7/24/2009

18th/May/2009  San Diego  Part-1

Naoがマニの家の玄関から入ってきた音で目がさめたようだ。
小鳥達のさえずりがさわやかな少しだけゆっくりとした朝。
窓の外はすぐにでも晴れてきそうな薄い曇り空。
エクスポの疲れだろうかマニはまだ休んでいる気配。
Naoとおはようの挨拶を交わすと、波チェックに行った彼から、サーフィンは不可能なほどの小さなショアブレイク、つまりフラットという悲しい知らせだ。
カリフォルニア4日目の今日も波乗りのチャンスに見放された。。。



朝の空いた時間をサッと使い、Naoの的確な判断で以前に購入済みのボードを知人宅からピックアップして戻ると、丁度起きてきたマニはいきなりリビングにスキップ・フライのボードがあるのに少々サプライズ。。。笑


ゾーイも一緒にスワミーズ・カフェまでドライブし少し遅い朝食を頂くことにしよう。
メニューにはいつもヘルシーでボリューム満点のうえとても美味しいものばかり。今日は大好きなバニラフレーバーのコーヒーと共にパラペーニョが効いたメキシカン・ブリトーをオーダー。PCH沿いのオープンエアーでゾーイと4人のんびりと朝食を楽しんだ。。。



お昼に近い時間にソラナビーチのサーフショップで待ち合わせたジェフといよいよ合流だ。
ここからはマニ&Nao、ジェフと自分がそれぞれに別れ別行動をすることになる。
しばしの別れだがここまでのお礼の気持ちをマニとnaoに伝えると、2台の車はPCHをノースとサウス別々の方向へと走り出した。。。




まずはジェフのファクトリーへと向かうことにしよう。
募る話は尽きることなくなぜだか懐かしくさえ思える景色の中を走り抜け、あっという間にファクトリーに到着した。




まずはジェフのシェイプルームをチェックさせてもらおう。タイミングよくシェイプ中なのはニューエボリューションのストックボード達。
まずは「6'8" Maravich」。
タバルアのトリップをイメージし決めた小波のプアー・コンディションからザ・デイまでカバーできるレングスのシングルフィンだ。

そして奥の立てかけてあるのは「10'00" 2nd Generation Non-flex Simmons」。
スプーンとシモンズをジェフ独自の理論でミックスし、シモンズに敬意を表しながらステップアップしたスペシャルボードのノンフレックス版だ。
ただし、さすがに10フッターとなるとジェフもクレイジーと言っていたが。。。笑
ちなみにこれは自分のパーソナルとしてオーダーしたものである。
(このあとすぐに9'0"と9'6"もシェイプする予定である)


次に完成したボードが発送までの間ストックしてあるラックをチェックしよう。
ここではすでに出来上がっている2本の「フレックステール・ハル」をチェック。
ジェフと2人で考えた彼の造るスペシャルなディスプレイスメント・ハルだ。
カラーはジェフの大好きなブラックと自分のリクエストでハルらしくもあり、途中で無くなるテーパードストリンガーやフレックスのテール部分がよくわかるクリヤーの2色。
このスペシャル・モデルのつくりや機能は、ご来店いただき御自身の目で是非見てもらいたい。。。

さて次回はいよいよ奥にあるグラッシング・ルームへ。。。。

7/23/2009

from Jeff Mccallum *new board for Mitch Abshere and his new family*

ジェフもかなり忙しいようで、珍しく1週間ほどメールが来ない。
詰めたい話もたくさんあるため先ほどメールを書いていた。。。


フッとスピーカーからメール着信の合図が鳴ったので、ほとんど完成しかかっていてメールを書く手を止め、メールをチェック。
驚くことにジェフが同じタイミングでメールを書き送信してくれたようだ。
以前も何度かほぼ同時ということがあり、ジェフから驚いたとメールをもらった記憶がある。。。笑


内容はさておき、面白い画像を添付してくれたのでこちらで紹介させていただこう。


画像のボードは、ミッチ・アブシャーご本人がジェフにオーダーしてくれたピッグ・タイプのロングボードだ。
以前にピックルことタイラー・ウォーレンが「Mccallum Surfboards Stand-up Paipo」を購入し、物凄くストークしていると聞いたのだが、そのフッテージを撮っていたミッチさんもパーソナル・ボードをカスタム・オーダーしたそうだ。
ジェフが素晴らしいデザイナーでありシェイパーであるのは間違いないことだが、こうなってくると徐々にではあるが画像や映像で彼のボードを目にする機会も増えてくるのではないかと、今からワクワクしてしまう。。。


ちなみにただいまパーソナルとしてオーダー中の「Mccallum 10'6" Mac Deville 」もジェフのアイデアで画像のようなカラーリング(色は少々違うが。。。)で進行中である。









