3/02/2019

Pinder's News Letter * Fish Impression #2**

Aloha! 前回に続き、日本でピンダーフィッシュに乗っている方々から頂いたインプレッションの紹介です。今回はLis Fishです。

前回の分はこちらから。

(写真は5’10 Lis Fishです。)


Gさん
2.乗っているボードのサイズ、モデル
5’7 Lis Fish

3.コメント
同じ5’7で、有名なカリフォルニアシェイパーTwin Fishとの乗り比べ。
DimsToddの魚と同じです(未計測ですがw)

印象深い乗り比べがありました。鴨川のマルキポイントで、ビシッとフェイスの張った胸肩の良い波でした。

一言で表すなら、カリフォルニアの魚が太い筆で絵を描くような印象とすれば、Toddの魚は鉛筆でシャープな線を書くような印象でした。

あのレールのエッジが、張った波のフェイスにもスッと入り、カリフォルニアの魚よりコントロールが楽でした。カリフォルニアの魚はそれらしく、大きなラインでのんびり乗るのが楽しいのですが、Toddの板はクルージングだけでなく、シャープなライン取りも出来る万能魚です(グライド感はカリフォルニア魚が上になってしまいますが)

魚好きとしては、Toddのエッジを効かせた魚の発想はカリフォルニア魚には無く、Toddらしい魚だと思いオーダーして良かったです。これからもビシと張った良い波の時に魚に乗りたくなった時には真っ先に選択したいと思います。


Hさん
1.ホームブレイク
湘南(ビーチ&リーフ)

2.モデル・サイズ
LIS FISH    5.10×21×2  3/4

3.コメント
普段はロングボードやミッドレングスを愛用していたのですが、DVDFISHを観て久々にFISHに乗りたくなり、オーダーを決めました。

初乗りはピックアップも兼ねてオアフ   ダイヤモンドヘッドでした。
もちろん、期待通りのスムーズなサーフィンが出来て満足でした。
気になるのは、普段のホームポイントでのサーフィンでしたが、ビーチ・リーフでもFISH特有の回転性と安定した、テイクオフ、早い波でもタルイ波でも変わらずなスピード感を味わえます。
ホームポイントだけでなく、FISH片手に友人と日本の島巡りを目論んでいます。

余談ですが、このボードは妻からの誕生日プレゼントという事もあり、思い出に残る大切なボードになりました。
マジックボードをありがとうございます。


これまでに頂いたインプレッションはこちらからどうぞ。
ショート、ミッドレングス編

ロング編


まだまだトッドのモデルを紹介しきれていませんが、人気モデルはこちらになります。
ロング→POPE, So Square, Zeppelin
ミッドレングス→Mid-Pin
ショート→Lis Fish, Simmons
来月のサンディエゴトリップでも、人気モデルからいくつか削る予定です。お楽しみに。


Back to Normal***



 昨晩無事帰国いたしました。連休中はご不便をおかけいたしましたが、本日より通常営業となります。気に入ったデザインのTシャツなどを持って帰ろうかと思いましたが、在庫が僅かだったり、時間がなく立ち寄ることができなかったりでした。ただし各シェイパーとの対話時間は堅苦しくならない中でたっぷりと取ることができ、じっくりと親交を深めつつ良い情報をたくさん仕入れて参りました。
 ミツベンの別注シモンズクワッド(フューチャーのみ、残りあと1セット)、マッカラムお気に入りのツインザー(ストック・ツインザー仕様ボードに合わせて販売いたします)などは入荷しておりますので、ご予約の皆様ご都合に合わせてお立ち寄りください。皆様のご来店心よりお待ちしております。

3/01/2019

Going back to Japan***




 もう少しで搭乗時間になります。今回もあっという間の8日間でした。ジェフ・マッカラム、ボブ・ミツベン、リック・クロー、そしてジョシュ・オルデンバーグ。みんなにありがとう。そしてたくさんのカスタムオーダーにみんな大喜びでした。サポートしてくださる皆様にも改めて感謝いたします。
 それではまた日本で!

