12/28/2012

Yoi Otoshi-wo***

 今年も一年間、ありがとうございました。
個人的には肩の故障が長引いており、この1ヶ月半海に入れない状態が続いています。長い人生の中でほんの数ヶ月なのだからと自分に言い聞かせ、完治目指してリハビリに励んでいきます。
 弊社が取り扱うマッカラム、そしてオルデンバーグについては、今月サンディエゴでの収穫が大きく、来年もきっと皆さんの期待を裏切る事無く様々な提案ができるのではないかと考えています。
 ニュー・エボリューション・サーフと致しましては、たった一人で切り盛りしているため至らない点が多くある中、皆様方に支えて頂きながらとても充実した一年を過ごす事ができました。心より感謝致します。
 *
 また来年もマッカラム、オルデンバーグ、そしてニュー・エボリューション・サーフをよろしくお願いいたします。
 それでは皆様、良いお年をお迎えください。Happy New Year!




12/27/2012

McCallum *The Witch: Mutated***








12/26/2012

Oldenburg *100% Hand Crafted***

 ジョシュ・オルデンバーグ。まだ大学を卒業して数年。27歳と若いシェイパーではあるが、いわゆるスラスターから重いログまで様々なタイプのボードをシェイプしてしまう。それも見よう見まねでイメージしシェイプするのではなく、一本一本を素晴らしい性能を発揮してくれるボードに仕上げてしまう。それは彼自身が今までにさまさまなボードに乗ってきたこと、そして数多くのボードを目にする事により、蓄積された知識があることがベースになっている。もちろんボードをたくさん目にしてきた人は数えきれない程いるだろう。彼はそれらを見て感じ取るだけではなく、これはというボードは特徴やディメンションを書き入れたテンプレートという形でコレクションしてきている。こうした年齢にしては豊富な経験と知識は確かな理論となり、カスタマーの希望に合わせた様々なサーフボードが仕上がってゆく。

先日ご購入いただいた8'6" Pipeliner。実はノーズとテールのアウトラインはオリジナルのパイプライナーから引かれた物なのである。そこに一番ふさわしいラインを引けるテンプレートをブレンドする事で、オリジナルのテンプレートを作り上げ綺麗なシルエットに仕上げている。オーナーの某有名カメラマン様からは大絶賛の評価を頂いているが、ご購入時はテールまでややボリュームが有る事を気にされていた。それをジョシュに尋ねると間髪入れる事無く即答で、テールが薄ければどうなのかそしてあの厚みである事で有利な点とこのボードとの相性の良さを見事なまでに答えてくれた。今の彼からは若いからこそ見られるボードビルダーとしてのエネルギッシュな情熱がひしひしと感じ取れる。20年後の彼がシェイパーとしていったいどのように円熟しているのか、今から楽しみでしょうがない。
 


12/25/2012

Herman Miller***

 
ビンテージのシェル・アーム・チェアー
表面はかさかさ、足も補強されている
だけど、こんな椅子が普通に使われている
やはり素敵なファクトリーだ



12/22/2012

Merry Christmas***

  一週間のサンディエゴ出張、マッカラムおよびオルデンバーグのボード入荷、そして年の瀬とが重なり、この一週間ご来店やお問い合わせをたくさん頂いている。本当に嬉しい限りである。ただし、一人で対応させて頂いているため、結果ホームページやブログの更新が遅れてしまいこちらは申し訳ない。。。
 年末の慌ただしさの中、寒さも一段と厳しくなる様子。風邪など引かれないようお身体ご自愛下さい。皆様のサポートに心より感謝するとともに、この連休から年末年始のお休みをお楽しみいただけるようお祈りいたします。

12/20/2012

In Stock***

  今日入荷したボードは、マッカラムから5本とオルデンバーグから3本の計8本。
 ブラック一色の7'10" N.O. は、同じブラックのダブル・ピンラインとランダムなサンデッド・バンドで黒一色の中に様々な表情を持たせた逸品。錆び果てたアメ車の様なビンテージ感満点の6'9" C/S。深い色合いの仲にまるで高名な作家の作り出した漆器の様な雰囲気を見せる6'3" N.O.(画像では微妙な色使いをご覧頂けないのが残念。。。)。グレー系でも全く違った表現で演出された6'4" New B & 6'1&1/2" C/Sはカスタムオーダー分。
 タイガーストライプのカラーリングが素晴らしい7'4" Simmonsはカスタム分で、本日既にピックアップ済み。ゴールデン・イエローが綺麗なストック分7'4" Simmonsも開店と同時にソールド。ブラックのスピヤー・ピンラインがアクセントの7'2" Essexは今のところストックです。

