2/10/2011

from Jeff *New Square Nose Model***

 いよいよ来週末にフィージー、タバルア島入りが迫ってきた。
ジェフが現地でテストしようとシェイプした「Square Nose Model (仮) 」がこちら。
 
 一番特徴的なのは、そのアウトラインだろう。四角くてちょっと不細工にさえ思えるアウトラインは、ポッサム・ガレージで2人の若者が作り上げたフィンレス・フォーム・ボードにも似て見えるかもしれない。しかしこちらはスクープノーズからチャイムド・デッキの流れ、ボトムのアレンジ、クアッドフィン・セッティングとまさにジェフ・マッカラムらしいデザインとなっている。
 
 
 上のワインレッドが綺麗なボードは以前にもこちらで紹介させていただいたファースト・シェイプ。そして現在ミッチ・アブシャーがテスト・ライド中らしい。
 
 クリヤー、サンドフィニッシュのボードは、強い日差しや浅くシャローなリーフでのダメージを考え、一番シンプルな仕上げとなっている。ジェフのボードなのにカップがついているのもクラウド・ブレイクやレストランツでのライディングを考えてのことだろう。
 そして気になる性能についても「 The square board is Insane! 」、「It might be the the fastest board I've ever had. 」、さらに「Cant wait to ride it in Fiji. 」だそうだ。
 こんなワクワクする画像見せられて、そんなコメントされたら、自分だって「フィージーで乗るのが待ち切れるわけがない!」
 
 明日の夜、時間のある方は六本木ミッドタウンにある「ukafe」に集合しませんか?我友「富山英輔」主催のイベント「ukabeach Vol.2」でゲスト「芝田満之」とのトーク&スライド・ショーをオーガニックな料理を頂きながら楽しみましょう。









2/08/2011

from Jeff *Tony Alva riding his McCallum Mini SImmons***

 iPhoneのアラームで6:00ちょうどに目を覚ますと、暖かい布団の中でまずはいつものようにメールをチェック。今朝のジェフからのメールも一昨日同様、ゆっくりと回転しはじめる頭を一瞬にしてシャキッっと覚ましてくれた。
 
 添付されていた画像は「SURFERS JOURNAL」の最新号の1ページ(是非、ご購入いただきたい)。
写っているサーファーはスケートボード界のカリスマ「Tony Alva」。そのスタイルはいまだ健在なのが分かる。そして彼が乗っているボードは「Mini Simmons」。画像に映るこのボード、実はJeff McCallum が彼のために作ったものである。ジェフにボードをオーダーしてくる有名なサーファーも徐々に増えてきているが、こうしてメジャーな雑誌を通じて公の場に公開されるのは、実はこれが初めてだとか。
 
 シモンズは限定モデルとして、さらにシモンズやスプーンにはシェイパーとしてのサインのみを小さく書き、マークなどを一切ラミネイトしないのは、ジェフなりのオリジナルに対する敬意表し方。常に斬新なアイデアを形にし続けながら、どれも素晴らしい性能を持ち合わせる魅力満載のボード達。もしかするとスケート界のカリスマも、今一つの歴史を時代に刻もうとしているJeff McCallumのボードに乗らずにはいられなかったのかもしれない。。。

Eisuke Tomiyama Presents *UKABEACH Vol.2***

DAZE of WINTER  メキシコ~湘南
MITSUYUKI SHIBATA × EISUKE TOMIYAMA
2011.2.11 FRi open/18:30 close/23:00 add/1000yen
******************************************************ukace*

 第2回目のゲストは、日本を代表するサーフ・フォトグラファーのひとり「芝田満之」氏。
連休ということもあり、海に行かず東京ステイという皆さん、ぜひ六本木ミッドタウンで素敵なトーク&スライドショーを楽しんで頂きたい。(自分も楽しみにしていたため可能な限り行かせていただくではあるが、千葉で所用があるためまだ未定である。。。)
 
 
(以下、ukafeのニュースより)
 
UKABEACHは世界中の海をぐるぐるぐるぐる巡り続けます
第2弾は「 DAZE of WINTER メキシコ〜湘南 」です
 
芝田満之(http://www.firstswell.com/)× 富山英輔(ET creation inc.
 
