9月21日&22日の土曜と日曜を営業し、9月22日&23日に連休をいただいた。日曜の夜は、気分を変えてJR特急わかしおで海の家に向かう事にした。
気楽な一人旅。時折、車窓からの夜景を眺めながらビールとご飯を頂き、いよいよ大詰めに向かう折原一の推理小説を熟読。あっという間に目的の駅に到着し、徒歩で我が家へ。
月曜の朝、潮を見て一番お気に入りのポイントをチェック。予想外に波もあり、入ってみれば2つのピークはほぼ知った顔ばかり。
まずはOldenburg 9'6" Original Special Edition でサーフ。サイズこそ大きなものではなかったし、ややワイド気味の波が多いものの、その分変化ある波で様々な事がトライできる。それなりに重量感のあるボードだが、シングルフィンのログらしい滑らかなターン、ウォーキングの安定感とノーズのホールド性はジョシュらしいバランス良いデザイン。リップ・アクションもしやすく感じるのは、彼のマジックなのだろうか。
上げの潮が動き出すタイミングでしばらく Steve Lis 6'2" Quad Fish にチェンジ。
このボード、実は今日が初乗り。スティーブ・リズ氏、昨年のシェイプで、グラッシングはジェフ・マッカラムのファクトリー。クワッド・フィンもマッカラム・デザインと世に1、2本しかない実にレアなボード。
一本目からテイクオフ後の滑り出しが早くスムース。イメージトレーニングのおかげで身体の動きも良く、バックサイドのボトム&トップターンの繰り返しも良い感じ、特にフロントは初日から思うように動いてくれる。マジックボードになるかもしれない好印象の一本である。今度はもう少しサイズがあるときに乗ってみよう。
一旦、フィッシュに交換後、隣のピークへ。ちょうど上げ潮で水深が良くなったのかクリーンなファイスで、ノーズライディングも楽しめる。浅めのターンから早めにノーズにアプローチしたり、ちょっと深めのドロップ・ニー・ターンでアプローチしたり、一度戻ってトリムして再度ノーズへという感じの繰り返し。前半トリッキーな波でチャレンジしてみた分だけ、綺麗な波では実力以上にうまく乗せてもらえた気分。朝からお昼休みが終わる時間まで、知った顔数人と波をシェア。しかも、一回水分補給しただけで入り続けていたので、身体が完全にオーバーヒート。本当に何年かぶりにギブアップするまでサーフィンさせていただきました。
祝日の朝も潮を見て朝一もちょっとゆっくりの出発。予想通りサイズは下がったものの今日も出来ます。
この日も前半と後半で違うピークの波でサーフィン。最近、ロングボードに乗り込んでいる事もあり、昔ロングに乗り込んでいたときの感覚に戻ってきた印象。波が良い事もあり、ノーズライディングの安定感はかなり良く、浅く際どい時間帯も結構楽しませてもらえた。指がしっかりハングしているかを意識してサーフできた事も今日の収穫。昨日しっかりと身体を休めたとはいえ、せっかく良くなってきている肩を再度壊してしまってはいけないので、この日は無理せず3時間ほどで終了に。
電車で往復する事でちょっと旅気分も味わえ、最近消化不良だった読書もたっぷり出来、そしてサーフィンも最高に充実したものになった。また、祝日の夜は大学時代の仲間と会食。何年経っても昔の仲間というのは良いものですね。連休を頂いたお陰で、気分はすっかりリフレッシュ。今週も、皆様に良いものをご提供できるよう、精進させていただきます。