 年末ギリギリ、あるいは1月中頃にはジェフのSK様カスタム分とジョシュのユーズドログが3本入荷予定なので、こちらもお楽しみにどうぞ。

12/19/2012

Truck***

 カリフォルニアでは多くのサーファーやボードビルダーがトラックに乗っている。日本と違いトラックの需要が圧倒的に多いアメリカでは、日本では目にする事の無いかっこいいモデルが多い。以前は大きなバンに乗っていたジェフだが、巨大な愛犬キンボがシートベルトのフックをかんでバラバラにしてしまっったり、些細な事で運転の妨げになったりしたため、トラックに買い替え彼専用の空間を後ろに確保した。ダウンタウンに住んでいた際は、駐車スペースの問題などからフォードのミディアムサイズのトラックに乗っていたのだが、現在は丘の上の静かな住宅地に居を構えたため、より収容力があるダブル・キャブの大きなトヨタに買い替えたばかりのところだ。
 GPS(日本でいうカーナビ)も付いている上に、電話はワイヤレス&ハンズフリー、音声認識でコールも受信もできる便利な機能もついているので、便利な事はもちろん運転時の安全性もかなり向上したようだ。大きなカーゴスペースにはサーフィンに向かうときは様々な長さのボードを積み込む事ができるし、荷室とは窓でつながっているのでロングボードもなんとか中積みできるだろう。パワフルなエンジンはフリーウェイを快適に走ってくれるし、4WDは週末にデイ・トリップで行ったデザートでも大活躍だった。ワインディングロードではちょっとホイールベースの長さが気になったが、ジェフが日常そのような道を走る事は考えにくいので、今の彼にはベストチョイスである事間違いない。
今まで乗っていたどの車でも同じ事なのだが、彼の車にとって最高のセキュリティー・システムはキンボを乗せている事だろう。外を浮浪者など不審な人が横切ったりすると、あんな大きな車さえワサワサ揺らしながら、車の中で大きな犬が吠えまくるのだから、車上荒らしなどあり得ない。。。(注:とても頭が良く、子供の頃と違い落ち着いているので、危険は無い。。。けど、やはり超デカい。。。)

12/18/2012

Stolen from***

 今やサンディエゴを代表するシェイパーの一人となっているジェフ・マッカラム。オルタナティブシーンを牽引する彼のボートといえば、Mフォード、Lセブンなどなど、形状に特徴のあるものがとても目立つ。実際、D・R、R・M、T・アルバほか数々のプロや有名どころに乗られているボードもシモンズやスクエアーボード、そしてミニボードが多いようだ。ただし、地元サンディエゴではスモール・ウェイブ用として上記の様なボードに乗るのはもちろん、ビッグ・ウェイブにフィットするボードも人気が高い。
 *
 上の画像はインスタグラムから拝借したものを集めたものだが、メキシコやマーベリックスなど有名なビッグウェイブ・スポットでもサーフィンをするラホヤのジョジョ・ローパーのこの冬のノースショア用のクイーバー、そしてそのライディングの一部(サンディエゴも含む)である。さらにフィージー、タバルア島でボートマンを務めるダスティンのクイーバーも素晴らしい。
 ジョジョのオフ・ザ・ウォールでのライディング(モディファイドODB使用)は、こちらをクリック→!!!!!!!JOJO ROPER!!!!!!!

 ジョシュ・オルデンバーグのボードもノースショアで活躍中のようだ。全て5’10”以下のボードで準備したクイーバーをケースに詰め込んでノースに向かったカハナ。
 ご覧のようにこの手のボードでも十分にノースの波にチャージできるようだ。左はホローポイント(クークボックス)。こちらはジョエル・チューダーはもちろん、日本では瀬筒雄太プロなどがスタイリッシュにチューブをメイクしている事で有名なモデル。右はジョシュ・オルデンバーグのボードでのライディングショット。こんな形状のボードでもレールやロッカーなどのバランスが良い事と乗り手の技量が素晴らしい事で、ホローな波でも綺麗にメイクしてしまえるらしい。


12/17/2012

Great Trip***

 カリフォルニアより一昨日無事戻りました。一週間お休みを頂きご迷惑をおかけ致しましたが、おかげさまで中身の濃い充実したトリップをする事ができました。

 マッカラムのサーフボード・ファクトリーでは、毎日忙しく作業が進んでおり、各自使える場所がバッティングしないよう、日によっては早朝から夜遅くまで稼働している。時には朝5時に作業をはじめる早朝から働くジョシュ。9時には出社しファクトリーが機能的に稼働できるように管理し、外が暗くなるまでシェイプに励むジェフ。ホットコートや仕上げ作業で時には夜9時、10時まで頑張っているポール。アレックスのグラッシングはもはや名人芸。今やマッカラムの工場はカリフォルニアでトップクラスのクオリティーを誇るすばらし工場になっている。
 *
 2回だけあったサーフィンのチャンスも天候が悪く、結局今回はノーサーフ。ただし、その分だけ肩の状態は多少なりとも良くなった様子だし、より多くの打ち合わせをする事ができた。
 ジェフとは、親交をより深める事はもちろんだが、新たな日本限定モデルの企画、来年夏頃までの日本向けのシェイプ予定、更には今後の取り組みについても多岐に渡り深い話をする事ができた。カリフォルニアでももの凄い勢いでファンを増やし続けるジェフ。今や多くのプロサーファーがプライベートなセッションでマッカラムに乗っている上、ブリクストンのオーナー達に新しいボード渡しにオフィスに行った際には、デザイナーやクリエイターからも絶賛の声をかけられていた。つまりはフリーサーフで楽しめる性能と見た目でのデザイン性のどちらも素晴らしいという事になるのではないだろうか。
 今回ジョシュの家にも滞在する事ができたため、彼の求めるスタイルや好みのボード、今後どのようにシェイプに取り組んでいきたいか、来年の日本向けのシェイピング・プラン、日本向けの限定モデルの開発などなど、じっくりと話す機会を持てたのが嬉しかった。ジョシュのシェイプに対する理論やスタイルは自分が思っている以上に熱く素晴らしいもので、今後が更に期待できる逸材である事は間違いないだろう。
 

