6/24/2017

Edge Board & Samrai, Friday***

金曜日は潮の動きに合わせランチタイムが終わる頃にビーチへ。サイズは小ぶりながらも地形に合わせて綺麗なブレイクが幾つか。今日はアンドレイニの6’6”エッジボード一本だけを積み込んで来たので、ワックスアップし早足で海に。


 エッジボードといえば、天才ジョージ・グリノーが考え出したボードデザイン。60年代の終わり考え出され、長年の間にセールボートでのエッジボードの研究などがあり、そして今その真価をアンドレイニ氏がグリノートのアドバイスをもとに検証。アンドレイニのデザインには現在のグリノー自身の感覚でのエッジボードの考えをしっかりと踏まえてアップデートされた細部のチューニングが施されております。そして、アンドレイニ発信で新たにエッジを削り出しているAPEのアンダーソンほか多くのシェイパーのそれぞれに違った魅力のあるエッジボードもきっと性能が良くなっているはずですね。

 APEはレールも割と薄め(7’8”&7’10”はややボキシー)で軽快でエッジも極端に立ち上がっていないので、とても軽快な動きが楽しめる印象ですが、こちらアンドレイニはフルボリュームのアンドレイニらしいレールにしっかりと立ち上がったエッジがあるので、前足の位置が正しければ、しっかりと加重することで素晴らしいパフォーマンスを感じられるボードです。エッジの外側が生かされるボトムへまっすぐに降りる際などは独特な浮遊感のあるハルライクなスピードを、そしてターンをする際は、レールの他にエッジも噛んでくれるので、エッジの中のコンケーブとの相乗効果で気持ちよい思うようなターンをさせてくれます。小さすぎる波では性能を感じ取れるかどうかわかりませんが、程よいサイズの波はもちろん、6’6”なら小波だってゆとりで遊べることは間違いないでしょう。


 この日も右に左にサイズ以上のクオリティーを感じられるピークには人も疎ら。潮のタイミングで中身の濃い2時間を堪能させていただきました。最初のうちこそボリュームにちょっと慣れが必要でしたが、上がる前にはバックサイドに思うようにターンを繰り返したり、プチ・ディップやプチ・リップも楽しめる感じでした。普通でいて個性的なとても面白いボードです。




  それからこちらは1993年式 SUZUKI JIMNY JA11型。走行距離40000kmプラス少々。前オーナーはノーマルでの使用でオフロード使用なし。と、きわめてよいコンディションの車を進めてくれた岐阜の専門店で好みのチューンナップをしていただき、3ヶ月ちょっと待って22日(金曜)いよいよ納車となりました。しかもこれがこの車との初対面なので、感激もひとしおです。以前乗っていたミゼットII同様、よろしくお願いいたします。
ジムニーは国内のみならず海外にもサムライという車名でたくさんの愛好家を持つ、ラダーフレームの本格4WD。海での使用がメインなのでここまでしなくてもよいのですが、やりすぎない程度に大人な感じのチューンナップなどと、自分なりにこだわっていたらこんな感じになりました。

本当はマフラーは純正でもよいかと悩んだのですが、後付けは大変なので思い切って車検対応のマフラーにしてみました。ただ思ったより重低音がイカしすぎている感じで、自分には合っているのかどうか。。。

 特にエンジン関係はしっかりと見てくれているし、エアーや水回りのホースは全て交換して、しっかりと仕上げてくれているので、インタークーラー・ターボの効きもいい感じで、マニュアル・シフトとの相乗効果で運転自体を楽しくさせてくれる車です。高速走行も90kmベースであればストレスなく走れるので、当初の80km予想よりも格段に快適で、以外とこの子なら海だけでなく冬の八ヶ岳や北アルプスなどにも行けるかもしれないと、真剣に考えております。


 余談はさせておき、土曜の朝は最寄りのポイントを回ってみましたが、ロングボードでもSUPでもかなり厳しいコンディション。海辺のドライブで終了となりました。ちょっと水不足がきになる今日この頃。雨の季節ですから、一気に集中豪雨などというのではなく、日々ほどほどに水位を上げてくれる雨が降ると良いですね。皆様も良いサーフィンができますように。

6/22/2017

Pics of Todd Pinder***