2/28/2019

San Diego Feb/'19 Day-7 *Rick Clow***

 いよいよ今日が実質的な最終日。朝ジョシュにミツベンの工房まで送ってもらい、お礼の気持ちを伝えお別れです。ジョシュとはおそらくこの秋日本で再会できる予定なので、皆様もお楽しみにどうぞ。ボブのところでオーダーカードを確認したり、ストック分のオーダーシートを作り上げたり、することは幾らでもあります。ランチ後はストック分のシェイプド・ブランクスをジェフの工場へ運び、ここでジェフとも最終の確認やデポジット、フィン代を支払い今回はお別れです。6月にヨセミテにジェフの兄たちとキャンプに行く予定があるので、おそらくその時に再会となります。一旦ミツベンの工房へ戻り、最終確認を済ませボブの運転で今晩お世話になるリックのお宅に。


 ミツベン 創業当初からボブとリック二人の手でボードを作り上げてきたこともあり、二人の絆は想像を超える深さです。サーフボード工場を大きくしていた時期もありましたが、現在ボブはシェイプ、リックはインボイスやフィン作りに専念。ナイフ・クラフトマンとして認められた地位を持つリックだけに、ウッド製のフィン作りはお手の物なのでしょう。丁寧な流れるような動きで常に素晴らしいクオリティーのフィンを作り上げています。







 ナイフもバックオーダーが溜まっているので、夜や週末はナイフ作りを楽しみながら過ごしているそうです。一本8万円から10万円はするオリジナルデザイン、ハンドクラフトでハイクオリティーなナイフ。日本ではなかなか出番はないですが、こちらではみんなパンツのポケットに付けているんですよね。スタイルがありますね。





San Diego Feb/'19 Day-7 *Alpine***



 7日目の朝。アルパインのジョシュの家です。朝のトラフィック(渋滞)避け9時頃に出発し、ミツベンの工房へ送り届けてもらいます。そして最終日はミツベンのリックの所にお世話になる予定になっています。


昨日休憩後、ランチまでに一旦目を休めたので、結局ボンザーエッグは仕上げてしまいました。

 クリーンなボトム・コントゥアー

そして週末に引き渡しするカスタムオーダーにレジンでスピヤー型のパネルを載せていきます。気温が低いのでヒーターで部屋を暖めますが、なかなか暖まりません。。。



そして完成。あとはサンディングしてグロスしてウェットサンドで仕上げるそう。なんとの子お客様はラスベガスからボードを引き取りに来るんだとか。ユーザー様からの信頼の厚さを改めて実感ですね。


 そして、遅めの午後ジョシュがメンバーになっているゴルフクラブでランチタイム。その後サクッとショートコースを5ホールほど回りました(自分は故障した肩が怖いので見学です)。なかなかの腕前で、1箇所はピンそば20cmで一瞬はホールインワンかと思ったほどでした。

 その後は買い出しをしてジョシュのフィッシュBBQとレキシーの作ってくれたワカモレでフィッシュタコスの夕食。波がなくサーフィンはほどんどできていませんが、その分違う角度から普段経験できないことをたくさんさせていただいております。
 さてそろそろ道も落ち着いてきたようなので、出発の準備を進めていきますね。ではまた後ほど。

2/27/2019

San Diego Feb/'19 Day-6 *Josh Oldenburg***




 昨日夕方ボブの家でピックアップしてくれたレキシーとジョシュ。Cabo San Lucas からの帰り道、サンディエゴ空港から直接迎えに来てくれたそうです。ありがとう。アルパインに入りまずはレストランへ。美味しいフィッシュ・サンドウィッチを頂きながら、早速近況を確認したり。助手の家にたどり着くと昨日から急にはじまった時差ボケの影響もあり、カウチでしばし寝てしまった様子。



 朝6時に目覚めるも迂闊にも二度寝してしまい、7時半熱いシャワーで目を覚ましたす。すでに早朝からシェイプの仕上げをしていたロングボードにサインをして完成。

 最近試みているというエポキシでラミネートしたショートボードをチェック。クロスにも新しいテクノロジーを取り入れてみているそう。



 続いて荒削りしてあったエッグをシェイプ。






 最後にボーザーフィン用のコンケーブを入れて8割型のシェイプを済ませたところで、今日のシェイプは終了。このボードは後日フレッシュアイでチェックし完成します。ただいま10時半。一旦休憩している間にブログを書きています。ジョシュはすでにサンディングやピンストライプの準備に取り掛かった様子。自分も追っかけて撮影に行ってきます。