12/13/2012

Surfboard Factory***

 サーフボード工場といえば、フォームダストで粉だらけだったり、レジンの強烈な匂いが漂っていたり、ラミネイトレジンが床にベッタリとこべりついていたりして、あまり綺麗なイメージがないかもしれない。じぶんはそんな日常の流れの中で出来る物にもアーティスティックな一面があるようにおもえるのだが、今日はちょっと違ったアングルで見つけたものを集めてみた。
  工場の顔とも思える剥製、サビさせることで最初から味の出ているステンシルスタイルの看板、こだわりが見られる工具入れやケース。フィンの束やさりげなく立てかけられているL*7もかっこ良くみえないだろうか。

12/12/2012

McCallum***

   帰国後間も無く入荷予定のボードを一部だけご紹介。まず画像のないものから。オルデンバーグからは7フィート台のボードが3本。カスタムのタイガーストライプ・シモンズ、山吹色が綺麗なシモンズとえんじ色のエセックス。マッカラムからは7'10"N.O.。このボードはブラックにブラックのダブルピンライン そしてサンデッドバンドと真っ黒ながらも贅沢な仕様がクール。


  そして画像からはカスタムオーダー分3本とストックが2本。パフォーマンス系のニューB、ボリューミーなのに動きの良いC/S とインドネシア用のPDX。ストックはブロンズ系の深いカラーが渋いミニ・エヌオーとブルー& ブラウンが絶妙な長めのシーエス。(梱包の仕方を新しいパッキング・キッズに説明して梱包作業をヘルプしていたところ、本数とボックスの数の関係で無理に詰めると危険なためカラフルなPDXだけ次の送りに回させていただくことになりました。。。申し訳ない。
  次回の入荷は 最速でうまく行けばという前提で年内という可能性があります。ジェフ同様忙しく働いているスタッフみんなにしっかりと休んでもらうために、クリスマスから年始までファクトリーをクローズするそうです。ということで間に合わない場合は1月中頃の入荷になると思います。
 



100%Hand Shaped***

  月曜日はボードのシェイプ。マッカラム用のUSブランクスの周りを覆っているアウターシェルをプレーナーで削り落とし、テンプレートでラインを引く。


その後はSKILや豆かんなを巧みに操り、手際良く見慣れたサーフボードの形にしていく。
画像は丁度一本のボードをおおよその形に仕上げている行程を写したものである。デッキのスクープや最終の細かい仕上げは、翌日フレッシュアイでもう一度確認しながら行われる。
  このボードは長さ5'8" 、モデル名ポインデクスター。オヤッと思われた方が一人いらっしゃるはず。そう、まさにカスタムオーダーいただいているSK様のボードのシェイプ画像です。上手く行けば年内にお渡しできそうですので、お楽しみに!

12/11/2012

McCallum *new website***

  


click

12/10/2012

Farmers Market***






土曜の朝はリトルイタリーのファーマーズマーケットでショッピング。
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12/09/2012

San Diego Day-2


 初日午後の作業風景。日本位送るボードを仕上げるポール。自分のブランドのボードにフューチャーボックスをセッティングするジョシュ。そしてシェイプに励むジェフ。


  2日目は土曜日なので作業はせず食材諸々の買い出しに勤しみました。ブラックスをチェックしたものの波が小さく肩の調子もまだ良くなり切っていないのでノーサーフ。明日から数日はフラット一回ようなので帰国前にチャンスがあればサーフィンして見たいと思います。2日目の画像など詳細は帰国後に。

12/08/2012

San Diego Day-1

 12月2日からJALのサンディエゴ直行便がスタート。最近はLAXからノンストップでサンディエゴまでひた走ることが多かったので、今回は時間の節約と同時に、ジェフのファクトリーや自宅が近いため、気分的にとても楽ができる感じだ。ただし今回は滑走路の順番待ちをしている中で大きな地震があったため、言ったんゲートに戻り滑走路閉鎖と点検が行なわれ、結果飛行機自体を変更する事態となり、3時間ほど遅れが出たのは残念だった。評判は聞いていたものの、このようなトラブルへのJALの丁寧で熱心な対応には、少し感動のようなものさえ感じた。







