12/02/2010

from Jeff *Stand up Spoon***

 昨日のブログでご紹介したMcCallum Surfboards のニューモデルのひとつ「スタンド・アップ・スプーン」。
 昔ながらの製法でスプーンを削りだし、自らがビッグ・ロックで幾度もバレルをメイクしその性能を理解している彼だからこそ、ここまでこだわったモデルになるのではないだろうか。。。
 
 スクープられたデッキはスプーン同様にテールエンドまでしっかりと施されており、ディスプレイスメント・ハルのボトムは確保しながらもセンターにはシングル・コンケーブを入れ、フィンは自らが乗っているスプーン同様のクアッド・セッティング。浮力を確保するための厚みとスタンドアップを考えた上でのストリンガーなどテストしてきたからこそチョイスできる絶妙なバランスが随所に見てとれる。。。
  
 昨年来日した際ご紹介させていただいたプロト・タイプは、非常に薄くテイクオフすら厳しいかなりハードなものであったようだ。このボードのファーストシェイプは完成後1カ月ジェフがテストし、次に自分がテストするはずだった。しかし1ヶ月後「今やすっかりお気に入りとなりもう1か月テストしたい。」と言ってきたかと思えば、翌月には「友人に貸したら帰ってかなくなってしまった。」という状態に。。。涙
 まあそれだけ調子が良く、幅広いコンディションで楽しめるボードに仕上がっているということなのだろう。。。
 
 こちらは、ようやく届いた「5'4" for NOBU」だ。
”I can't wait to ride it!"
という感じである。。。

12/01/2010

from Jeff *a cool link of Jeff McCallum interview***

 今日、ジェフから届いたメールの最後に「Here's a cool link」と Drift Europe でのジェフのインタビュー記事がリンクされていた。 (文字をクリックするとリンクします)
 
 12月に入るとしばらくフランスに行ってシェイプをするジェフの注目度の高さがうかがえる。
 

 フランスでのシェイプについて、ジョエルとの関係について、そしていくつかのニューモデルについて書かれている。               *All photos from Drift Europe***

 数年の歳月をかけて遂に完成した「Stand up Spoon」については、自分のアイデアを取り入れて完成に行ったた事にも触れてくれているところはうれしい限りである。。。 ただし、自分はあくまでもイメージしたものをジェフに伝えるという助言をしただけのことで、実際いろいろとテストをして来た上、最終的に形にしているのは100%ジェフ本人である。 

 2015年でシェイパーとしてはリタイヤ?!

11/29/2010

Nov/20,21,27&28/2010 *Surfing and Body Surfing***

 11月後半の週末も充実したサーフィンをさせていただいた。。。
ポイントやブレイクも様々だったので、いろいろなボードでたとえ一瞬であっても波とシンクロでき気持ちよかった。
 
 まずは20&21日。
 まずはこちら。今やすっかりメイン・アイテムとなっている「McCallum Hand Gun」&「Da Fin」の組み合わせ。形の良いブレイクでは非常に長く奇麗なラインをメイクできる。テイクオフ後ダウンザラインを楽しむ以外にも、大きく方向を変えるターンをしたり、ラインを修正するための動きなどバリエーションも増えてきたので、さらにのめり込んでしまいそうである。。。笑
 
 「McCallum 7'6" 2nd Generation Simmons」
幅広い波で持っていこうという気持ちになるマジック・ボードのひとつ。ロング並みのテイクオフから思いのほかクイックなターン性能とドライブ感は、まさにマジック?!
 
 「McCallum 5'11&1/2" Quagg2」
ややオーバーフローだが、もともと浮力のあるボードは苦手でないうえクイックな動きをしてくれるボードなので、これはこれで面白い。とても頼もしいオールラウンドボードである。。。
 
 
 この週末。

 土曜の朝、セットはワイドなダンパーだが、切れた波を選べばギリギリのパワーゾーンをキープして楽しめそうだ。人もそれほど多くないので迷わず選ぶは「McCallum Hand Gun」&「Da Fin」。最初のうち周りのサーファーが若干変な目で見ているが、数本メイクしてみると納得してもらえるのか若干アウェー感は薄くなる気がする。フィンのおかげでテイクオフも非常に早くスムース。まっすぐにテイクオフした後は早く張った波でダウンザラインを楽しみ、最後の一瞬小さなバレルの中に?!そして目、鼻、口からウェットの中まで砂まみれ。。。涙 それでも人が増えるまでの1時間ほどたっぷりと楽しませていただいた。。。笑顔
 
 そして「McCallum 5'6" Chub Sub」。ジェフからユーズドで購入したスモールウェイブ用モデルのライトウェイト版(通常のものよりまきが軽い感じ)である。今までぎりぎりのラインをハンドガンでメイクしていたためか思いのほか際どいのポジションをいつもよりゆとりを持って走ることができる気がする。テイクオフ後ノーズが引っ掛かるギリギリのボトムを使ってターンしたり、早めにハイラインをキープして、上下に動いてフェイスをかっ飛んだり、クイックに当て込んだり。ボードが良いのはもちろんだろうが、視点が変わったことで得られたものがあるのも事実だろう。。。
 
 
 土曜夕方も相変わらずのコンディション。しかも切れいた波が見当たらない。。。
人がバラけるまでと思いチュブサブで入水したものの一本メイクして確信し、あっという間にハンドガンにチェンジ。しかしこれがやはり正解らしく、合計2時間たっぷりと掘れたフェイスを突っ走り、心一杯の満足感と体一杯の砂を頂いた。。。
 入れ違いで一緒に入水できなかったOGさんがメールにこんなことを書いてくださった。
「ハンドガンのロールケーキのようなチューブ、しかと見届けました!」、さらに「ハンドガン楽しそう。波待ちはLooks like 海ボウズ♪」だそうだ。。。笑
 
 
 日曜はオンショアがビュービューの中、クイックサーフ。
「Andreini 5'11" Bullet」もこのジャンクなコンディションではどうしようもない。何もぜず帰るよりも海に浸かっただけでも気持ちよかった。
 東京に戻り2時間の臨時営業後、やはり物足らずいつものジムで軽く流して2,5km一本泳いでみた。
 
 Love, Peace & Surf!