2/26/2019

San Diego Feb/'19 Day5 *Mitsven Surfboards***


 サンディエゴ、5日目。波チェックすらしない程波が無い。。。簡単な朝食をいただき、7時に工場へ出発。ここでリックと久しぶりに再開です。相変わらず工房内は納品待ちのボード、グラッシング待ちのシェイプド・ブランクス、そしてこれからシェイプにかかるブランクスがみっちり。








 午前中はニューエボリューションエッグのバリエーションでもあるアークテールのテールをアップデート。今まで以上に力のない波から乗りやすいボードになるようアークを広めにしてアウトラインをアジャスト。細部にわたるまで綺麗なカーブが出来上がったので、完成が楽しみです。今回は7’4”のシングルで自分用のテストボードになる予定です。









 ジェフからのオーダーフィンなどで忙しそうなリック。さすがナイフクラフトマンだけあって、フィンのクオリティーが素晴らしいんです。




 忙しい中、カスタムオーダーの細部確認にランチミーティングに来てくれたジェフ。




時間をかけて作ってくれたスモークサーモン。絶品でした。たっぷりと買っておいてくれたシロントロ(パクチー)と一緒に平らげさせていただきました。



2/25/2019

San Diego Feb/'19 Day3&4 *Bob Mitsven***

 ボブのお宅に到着するとまずはFEVRの井出さんから預かったセットスーツをボブに渡します。ボブのツインキール に乗ってくれている井出さんからボブにウェットスーツを提供していただきました。チームライダーなのかといって甚くお喜びの名称ボブ。早速そのクオリティーに驚いておりました。




明日の夕食用にとスムースするサーモンの漬け汁から手作り

17時を待ってカサドレス・タイムズ
 夕食はラメさのメキシカンの名店マリオスで美味しいシュリンプタコスをご馳走になりました。

 日曜の朝、サイズがなくプアーなコンディションですが、せっかくビーチに来たのでサクッとサーフィンすることに。

着心地の良いウェットを見にまとい満面の笑顔



 波がなくてガラガラなビーチですが、日本だったら混雑する程度のクオリティーは十分にあり、形も良く結構ロングライドできます。ミツベンのジプシーとスキップ・フライのロングフィッシュを取り替えて乗って乗り味の違いを楽しむことができました。波が良すぎて混雑した日曜よりかえってよかったのかもしれません。






 海から戻りちょっと遅めの朝食。もちろんボブ手作りの紅芋のハッシュブラウン、アボカドと目玉焼き。時間をかけて作ってくれるハッシュブランの食感が堪りません。野菜ジュースと頂きました。



San Diego Feb/'19 Day3 *Joshua Tree 2***




 ゆっくりとテントで眠りちょうど夜明け前に目覚めました。残念ながらカメラの電池が切れてしまい(予備は鍵の掛かった車の中)日の出はiPhoneで撮っただけですが、朝日で照らされ暖かな岩の上で本を読みながらのんびりジェフが外へ出てくるのを待ちます。


ヒルバーグ のテント最高です。
やはり4シーズン使用可能なアクト、
設置も撤収もあっという間にできて
使ってさらに気に入ってしまいました。



 アウターの内側の結露は完全にアイス状態。昨夜凍り始めていた水たまりは分厚い氷になっていました。着込んでいるので寒くはありませんが、暖かな日差しが有難いですね。



ジェフの入れてくれたコーヒーで軽くカッテージチーズの朝食タイム






 こんな素晴らしいところでキャンプが出来て最高でした。改めてジェフに感謝です。撤収後は名所を数カ所周り、来た道とはちがうゲートへ向け進み帰路に。帰りは峠を越えて景色を楽しみながらのんびりとサンディエゴに戻りました。
 15時にボブの待つミツベンの工房までジェフに送り届けてもらい、ここでバトンタッチ。今日からボブのところにお世話になります。(スケジュールタイトなジェフとは、来週中に一度ランチを一緒にとり、そこでカスタムオーダーの確認を出来るように段取りしました。)