ヘアースタイルと車がスタイリッシュになったジェフとファクトリーへ直行し、完成しているボードをチェック。オルデンバーグの綺麗なタイガーストライプのシモンズ、次の画像のピンクが鮮やかなPDXは、カスタム分。その他ST様&OT様分のカスタムも準備完了。3枚目はティントが綺麗なストック分のミッドレングス・シモンズ。ギリギリで次に回ったSK様分のポインデクスターも交渉して来週シェイプする予定に。上手くするとシェイプの画像もしっかりとって帰れそうです。

ボードチェック後は各自手が空いたところで買ってきたサンドウィッチのランチブレイク。その後もジョシュはグラスオンやホットコート、ポールはサンディング、ジェフはシェイプおります。自分もこのブログを書き終えたら、夕方まで撮影に励みます。




12/06/2012

ittekimasu***

「行ってきます。」
「どれだけネットの環境にいられるか分からないが
現地からのブログや画像もお楽しみに。」


12/05/2012

from day after tomorrow***

 皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、12月7日(金)より15日(土)までショップはお休みを頂きます。


 私事だが、痛めて動かなくなった肩も約3週間しっかり休め、内1週間は始めて薬を服用した事もあり、肩の状態はメンタワイトリップの前の状態まで回復してきたようだ。このままもう少し良くなってくれれば、サーフィン前後に服薬しながらカリフォルニアでも海に入れるかもしれない。
 ただいま仕上げにかかっているボードは、自分のサンディエゴ入りのタイミングで完成する予定である。可能な限りこちらで御紹介しようと思うので、チェックしていただきたい。


12/04/2012

Thank you for the Custom Orders***

 いよいよ出発が明々後日に迫ってきたカリフォルニア行き。今回ももちろんジェフ・マッカラムの自宅をメインにジョシュ・オルデンバーグのところにもお邪魔させていただき、細部の打ち合わせをしながら親交を深めてきたいと思う。そしてトリップで得られたものをお客様や販売していただけるショップ様に大切な情報としてお伝えしていきたい。
 マッカラム&オルデンバーグの両ブランドでは、オーダーカードを手渡ししながら彼らのカードに微妙なところまで説明しながら書き入れてもらえるこのチャンスに、カスタムオーダーをお勧めしている。有り難い事に既にマッカラムでは既に何本ものオーダーをこの1週間程で頂いており、ジェフへのお土産は皆様から頂いたオーダーカードで十分なのではなどと思ったりもしてる。。。後2日しかチャンスは無いが、もしこのタイミングで彼らへのオーダーをお考えの方がいらっしゃったら、是非出発前にご連絡を頂きたい。



*注)もちろん通常頂いているカスタムオーダーについてもメールで細部までやり取りをさせていただいている。ただし、今回のように直接の場合は、文面では説明しきれず身振り手振りを交えたり、一緒に参考画像を見たりしながら説明したりと、より伝えやすい術があったり、目の前で書き入れているところを確認できるという意味で、さらにお勧めできるのではないかと思う次第である。

12/03/2012

Fine Art of Surfboard***

 ジェフ・マッカラムのシェイプするボードは、機能性と共にそのユニークな造形美を見せつける。シンプルでも深みのある色出し、独特な技法などカラーリングでもその個性的なアイデアでひとつひとつのボードを美しく演出している。
 *
 以前彼に「クリヤーのボードなんて作りたくない。」と言われた覚えがある。確かにショートボードと違い本来トラディショナルなアイデアを今の技術でアレンジしたり、進化させたりするボードなのだから、形とともに色合いでもっと何かを表現してボードそのものの美しさも楽しんだ方が良いだろう。そんな彼が時折作るクリヤー&ポリッシュのボードは、ボランクロスを使ったり、シンプルなホワイトのピンラインやレジンパネルを組み合わせるなど、パッと見ただけでは色気の無いものでも、実はこだわりが詰め込んであったりする。
 今回入荷したフレックス・エッグの製作には技術と労力が必要でだが、その見返りとしてクロスのレイヤーによってレール周やフレックスする翼の見せてくれるコントラストは、とても綺麗なものになっている。そして画像にあるL*7のカラーリングも、ブラック、ゴールド、ブルーなどの複雑な色合いが重なり合い、ストリンガーやフィン周りのクロスのレイヤーを使いあえて表現している色むらは、見つめていると吸い込まれてしまうかのような独特な深みがあり、まるで宇宙でも表現しているかのようにさえ思えてきてしまう。

