4月は3日の休みを最後にその後20日間は納期に追われてギチギチに働きづめとなってしまった。スタッフみんなで頑張った甲斐あり最後の山も金曜に何 とか仕上げることができたので、土日2日間は久しぶりにサーフィンができそうである。。。笑顔
サイズはムネカタからヒザ波まで、潮の変化とポイントで波質にも変化があり、充実感いっぱいのサーフィンを楽しませていただいた。
この週末の使用ボードは、
「Wegener 5'10" Bluegrill」
「Anderson 6'0" Slide & Glide」
「McCallum 5'1" New Fish」
「Andreini 7'0" Vaquero」
「Skip Frye 11'00" Eagle」
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皆さん気になるところは、やはりアライヤからの進化版ともいえる2本だろう。
土曜の早朝4時間ほどみっちりとブルーギルに乗り込んで見ることができた。バッケロゥも持ち出し数本メイクしたものの、このボードの面白さに結局ほとんどこのボードでサーフィンしてしまったほどだ(翌日も1時間ほどはこのボードでサーフ)。
見た目の特徴はアライヤを意識したノーズブロックとレールのウッド使い。クリヤーのフォーム部分の味気なさをカバーしてくれている。フィンはちょっとチャチな印象もあるウッドフィンがあとからグルーでオン。これは乗ってみてから思わず納得、「あとから自分でフィンをカスタムしその違いを味わって見なさい」とジョンが言っている気がする。。。 浮力はショートボード以上フィッシュ未満といった感じなので、自分は5'10"でもストレスなく楽しむことができた。
そして乗り味はやはりアライヤにかなり似た性格だがその浮力のおかげで非常に乗りやすく、さらに小さなフィンのおかげでスピンアウトしにくくなっている。フィンの性能をここまで味わうことができたのはたぶん初めてだろう。そのスピードはアライヤほどではないにしても快感とさえいえるほど早くアライヤのコントロールの仕方が分かる人なら、ボトムターン、ラインコントロールからカットバックやリップアクションもこのボードなりにメイクできると思う。自分でさえバックサイドでディップしたり、上記のようなことを十分楽しむことができたので、ある程度自信のある方はチャレンジしてみると面白いと思う。数本だけフロントにも走ったのだが、さすがにこちらは比較的イージーにコントロールできるのでより快適に動き回ることができた気がする。
掘れ上がってくるところでテールの意識を忘れレールを入れすぎて何度かスピンアウトしたことが次回への課題のひとつだろう。。。
そしてスライド&グライド。
こちらのほうが若干浮力が少ない感じだが、それでも浮力不足を感じるほどではない。
まず見た目はこちらのほうが圧倒的に色っぽい。カラー&ピンライン、ノーズ寄りがコンケーブ気味のデッキ、それから何といってもボトムのスロットルとも言えるディープ・チャンネル、そして一体感のあるグラスオンされた小さなバンブーフィン。見ているだけでワクワクしてくる。。。笑
乗り味も大まかに表現すると近いものがあると思うが、スピードについてはブルーギルに軍配が上がる気がする。ただしコントロール性能はこちらが上ではないかと思う。トータル的に考えるとよりアライヤライクな乗り味とスピードを感じたければブルーギル、コントロール性能を重視し、さらにカラーリングやデザインでも楽しめるボードをチョイスするならスライド&グライドといったところではないだろうか。
どちらもしばらく乗り込んでみようと思う。そして乗って見た結果、自分のイメージではこのボードどちらか1本持って海に行くのも十分ありの気がしている。
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イーグルのグライド&スピード、ニュー・フィッシュはサイズがなくても楽しめるショートレングス・ボード、バッケロウでハル・ライドとほかのボードもたっぷりと楽しませていただけた。
久しぶりに海に入り改めてサーフィンの素晴らしさを感じることができた。温かな太陽、波を運んでくれる海、友、そしてサーフィンに感謝。