 『富山さんからのコメント』
 UKABEACH第二弾のゲストは写真家の芝田満之さん。サーフィンはもとより、コマーシャルやムービーでも活躍する葉山在住のお洒落なミドルです。テーマはメキシコ~湘南。70年代おわりのメキシコへの旅は、芝田さんをどっぷりサーフィンの世界に導くことになった、はじめての海外サーフトリップ。そして、最新の写真集『Saltwater Sky』のテーマとなっている湘南。メキシコと湘南、芝田さんにとって思い入れの深いふたつのビーチタウンにスポットをあてスライド+トークショーを展開します。トークとともにお楽しみいただきたいのが、ukafe自慢のおいしいヘルシー満足な料理。メキシコと湘南をテーマにシェフが腕を振るいます。 ukabeachはトークとフードのセッションです。
 
 『UKABEACHって何?』
アフターサーフ、夕方のビーチ。 海はココロのよごれを洗い流して、キレイにしてくれます。 心地よい一日の終わりを夕陽が染めるビーチで過ごすのは最高のリラックス。そんな心地よいひとときを都会の真ん中で味わっていただくために、「UKABEACH」を企画しました。毎回、世界中のビーチから一ヶ所にスポットをあて、その場所にまつわる人や食、酒などに触れながら、ビーチでのサンセットタイムを疑似体験していただこうというこの企画。ビーチ好き、サーフィン好きはもちろん、旅行好き、食べ歩きが好きな方、あるいは、せわしない都会の中でひとときのリラックスを求めている方まで、幅広い方々にお楽しみいただけるはずです。 海辺暮らしとサーフィンのライター+編集者で、湘南のライフスタイルにスポットをあてた『湘南スタイル』の編集長も務める富山英輔氏が、毎回、世界中から1ヶ所のビーチをピックアップ、その土地にゆかりのあるビーチカルチャー・エキスパートと対談を行ないます。そしてもちろん、フード&ドリンクもその場所ならではのものをスペシャルメニューでご用意。 目で、耳で、そして舌で、世界のビーチを体感していただきます。
 
 <詳細>
開催日:2011年02月11日(金) 18:30~
場 所:ukafe(東京ミッドタウンガレリア2F)
入場料:1000円(1ドリンク付き)
    入場後は随時カウンターにてドリンクとフードをお求めください。
    ドリンク(500円~)、フード(500~950円)
 
*イベント当日はオールスタンディングになります。(一部椅子がご用意できます)
*期間限定で、芝田満之氏撮影の写真展示と写真集の販売を行います。
 
  <協力>
uka

2/07/2011

from Jeff *a board for Joel Tudor***

 昨日の朝ジェフから来たクイック・メッセージ。
添付されていた完成したてのボードがこちらである。



Kook Box & McCallum Double name
Special Gun shape for Joel Tudor
 1月も終わろうとするある日、ファクトリーを訪れたジョエルはジェフにNorth Shore用のサーフボードを3本ほどオーダして行ったそうだ。
 かなりタイトなスケジュールの中、指定された期限である先週末に約束通り完成したサーフボード。無駄な部分を削ぎ落としたその美しいアウトラインは大きなホロー・ウェイブ用のいわゆるガン・シェイプ。ジョエルのアイデアをジェフのオリジナルにアレンジすることで形になったこのボード、デッキはシモンズの流れをくむスクープ・ノーズからチャイムド・デッキへと変化している。アウトラインで特徴的なのはノーズとテールの両エンドが小さなスクエアー形状となっていることと、さらにガンシェイプではなかなか目にしない高さのあるツイン・カッタウェイ・フィンがグラスオンされて点だろう。
 目にした瞬間に衝撃を受けたのは自分だけではないはずだ。
 
 先日からピンテールのツイン・フィンに夢中になっているという内容のメールをもらっており、来週末からのフィージー・トリップにも特別に「Poindexter Twin Fin」をシェイプしたそうである。クアッドがあれだけ機能しているだからフィン形状次第でツインも間違いなくフィットするのは分かっているつもりであっても、どうしてもイメージしきれないところがあった。しかしこの画像を目にした瞬間思わず一人「オォッ!」と声を上げながら、しばらく画像に見入ってしまった。。。
 
 自分達の通常のサーフィンとは別次元であり、万が一のことがあれば命の危険さえ覚悟しなければいけないハードなブレイクでのバレルメイクのために、ジョエルが選んだシェイパー、「Jeff・McCallm」。ジェフ自身Big RockやBlacksでのバレル・メイクが一番のお気に入りなので、ガン・シェイプにも思い入れがあるはずである。また沢山のビッグ・ウェイバーがその性能を実証しているクリス・クリステンソンのファクトリーが彼のシェイパーとしてのスタートだったことも少なからず影響しているはずであろう。
 ジョエルがリラックスしたスタイルでチューブ・ライディングするシーンを見るのが、今から待ちきれない気分である。。。