11/30/2012

from Jeff *Flex Egg***


 いよいよ入荷した「フレックス・エッグ」。自分は6月のカリフォルニアで既にプロトタイプに乗ってきているが、そのスムースな操作性とターン後のその加速に驚いた覚えがある。見た目どおりテール形状はエッグ&アークテール。両者の長所を上手く持ち合わせながら、ターン時にはフィンとともにテールの両翼がフレックスし、ターンの伸びを寄り強烈なものにしている。今回の入荷は5'8&1/2"と5'9&1/2"の2本。画像のポリッシュ&ティントが美しいボードは5'9&1/2"である。
 ジェフ・マッカラムの造り出すボードの魅力。それは他のシェイパーの一歩前を行く感性の豊かさと大胆さ、さらにそれを機能的なものにしてしまう能力だろう。過去を振り返ってみても様々なモデルや独特なカラーリングなど個性的な彼のアイデアは、形にするとすぐにどこかで目にするようになることばかりだ。日本で弊店の常連様などがそのお事を腹立たし気に話したりしていても、サンディエゴのジェフ本人はまるでそれが当然の事のように気にも止めず、常にその先のアイデアを追いかけている。

11/29/2012

from Jeff *new batch of surfboards are coming soon***


 待ちに待ったMcCallum Surfboardsの入荷もいよいよ明日の予定。ストック分3本とカスタムオーダー4本の合計7本。ストックは、日本限定モデル「L*7」の5’8”とジェフらしいスペシャルなニューモデル「フレックス・エッグ」の5’8”&5’10”。フレックス・エッグのどちらかは、様子を見て肩の回復が順調であれば自分が買わせていただくつもりだ。明日はスケジュールがぎっちりと詰まってしまい画像をアップできるか心配ではあるが、出来る限り皆さんにご覧頂けるように努力するので、お楽しみに。

11/28/2012

Sorry for the delay***

 せっかく月曜日に最新モデルが2モデルも入荷したクリステンソンだが、撮影のコンディションがととなわず結局今日の情報アップとなってしまった。またカスタムオーダーいただいたNJ様への発送もフィンがまだ手元に届かないためお預けとなっている。
 *
FLAT TRACKER
7'5" * 21&11/16" * 2&7/8"
red cider stringer, skull logo, yellow tint top& bottom, deck patch & fin patch, single box.

TIGER CUB
5'10" * 19&3/4" * 2& 5/16"
clear & sand finish, bass wood stringer, skull logos, carbon mesh pads, future tri-fin.

BEAUSOLEIL
5'5" * 19&1/2" * 2&1/4"
red cider stringer, clear & sand finish, volan patch, skull logos, FCS quad fin.
*custom for Mr.NJ***



 遅れのお知らせと言えば、マッカラムについても金曜または来週月曜の入荷予定でカーゴ会社と調整済みである。




11/27/2012

from Josh Oldenburg *New Logos***

 ジョシュ・オルデンバーグ。まだ27歳と若いが、以前はフィン作りから行なっていたというボードビルダーとしてのこだわりはとても魅力的である。ショップに並ぶボードを見てまず受ける印象は、ボード全体の立体から見られるその造形美だろう。ボードを立体で見たとき、あらゆる角度から繊細で流れる様なラインを感じ取れる。ボードの色使いも見て納得の大胆な物からオーソドックスな物まで、どんな組み合わせであってもとても綺麗な印象を受けてしまう。ウェットサンドやポリッシュの仕上げの良さが、それをさらに際立たせているのだろう。シェイパーはもちろん、技術力の高いスタッフが揃い、各工程が効率的に機能するようコントロールするジェフの力もあるだろうが、ファクトリーのスタッフ皆が固いレベルの技術を持ち、最高のチームで1本1本のボードを完成させているからこそ、それぞれのシェイパーのボードが素晴らしい物になっているのだと思う。
 こちらは先日ジョシュから送られてきた新しいロゴである。カスタムオーダーなどの際には、いくつかあるマークからお好みの物をチョイスする事も可能になりそうなので、更なる楽しみが増えるのでは。今後の活躍に期待が出来る彼とは、12月の渡米で今後についてじっくりと話し合ってくるつもりなので、乞うご期待頂きたい。




11/26/2012

from Chris *New Models***

 クリス・クリステンソンより待望のニューモデルが本日入荷した。


*ビギナーからエキスパートまで満足してもらえそうな、ミッドレングスの最新作「フラット・トラッカー」。モノクロームの世界で、マイキーがスタイリッシュに操る動画派ご覧になった方も多いはず。入荷したボードは、動画に出てくるボードと同じ7’5”で、ポリッシュ&イエロー・ティントが美しい。
*そして自分が乗ってもいいと思っているのが「タイガー・カブ』。80’Sのショートボードにカフェレーサーのエッセンスをブレンドした日本限定モデル。スクエアーテールかと思いきやよく見ればダイヤモンドの形状を残したテール、そしてイーグルノーズが魅力的なショートボード。5’10”ながら幅&厚み共にボリュームが有るので、この手のシェイプでも浮力が欲しい方には良さそうである。
*もう一本はクリスの出しているミニシモンズ系のシェイプ、オーシャンレーサーをマイキーとともにパフォーマンス性能をアップしたクアッド・モデル。こちらも5’5”はFCSプラグでのカスタムオーダー品である。

Autumn Evening on Vimeo

マイキーの動画は上のハイ・シーズ・フィルムスのマークをクリックして、ご覧下さい。











11/22/2012

oh my shoulders...

