6/28/2013

Local Session at BR***

 今回のトリップで海に入れたチャンスは3、4回あった。そのうち2回はPBピアーがクローズアウト。そして強オンショア。クローズアウトしはじめたPBをチェックした後、暗くなる前のビックロックで車を止めてスポットをチェック。


 車内から眺められる所に車を止めると、丁度着替えを終えたローカルの重鎮が、ジェフの所へ来て立ち話を始める。まだセットの数が少なく潮も増えて来たので今ひとつだったと言っていたのだが、そうしているうちにも長いセットの合間に綺麗な波が入って来た。まだ潮がついた髪でスケートを楽しむキッズもジェフにひと言挨拶。海から上がってくるサーファーもみんな知り合いなので、誰かがテイクオフするたびに「〇〇だぜ〜。」とか「%&$はメイクできるか。」とか、あちこちから声援が上がる。完璧なローカル・セッションである。




 カレントやバックウォッシュもあるのかポジショニングが難しそうで、テイクオフも一瞬タイミングを間違えれば危険で派手なワイプアウト。それでもこのポイントを知り尽くすサーファー達ばかりなので、みんな綺麗にコンパクトなチューブを楽しんでいた。


 2つ目の連続写真では、サーファーがディープな位置にいるため姿が見えない。しかしこの後彼は見事に姿を現し、みんなが大歓声を挙げていた。

6/27/2013

Vintage K Model***

 カリフォルニアへ行く度に、様々な人々との出会いがある。人との繋がりが自分にとって一番の財産だと思う。そしてそれと同じ様にサーフボードとの出会いも大事にしている。今回のトリップでもショップで御紹介できるボードをカリフォルニアの友人から譲り受けたのだが、その際に自分にはこんなボードを分けてくれた。
 傷だらけのボードも若い日のジェフ・マッカラム達がふる・レストアをした物なので、表面は綺麗にラミネイトされており、フィン先の欠けなど簡単な手入れをすればすぐに海に持って行けるコンディションだ。掛けたビーク・ノーズの先端にはバルサのノーズ・ブロックが取り付けられ、折れて失われていたフィンはゲファードのウッドフィンが再度グラス・オンされている。歴史を感じさせる無数の傷もこうなるとひとつの作品として見る者を唸らせてしまう迫力がある。



6/26/2013

Today's Batch of Surfboards***

 いよいよ待ちに待ったボードの入荷。サプライズもあったり、想像以上に綺麗な物があったりで、開封している自分が今回も一番最初にときめかせて頂いた。


 まずは珍しいユーズドのスキップ・フライ達。
黄色いエッグは7’1”のトライフィン。大きめなリペアー痕も多いが綺麗に直してある。そのほか小傷や小さな凹みはボトムも含め全体にたくさんある印象。ただしまだまだ十分に乗って楽しめそうなコンディション。(既に商談予約(1件))
クリヤーのボードはKモデルのトライフィン。ノーズ寄りに大きなリペアー(両面)ありますが、この傷おろした初日に出来た物だそうで、使用回数はそれほど多くないよう。結構お買い得品なのでは。(こちらも既に商談予約(1件))
最後は傷だらけのビンテージK。デッキ&ボトム共に傷が沢山有り、パッと見た感じではぼろぼろ。しかしながらこのボードジェフ達が昔フルレストアした物だそうで、実は両面凹凸なく完璧に近いウォーター・タイトなコンディション。ただし、グラススープとフィンの先は飾っていて掛けてしまったそう。。。(自分の私物で非売品)

