(ボディーボード用)を装着して使いこんでみようと思う。こんなコンディションでも十分なエクササイズと気持ち良いダウンザラインを繰り返し楽しむことができ、充実感と満足感が得られるのでうれしい限りだ。
 
 23日、夕方は「Andreini 5'11" Bullet」にて入水。
サイズはハラムネ、ワイドなセットをかわせば早くて綺麗な波がとても良い感じでえぐれてくれる。そしていくつかのピークに3人ほど、のち日没まで貸切。
 実は自分用にカスタムオーダーで作っていただいたこのボードでは、まだ一度も良い波に巡り合っていなかった。。。
 ピークから前が早くどんどん張り出してくる波ではイクオフ後すぐにレールを入れハイラインをキープしながら波に合わせて先へ先へと走り、クローズセクションではスピードに乗った状態で気持ち良く当てこめる。また、テイクオフ後の波の張り出しが早すぎず規則的なブレイクでは、明確なピークでテイクオフ後しっかりとボトムに降りてからしっかりとレールを入れてターンをしトップへと上がり、その先の変化にあわあせて余裕を持ってラインを選べる。やはりシングルフィンの楽しさとよりクイックで感度良いターンをさせてくれるボトム形状&サイドバイト・フィンの組み合わせは、見た目のアウトライン以上に万能なボードに仕上がっている。こういうところだけ書いているとまるでプロフェッショナルの方々のようだが、ピークを読み違えて抜けきれず何度かスープの中で上がどちらか分からない状態になったりいうオプションもしっかりと味わわせていただいている。。。笑

 雲ひとつない遥か彼方まで澄み渡った青空が、夕焼けに染められ闇と深いオレンジ色に変わり行く美しさを見て思わず海から上がり、iPhoneで画像に収めると、真っ暗になるまでの束の間、ほんの数本だけではあるがしっかりと「Hand-gun」でもボディーサーフを楽しませていただいた。。。笑
 
 24日はお昼、つ要西風が買わせるポイントへ北上。
想像以上に風の影響もなく穏やかなコンディションの中、綺麗なグーフィーのピークにはたった2人のラインナップ。迷うことなく「McCallum 5'4" Stand-up Spoon」にて入水しよう。
 このボード実はレール回りが一番厚みがあり、センター厚1&7/16”という数値以上に浮力はある。ただし、ほかのモデルに比べればかなり浮力がなくちょうどショートボード+αといったところだろうか?! 
 このボードの驚くべき性能は、まずテイクオフ後のスピードだろう。スプーン本来のディスプレイスメント・ハルのボトム形状がベースのシェイプのため、テイクオフ後、波のボトムに下りるのを待ってターンをするというよりは、スピードに乗って走りだしたボードの乗りこんでターンに入るというハルのような走り出し。そしてエントリー後徐々に入りだすシングルコンケーブはテールエンドでは深く大きなものになり、しっかりと後ろ脚を使って乗り手の意のままにターンをコントロールできる。さらにJeff McCallum のStand-up Spoonは、スプーン本来のアウトラインとその特徴であるスクープド・アウトされたデッキを持つ唯一無二ともいえるシェイプのためボードの下を走る水流を足裏からもダイレクトに感じることができ、そのスピード感は快感へと変わっていくだろう。
 実際、テイクオフした際前の波が既に崩れだしそうで抜けきれそうもない波でも、何度もスピードの乗りそこを駆け抜けてくれた。そして気持ちよくクイックなカットバック後、再びボトムができるまで待ってターンをし、最後はプルアウトしたり崩れる波にボトムを当ててリップしたりさせていただいた。
 気がつけば入水後すでに3時間弱。もっともっと乗り込んでみたいところではあるが、潮が上げセットの数も少なくなり体力的にもそろそろボディーサーフィンをすることしよう。
 
 最後の1時間程は「McCallum Hand-gun」で再び入水。
何本かは気持ち良くインサイドまで波に合わせてダウンザラインを楽しめた上、いくつかの新たな課題も見つけられたので収穫もしっかりとあるラウンドだった。
 ご一緒させていただいたKNプロ、STプロ、そしてローカルの方々、素敵なクリスマス・イブのセッションでした。ありがとうございます。
Love, Peace & Surf!