先週末の海で完全に肩が壊れた。
左はほとんど腕をあげることができない。
右も痛む。


残念だがまたしばらくサーフィンをお休みしなければならないようだ

11/21/2012

fromCaptain Fin *McCallum Model***

 ミッチ・アブシャー率いるオーシャン・サイドのキャプテン・フィンでは、2013年に向けてトライやクアッド・フィンも充実のラインナップとなりそうだ。そんな中にはもちろんジェフ・マッカラムのシグネチャーも2モデルが追加される。
 まずは年内入荷予定でツインが入荷する予定だ。片面が外側はゴールド、内側がブラックにビーニーのマーク入り。パープル・スタッフ、ツイン・エッグやスクエアーノーズ・エッグなどツインフィンでもフューチャーでのオーダーが可能になるし、フューチャー仕様となっているツインをお持ちの方には、乗り味を変えるのに使ってもらっても面白いだろう。
さらにクアッド・モデルも来年の夏頃には発売開始となりそうである。こちらもカラーはブラック&ゴールド。マッカラムにはクアッドのモデルが多いので、待ち望んでいた方が多いのでは無いだろうか。通常よりも大きめなので、オルタナティブ系のクアッドであればこのフィンをセレクトしてみるのも面白いかもしれない。こちらはまだ発売まで時間があるので、また入荷情報が入った時点で御紹介させていただこうと思う。



11/20/2012

McCallum L*7***

 日本限定モデルとして大人気の「McCallum Surfboards L*7 Model」。ノーズとテールの幅がほぼイーブンな大胆なスクエアーボードだ。昨年お来日の際には初めてのジャパン・シェイプとして9フィート台のロングL*7をシェイプし、雑誌Blue.でも数ページに渡りそのストーリーを含めインタビューをした物を記事にしていただいたので、ご存知の方も多いだろう。その形状から敬遠している方も多いかもしれないが、自分も2本乗り込んでみてマッカラムらしいスピードとフローに驚き、ミッドレングスを含めてご購入いただいたお客様からも雑纂の声を頂いているので、性能の良さは間違いないところだろう。
 この秋から新たに取り扱いをしてくださっている沖縄県のYES SURF。オーナーの川内さんもただいまL*7に魅せられている一人である。そんな川内さんから先週画像と動画をアップッした内容のメールを頂いたので、その動画と川内さんの説明をこちらでも紹介させていただこうと思う。
 サイズは小振りだが、だからこそこの波質でさえ駆け抜けるボードのスピード、そしてノーズを気にする事無くライディングできる事がお分かりいただけるだろう。川内氏自身、「今まで乗ってきたボードで一番早いかもしれません。」と感想をおっしゃっていた通り、このボードのスピードに魅せられ、すっかり虜になってしまっている様子である。
現在YES SURFさんでは、このボードをいつでもユーズドで販売してくださるそうなので、沖縄の皆さん、また沖縄を訪れる予定のある方でご興味がある方は、チェックしてみてください。また、東京代官山のサタデーズ・サーフおよび弊店にもストックボードが1本または2本程あるので、こちらもよろしく。 

 
 

11/19/2012

Oldenburg 5'8" Essex***

 間も無く半年になろうとしているインピンジメント症候群の肩。ストレッチとリハビリのトレーニングで弱まる痛みと広がる可動域も、週末のサーフィンで元に戻ってしまう繰り返し。しかもこの週末は3時間弱のサーフィンで右肩は痛みで動かせなくなり、カバーしている右腕にまで軽い痛みが戻ってくる状態。この冬は波の状況を見ながら海に入る回数を調整して肩の回復に努めた方が良いのかもしれないと思えてきた。
 *
 雨と風が強まる予報の土曜日、肩の状態もあり海へ向かう事は避け読書に勤しんだ。そして風が北に変わった日曜、程よくサイズのあるお気に入りのポイントへ。いよいよワックスアップした Josh Oldenburg 5'8" Essex 。どことなくシモンズを思わせるアウトラインも20インチと細身の幅とショートボードのロッカーやレールを程よくアレンジしたクアッドなので、早い滑り出しからとても素直で気持ち良いターンやカットバックができる。今日初めて乗ったボードとはとても思えない程に、乗り手の意のままに動き加速してくれるボードのようだ。7’0”のミッドレングスと5’5”のエセックスに乗っていらっしゃる常連様からも同様のインプレと満足度の高い感想を頂いていた事から、ワクワクしながら車に積み込んだが、やはり納得の乗り味だった。
 マッカラムのボードが大胆でワイルドな印象ならば、オルデンバーグは流れる様ラインが美しい印象と、ジョシュがマッカラムを師事しながらも全く異なった個性を演出しているところが面白い。もちろんどちらのシェイパーのボードも素晴らしい性能をもし合わせている事はこのブログでも紹介してきた通りである。シェイパーとして自分がどんなボードを作り出していけば良いか、そしてどのようなブレンドが自分のスタイルなのかをしっかりと見つけ出したジョシュのボードは、魅力に溢れている。ジェフ・マッカラム&ジョシュ・オルデンバーグ。彼らとじっくりとボードの話ができる12月のサンディエゴ行きが待ちどうしい今日この頃である。