 そしてマッカラム。
渡米時にジェフ・マッカラムのパーソナルを一本分けてもらうことにしたのだが、2本の内どちらにするかを最終日まで悩みに悩んでいた。最近波の小さい日(彼の小さいとはモモコシ〜アタマくらい)に乗ってかなり調子の良い5’4”と、トリップで使って気に入っていた5’8”のLYD。自分的にはブラック&シルバー系のカラーリングと新しいデザインのオリジナル・クアッドがついたボードの方がマッカラムらしくてカッコイイので、5’4”をリクエストしていたのだが、ジェフは最後にフューチャー仕様のLYDにすると決
断。という事で画像も準備し帰国したのだが。。。今日開封してみたら、5’4”のボードが入っていた。。。ナイス!(グラスループを取り付けてから一応販売予定。LYDの商談予約の方に優先権有り)
7’6”の$limっぽいボードは、本当は自分がカリフォルニアで乗るはずだったシングルフィン。レッドティントにゴールドが綺麗なボード。スタイルがでそうなボードですね。(非売品)


 最後はオルデンバーグ。彼の家に泊まりに行った際、削ってくれたニューモデルが2本。
5’10”のニュークアッドは、幅を20インチ程度に抑え、シモンズゆずりの広いスクエアーテールのテイストを残しつつ必要最小限に絞り込み、ノーズはクラシカルなビーク形状のポイントノーズに。こうする事でシモンズゆずりのテイクオフ性能とショートボードの様なパフォーマンス性能をバランス良くブレンドしたクアッドになっている。(ストック)
ウィンガーは6’2.5”のトライフィン仕様(シングル&2+1でもオーダー可)。こちらも幅は20”。ウィング入りのラウンド・ピンテールにビーク・ノーズなのでクラシカルな雰囲気を持つボード。こちらもいろいろなコンディションで楽しめそうなシェイプ。(ストック)


 

6/25/2013

McCallum *Jeff McCallum's personal LYD***

明日入荷するボードの中に
J
e
f
f
*
M
c
C
a
l
l
u
m
のパーソナルボードが入っている

L.Y.D.
5'8"
"for Me"
 *
スポンサードされている
Matuse
&
Brixton
のステッカーもそのまま
既に商談のご予約は頂いているが
どなたの手元に
届くのだろう



6/24/2013

Oldenburg *Fluid Design***

 ジョシュ・オルデンバーグのサーフボード。マークのサブタイトルになっている「フルーイド・デザイン」の言葉どおり、まさに「流体設計」。どのボードもその流れる様なカーブの連続でひとつの形になっている。短いレングスのボードはそのロッカーバランスもあり、ショートボードのテイストにより近いオルタナティブ・ボードになっており、某誌の取材でもショートのプロの方々からその動きの良さに対する評価が非常に高かったようだ。
some boards that Josh recently finished
(not stock for New Evolution)

 ジョシュはショートボードからログまで様々なボードに乗って来た事で、自分のシェイプに対してあらゆるデザインに対応するべくそのスキルを磨いている。さらにボードの製造工程を全て一流の技術でできる事も彼の理論では大切なようだ。こうした事で自らのブランドを立ち上げた彼にとり大切な販売店とは、一人一人のお客様と話し合いその人に一番のボードを選べる所だと言う。そしてそのためにはいかにカスタムオーダーを受けているかが大切であり、彼は弊店のスタイルがベストマッチだと言ってくれている。事実サンディエゴでもストックを販売するだけで一向にカスタムオーダーを取れないショップとの取引を終わらせている。もちろんストックボードの中にベストマッチの物があればそれが一番の近道だと思うし、そうすべくたくさんのストックを持つのも素晴らしいことだろう。弊店では今まで通り厳選したストックを御紹介しながら、ご希望に合わせたカスタムオーダーもどんどんお勧めしています。


 余談だが、壊れている肩の治療も今日で通院しはじめて丁度一年。いつになったら良くなるのか未だ不明だが、J 医大のスポーツ・ウェルネスでお世話になり、月一回の診察と共に受けていたリハビリ・メニューは、次回からよりバランス用身体作りをするべく専門のトレーニング指導を行ける事になりそうだ。腕や肩を動かすトレーニングはほとんどできず、日々のトレーニングもエアロバイクやステップマシーン、そしてランと下半身中心の物ばかり。1年を機にできる事を中心にバランスの良い身体作りを心掛けながら、肩の完治を待つ事にしようと思う。