梅雨入り前の山行は八ヶ岳へ。冬季に登った際はガスで全く視界がなかった赤岳にリベンジ。ソロで登ってみたかった真教寺尾根から登り、赤岳展望荘泊。翌日は阿弥陀岳ピストンをし県界尾根からの下山ルート。
美し森ロッジの駐車場から望む赤岳。
隣に駐車していた方から情報をいただき、ゆっくりと準備を済ませ6:45出発。途中痛恨のコースミスで10分ほどのロスタイム。そして2時間少々で牛首山到着。ここで一旦食事休憩。ここまでの樹林帯の登りがこの日はかなり堪えました。。。
牛首山から権現岳と三ツ頭。
(この時はまさか翌日あそこに登るとは思いもよりません。)
この後もゆっくり止まらず登り続けられるペースで一歩一歩高さを稼ぎます。そして終盤岩場の急登(鎖場の連続)が始まる所でポールをしまいヘルメット装着。ここでテンションアップ。ワクワクしてきましたが、慎重に気を引き締めていきましょう。三点支持の基本に忠実に。一箇所だけ湿った土の鎖場があったので、そこは無理せず鎖を使いましたが、その他は手のホールドがどうしても見つけられなかった二箇所以外は鎖は使わずクリヤー。まだかじっている程度ですが、ボルダリングでの経験が生かされます。
こんな鎖場が延々と続いちゃいます。
平日で空いていたので、一旦足場を確保して撮影してみました。
撮り飽きてしまうほど、鎖がいっぱい。
(全ての鎖を撮影したわけではありません。)
赤岳 2899m
中盤までの辛さは楽しい岩場で吹っ飛んでしまい、気がつけば(12:25)山頂着。
前回は視界ゼロ。今回は視界100%快晴。
右が登って来た真教寺尾根。
左が明日下るはずの県界尾根。
二つの尾根の先に見えるのがスキー場のベース。
ちょうどその右下から登って来ました。
岩場を下って今日の宿泊先赤岳天望荘へ。
13:30、天望荘着。
この日の天望荘は19名のツアーが入っていたので少し賑やかでしたが、それでも空いていて快適。まずは生ビールで自分にご褒美。名物の釜風呂は湯冷めしそうなのでパスし、食事までの時間は談話室で持参したバーボンのお湯割をいただきながら読書タイム。食事はバイキング形式なので、お肉の代わりにたらの芽の天ぷらをメインに、やはりソロでいらしていたMBさんと会話も弾み楽しく夕食をいただきました。
食後は、ダウンを着込んで外へ。
北アルプスの脇に暮れ行く最高のサンセットを堪能させていただきました。
日没後は談話室で引き続きMBさんと飲みながらの談話タイム。色々とお話を聞かせていただく中、なんと明日のコースもアドバイスをしていただきました。実は電車利用での山行が可能なら行ってみたかった、キレットを通るコース。そして権現岳から三ツ頭、天女山へ降り、遊歩道を5キロほど歩いて美し森に戻るロングルート。膝に不安はあるもののチャレンジの価値ありで、コース変更することに。20:20。明日も朝が早いので休むことにします。疲れて眠気が感じられない中、この日も秒殺で夢の中に。。。