11/16/2012

from jmccallum ***


Back with a whole new Website and Instagram soon…

今やサンディエゴを代表するシェイパーに成長している
Jeff McCallum
随所に見られる個性的なボードは見た目のインパクトが強い
そしてその性能は
数々のプロや一流サーファーもプライベートで楽しんでいることや
ジョエル・チューダーがパーソナルで乗り込みモデル化する事などから
確実に証明されている
ハンドシェイプするボードの本数は非常に少ないことから
希少性も高く
最高のチームが作り出すボードはとてもアート性が高い
さらにまだ30代前半ながら
2015年を持ってシェイパーとしての引退を表明していることから
その後の事も考えると今以上の希少性が見えてくる
12月にはサンディエゴ入りし
様々な事を題材にミーティングを重ねてくる予定だ
ジェフに直接説明をしてオーダーカードを渡せるこのチャンスに
カスタムオーダーをしない手は無いかもしれない
2015
The End is Near...

11/15/2012

from Josh *demo boards***

 ジョシュ・オルデンバーグでは、ただいまストック分2本とカスタムオーダー1本をグラッシング中。カリフォルニア行きの前に間に合うかどうかのタイミングだろう。そして、今回はデモ&ライダー用とジョシュのパーソナルの中から数本のボードをユーズドとして入荷する予定で話を進めているので、ここでご紹介。
4本のショートレングスと3本のログの中から、3〜5本程セレクトしてみようと思っている。もちろん何本かは自分もテストしてみたいと企んでいる。
 12月7日からのカリフォルニア行きでは、新しいジェフの家に滞在予定だが、今日のメールで今回は是非我家にもとジョシュが誘ってくれているのでとても楽しみだ。前回のトリップでは口約束に終わっている契約の件と日本に向けての特別なモデルの絞り込みなど、内容の濃い物になりそうである。

11/14/2012

smile***

サーフィンをする事で心が豊かになり
たくさんの笑顔を友に家族に分けてあげられる。
どんなスタイルであっても、どんなスタンスであっても、
いつまでもそんな気持ちでサーフィンを続けたいですね。
SURFすることで、SMILEがいっぱい。
KEEP ON SURFING***


11/13/2012

fishing port***

 先週末の土曜は、昼前から3時頃までサーフィンを楽しませていただいた。サーフィンをすれば当然パドリングも必要であり、まだ完治までは時間が必要な左肩は痛みが増す。また先週末からはサーフィン後右肩にも若干の痛みを感じている。そんな事もあり日没まで海に入る事は止めて、夕暮れ前の港を散策。
 普段サーフィンをするとき眺める景色とは違い、漁をする人々の生活の一部を目にする事が出来る。漁師や漁協の皆様の邪魔にならないように歩きながら、篭を埋め尽くす使い込まれた網や丁寧にその手入れをする年配の漁師、船を引き上げるための油の匂いが染み付いたウィンチやワイヤー、係留され次の出向までの間静かに休んでいる船、さらに漁協では魚を入れるためのタンクに手入れをする人々が、夕暮れの日差しに照らされているのをゆっくりと眺めていた。間も無く訪れる寒さが身にしみる季節を前に、まだ暖かな夕日はそんな景色を色鮮やかに包み込んでいた。海から上がって慌ただしく町に戻るのも良いが、時には港や朝市などを散策していつもと違う海との触れ合い方をしてみるのもいいのではないだろうか。
 この晩行きつけの食堂で頂いたお刺身やなめろう。何となく夕方見かけた日に焼けた年配の漁師さんの笑顔に感謝の念を抱きながら口にすると、いつも以上に美味しくてとても幸せな気分になった。


