12/08/2012

San Diego Day-1

 12月2日からJALのサンディエゴ直行便がスタート。最近はLAXからノンストップでサンディエゴまでひた走ることが多かったので、今回は時間の節約と同時に、ジェフのファクトリーや自宅が近いため、気分的にとても楽ができる感じだ。ただし今回は滑走路の順番待ちをしている中で大きな地震があったため、言ったんゲートに戻り滑走路閉鎖と点検が行なわれ、結果飛行機自体を変更する事態となり、3時間ほど遅れが出たのは残念だった。評判は聞いていたものの、このようなトラブルへのJALの丁寧で熱心な対応には、少し感動のようなものさえ感じた。







ヘアースタイルと車がスタイリッシュになったジェフとファクトリーへ直行し、完成しているボードをチェック。オルデンバーグの綺麗なタイガーストライプのシモンズ、次の画像のピンクが鮮やかなPDXは、カスタム分。その他ST様&OT様分のカスタムも準備完了。3枚目はティントが綺麗なストック分のミッドレングス・シモンズ。ギリギリで次に回ったSK様分のポインデクスターも交渉して来週シェイプする予定に。上手くするとシェイプの画像もしっかりとって帰れそうです。

ボードチェック後は各自手が空いたところで買ってきたサンドウィッチのランチブレイク。その後もジョシュはグラスオンやホットコート、ポールはサンディング、ジェフはシェイプおります。自分もこのブログを書き終えたら、夕方まで撮影に励みます。




12/06/2012

ittekimasu***

「行ってきます。」
「どれだけネットの環境にいられるか分からないが
現地からのブログや画像もお楽しみに。」


12/05/2012

from day after tomorrow***

 皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、12月7日(金)より15日(土)までショップはお休みを頂きます。


 私事だが、痛めて動かなくなった肩も約3週間しっかり休め、内1週間は始めて薬を服用した事もあり、肩の状態はメンタワイトリップの前の状態まで回復してきたようだ。このままもう少し良くなってくれれば、サーフィン前後に服薬しながらカリフォルニアでも海に入れるかもしれない。
 ただいま仕上げにかかっているボードは、自分のサンディエゴ入りのタイミングで完成する予定である。可能な限りこちらで御紹介しようと思うので、チェックしていただきたい。


12/04/2012

Thank you for the Custom Orders***

 いよいよ出発が明々後日に迫ってきたカリフォルニア行き。今回ももちろんジェフ・マッカラムの自宅をメインにジョシュ・オルデンバーグのところにもお邪魔させていただき、細部の打ち合わせをしながら親交を深めてきたいと思う。そしてトリップで得られたものをお客様や販売していただけるショップ様に大切な情報としてお伝えしていきたい。
 マッカラム&オルデンバーグの両ブランドでは、オーダーカードを手渡ししながら彼らのカードに微妙なところまで説明しながら書き入れてもらえるこのチャンスに、カスタムオーダーをお勧めしている。有り難い事に既にマッカラムでは既に何本ものオーダーをこの1週間程で頂いており、ジェフへのお土産は皆様から頂いたオーダーカードで十分なのではなどと思ったりもしてる。。。後2日しかチャンスは無いが、もしこのタイミングで彼らへのオーダーをお考えの方がいらっしゃったら、是非出発前にご連絡を頂きたい。



*注)もちろん通常頂いているカスタムオーダーについてもメールで細部までやり取りをさせていただいている。ただし、今回のように直接の場合は、文面では説明しきれず身振り手振りを交えたり、一緒に参考画像を見たりしながら説明したりと、より伝えやすい術があったり、目の前で書き入れているところを確認できるという意味で、さらにお勧めできるのではないかと思う次第である。

12/03/2012

Fine Art of Surfboard***

 ジェフ・マッカラムのシェイプするボードは、機能性と共にそのユニークな造形美を見せつける。シンプルでも深みのある色出し、独特な技法などカラーリングでもその個性的なアイデアでひとつひとつのボードを美しく演出している。
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 以前彼に「クリヤーのボードなんて作りたくない。」と言われた覚えがある。確かにショートボードと違い本来トラディショナルなアイデアを今の技術でアレンジしたり、進化させたりするボードなのだから、形とともに色合いでもっと何かを表現してボードそのものの美しさも楽しんだ方が良いだろう。そんな彼が時折作るクリヤー&ポリッシュのボードは、ボランクロスを使ったり、シンプルなホワイトのピンラインやレジンパネルを組み合わせるなど、パッと見ただけでは色気の無いものでも、実はこだわりが詰め込んであったりする。
 今回入荷したフレックス・エッグの製作には技術と労力が必要でだが、その見返りとしてクロスのレイヤーによってレール周やフレックスする翼の見せてくれるコントラストは、とても綺麗なものになっている。そして画像にあるL*7のカラーリングも、ブラック、ゴールド、ブルーなどの複雑な色合いが重なり合い、ストリンガーやフィン周りのクロスのレイヤーを使いあえて表現している色むらは、見つめていると吸い込まれてしまうかのような独特な深みがあり、まるで宇宙でも表現しているかのようにさえ思えてきてしまう。