お次は彼のニューファミリー。
イングリッシュ・マスティフの「Kimpo(キンポ)」君。ただいま14週目のかわいい子犬だが、すでに44lbs(約20キロ)もあるらしい。
しかもこの10日間でなんと10pounds(約4,5キロ)も体重が増えたそうだ。。。



ちなみに我が家の老チワワミッキー&アリスは2キロ前後。
2歳になったデイジーは極小の部類なので1,5キロ弱しかない。。。
比較するには無理がありすぎるか。。。笑









7/22/2009

18th & 20th/July/2009 *surfing*

夏本番となり海の日を含めたこの連休ショートトリップなどに行かれた方も多いのではないだろうか。

残念なことに自然の猛威で一部の地域には災害が起こってしまったようである。。。



自分の滞在中だった南房総も19日は早朝から吹いていた強風がどんどん強まり日中は木々も倒れんばかりのまさに暴風となった。
こんな日は無理をしても良い結果は生まれないので、久しぶりに別荘でのんびりとさせていただいた。午前中は風がかわせる奥まった屋根付きのウッドデッキで英文雑誌などの読書を楽しみ、少々だが下手な英語のお勉強。。。笑


午後にはなるとうれしいことに海友でチワワ仲間のKN夫婦が遊びに来てくれた。
12&13歳の老チワワたちが膝の上などで眺める中、若い2匹は目にもとまらぬはやさで走りまわりとても楽しそうにじゃれ合っていた。。。




さてさて肝心のサーフィン。
土曜早朝まずは友人が作ってくれた「Original Alaia 6'0"」で入水。
波のコンディション&オイルの加減でどうも先週のようにうまくいかない。。。苦笑
もともとトレーニングにと泳いでいたりするのでパドルこそ気にならないものの、力なくフェイスがあまりないトリッキーなブレイクではうまくテイクオフができず少々苦戦した。。。
何本か短いながらもメイクできたのだが、イメトレの成果もありスライドし始めたレールを入れなおしてフェイスをつないで走れたのが今日の収穫だろう。。。

予想したとおり潮の加減で状況は悪くなる一方だ。
今度は「Skip Frye 7'4" Magic Model」にチェンジ。
アライヤの後ということもあるだろうが、小波でも十分楽しめる。
フォームボードの浮力が凄すぎて海面から強い反発で持ち上げられるように感じたり、フィンがあるボードでのターンの気持ちよさを再確認したりと、小波でけしてきれいなブレイクと言えないコンディションでも、十分に楽しむことができた。



海の日。
やはりまずは「Original Alaia 6'0"」で入水。
波数が多いうえピークが少々遠いのだが、アライヤでのパドル(スイム?!)もだいぶ慣れてきて、いくつものドルフィンを繰り返しながらも気にせずのんびりゲティングアウト。
今日はサイズもありアライヤでのテイクオフには先日ほど苦労しないで済むのだが、やはり今日はピークへ戻ることで時間と体力を大分使いそうだ。。。
それを考えて一本一本を大事にメイクしたおかげか、フェイスさえ綺麗にある波であればとりあえずテール寄りのレールを使って走ることはできたうえ、2本ほど気分的にはかなり長く多少のマニューバーを描きながら走ることができた(実際はほんの数秒だろうが。。。笑)。

さてさて人も増えてきたので、そろそろボードをチェンジ。
今日は「Velzy 8'4" Malibu shurreder」。
尖ってしゃくれた様な怪しいロッカーのノーズ、大きなヒップにシングルコンケーブ&シングルフィン、どこをとっても怪しくてこんなボードに魅力を感じるのはかなりの変わり者(?!)。。。笑
しかしユニークで???というボードほど、その機能が凄いことにビックリさせられたりするから堪らない。。。
(これはMccallum 2nd Gen & s.u.Paipo, Mandala & Eli Twubbie, Mirandon Porpoise, FIneline P-38, Zamora Finless やChristenson assym fish などにも言えることだと思う。。。)
違うピークも含めバラエティー豊かな波で楽しませていただき、本日は終了。



アライヤについて。
興味ある方々はどんどんチャレンジするべきだと思うが、各自のレベルやその日のコンディションは勿論のこと、ホームではないポイントでは、特にそのポイントの空気やリズムを理解した上でそこでチャレンジ可能かをしっかりと判断し、けがをしたりさせたりしない状況をしっかりと考え、十分に注意をして頑張ってみていただきたい。
(もちろんアライヤでなくとも同じことなのだが。。。)



そしてビーチにはサーファー以外にもいろいろな方が訪れ、海も道路も非常に混み合う季節がやってきた。。。
皆さんも事故やトラブルにいつも以上に細心の注意を払い、いろいろな意味でチャレンジする勇気同様、時にはやめる勇気をしっかりと持ち、夏の海をそれぞれのスタイルで楽しめると良いですね。。。

そしていつも自然への感謝の気持ちをお忘れなく!