11/12/2012

November 10&11 *surfing***

 ポイント選びに苦労しそうな週末。自分は海の家からすぐのビーチへ。
 土曜日は雲ひとつない青空の下、暖かな日差しを浴びながらサーフィン。この日の相棒McCallum 6'3" Pinnacle Egg はジェフがメンタワイ用に作ってくれた物だが、肩に不安がありニーボードを持っていったため、日本に置き去りになってしまったボードである。本来のターゲットウェイブとは違い小さなビーチブレイクでの初乗りとなったが、さすがはマッカラム、この日のコンディションでもとても調子が良い。小さくワイド気味な波でもボリュームが有るのでテイクオフが早く、短いボードよりもひと呼吸早く波に対応できる。セットのワイドな波の前後に時折入る形の良い波にテイクオフできれば、波のハイラインをキープし走り抜ける事も出来、かなり楽しめた。
 日曜日も同じポイントでサーフィン。昨日と同じコンディションが予想できたので、ミッドレングスの中でも波への対応がより早くできるシェイプの McCallum 8'1" N.O. をチョイス。長さが8フィートありニーパドルも出来る浮力はパフォーマンス系のロングボード並みのテイクオフが出来、細身でエクストリーム過ぎないピッグの重心とクアッド・セッティングはターンがクイックで長さを感じさせない。多くのロングボーダーがテイクオフ後の対応に苦戦している中、ミッドレングスのこのエヌ・オーはかなり良い思いをさせてくれた。ただし、プロフェッショナルではないのですべて良いライディングはずも無く、選択ミスで巻き上げられ真っ逆さまに砂が見える浅いボトムに叩き付けられたり、クローズする波への対応が遅過ぎて最後にワイプアウトしたりして、ウェットから耳の中まですっかり砂だらけになった。
 この週末は人の少ないビーチの貸し切りに近いピークで、選んだ波に好きなだけ乗る事が出来、砂だらけになった以上に気持ち良いライディングがたくさん出来た。お気に入りのショートボードやロングボードで、どんなコンディションでもトライするのもひとつのスタイル。そして、この週末の様なコンディションでは、ボリュームのあるボードやミッドレンジのボードをチョイスして楽しむのが自分のスタイル。

11/09/2012

from Chris Japan Limited New Model *Tiger Cub***

グレッグ・ロング
ブラッド・ガーラック
ミッチ・アブシャー
マイキー・ディテンプル
他、信頼を置けるライダー達からそのシェイプに絶大なる信頼を置かれている
クリス・クリステンソン。
ジェフ・マッカラムもクリスとの繋がりを大切にするシェイパーの一人で、
先日もお話しした、スキップ・フライから受け継がれるシェイパーとしてのあり方は、
既にジェフからジョシュ・オルデンバーグにも受け継がれている。
そんなクリステンソンからニューモデルの情報が届いた。
「TIGER CUB」
JAPAN LIMITED(日本専売モデル)
ややボリューミーなイーグルノーズ、ゆとりの幅、
そして80’Sを彷彿するソフトスクエアーテールが、
日本の小波や厚めの波でもスムースなテイクオフを可能とし、
切れ味のあるターンをしてくれる。
レトロな感覚とパフォーマンス性の両方を楽しめる大人の一本。
膝〜ダブル・オーバー・ヘッドに対応する。
 *
OUR STOCK BOARD

5'10" * 19&3/4" * 2&7/8"
販売価格128,100円
ショップ入荷は20日頃の予定である。
また、今なら5'6"*19&3/8"*2&3/16" & 5'8"*19&1/2"*2&1/4"
もお取り寄せが間に合うかもしれないので、
ご興味ある方は即ご連絡ください。

11/08/2012

eco item***

自然があってこそ楽しめるサーフィン。
今回のトリップでもメンタワイの美しい自然の中、仲間だけで波をシェアしたり、
水平線に他の船ひとつ見えない中、沈み行く夕日をみんなで静かに眺めていたり、
そんな事をしていると、この美しい自然をもっと大切にしないといけない、
という気持ちになってくる。
トリップに持参した石けんや洗剤は天然の植物性で、
そのまま海に流しても問題の無い物ばかり。
石けんについては毎日使っているものだが、
自然い優しい物をいつも使ってきたいものである。
2013年に向けて、
弊店は取り扱う商品を出来るだけオーガニックな物やエコな物にしていくつもりだ。
今回入荷したDESTINATIONのトランクションは4モデルともリサイクル仕様。
薄くて世界最軽量、しかも燃やしてもダイオキシンの出ないEVAフォーム、
さらにその製造工程で出た端材を再利用したものなので、それなりに地球に優しい。
カラーリングもマルチなので、クリヤーはもちろん様々なカラーのボードに使えそう。
どうせなら、こんなトランクションにしてみてはどうだろうか。

11/07/2012

100% Hand Made***

 ショップでオリジナルとして販売させていただいてる真鍮製の丸いプレート。イニシャル、ナンバー、スマイル、メッセージなどを手書きで下書きして、ボール盤で穴を開けたら、糸ノコを使って丁寧に切り抜いていく。刻印は下書きをした上に1文字ずつ目検討で位置を合わせ、トンカチで打ち込む。どちらも全て手作りの一点ものなので、ラインがほんの僅かに歪んでいるところがあったり、左右が完璧に対象でなかったりする。コンピューターでデザインをし、機械が寸分の狂い無く作り上げ、全く同じ物を大量に生産する商品は、完璧で素晴らしい。ただし、手作りの方が、何となく温もりがあったり、使っているうちに愛着がわいたりして、大切に思う気持ちを持ってもらえる気がする。
 今日もOEMでいただいているアクセサリーのサンプル作りに追われる中、下絵をプレートに描いて準備中。
自分が使い込んでいるキーホルダーは当たりや傷でいい味がでている。
2013年に向けて、オリジナルの真鍮や銀の素材感を活かしたラインをグッと充実させていくつもりなので、気になる方々は楽しみにしていてください。