グラッシング・ルームにはちょうど「4'9" twin-fin spoon」がホットコートされている。オリジナルと思われるスプーンに実際に乗って試して、比べながらすでに何本ものスプーンを作ってきたジェフが、サンディエゴの伝統ともいえるツインフィンとミックスして作り上げたツインフィンのスプーンだ。
ファクトリーのオーナーや同僚もその仕上がりの美しさをチェックしていた。
もちろん乗って楽しむために作られたニーボードではあるが、そのアート性から考えて照明を当ててリビングに飾っても美しいだろう。。。

いったんファクトリーをひととおりチェックさせていただくと、ジェフは何かしたいことか行きたい所はないかと聞いてくれたので、迷わず一言「surfing!」。。。笑
しかし状況は残念ながらどこもプアー・コンディション。
そこでジェフの12ftのpaddle boardとアーニーさんからお借りしたSUPを車に積み込み、とりあえず海に接するとこにしよう。
到着したラホヤ。ジェフはゴーグルやスピヤーなどダイビングの道具をデッキのゴムバンドで固定してパドルアウトし、ポイントで準備を始める。自分は一人右に左にのんびりとエクササイズを楽しもう。
それほど長い時間ではなかったが、うねりが押し寄せれば最高の波が立つ数々の名だたるブレイクを沖から眺める機会もなかなかないだろうと思うと、今日はとても貴重な体験をさせてもらえた気がする。そして何よりも海に入れたことと気持ちよく汗を流せたことがうれしかった。。。
ボード返却のためもう一度ファクトリーへ。










その後、日本でスイフト・ブランドの6'4" Quaggを運良く手に入れることができた。そして、ロングボードでは手に負えないややジャンキーなサイズある波で乗ったとき、やはりターン後の伸びのあるスピードとクイックな反応でそのコンディションが気にならないほど、楽しい思いをした。 

