11/09/2012

from Chris Japan Limited New Model *Tiger Cub***

グレッグ・ロング
ブラッド・ガーラック
ミッチ・アブシャー
マイキー・ディテンプル
他、信頼を置けるライダー達からそのシェイプに絶大なる信頼を置かれている
クリス・クリステンソン。
ジェフ・マッカラムもクリスとの繋がりを大切にするシェイパーの一人で、
先日もお話しした、スキップ・フライから受け継がれるシェイパーとしてのあり方は、
既にジェフからジョシュ・オルデンバーグにも受け継がれている。
そんなクリステンソンからニューモデルの情報が届いた。
「TIGER CUB」
JAPAN LIMITED(日本専売モデル)
ややボリューミーなイーグルノーズ、ゆとりの幅、
そして80’Sを彷彿するソフトスクエアーテールが、
日本の小波や厚めの波でもスムースなテイクオフを可能とし、
切れ味のあるターンをしてくれる。
レトロな感覚とパフォーマンス性の両方を楽しめる大人の一本。
膝〜ダブル・オーバー・ヘッドに対応する。
 *
OUR STOCK BOARD

5'10" * 19&3/4" * 2&7/8"
販売価格128,100円
ショップ入荷は20日頃の予定である。
また、今なら5'6"*19&3/8"*2&3/16" & 5'8"*19&1/2"*2&1/4"
もお取り寄せが間に合うかもしれないので、
ご興味ある方は即ご連絡ください。

11/08/2012

eco item***

自然があってこそ楽しめるサーフィン。
今回のトリップでもメンタワイの美しい自然の中、仲間だけで波をシェアしたり、
水平線に他の船ひとつ見えない中、沈み行く夕日をみんなで静かに眺めていたり、
そんな事をしていると、この美しい自然をもっと大切にしないといけない、
という気持ちになってくる。
トリップに持参した石けんや洗剤は天然の植物性で、
そのまま海に流しても問題の無い物ばかり。
石けんについては毎日使っているものだが、
自然い優しい物をいつも使ってきたいものである。
2013年に向けて、
弊店は取り扱う商品を出来るだけオーガニックな物やエコな物にしていくつもりだ。
今回入荷したDESTINATIONのトランクションは4モデルともリサイクル仕様。
薄くて世界最軽量、しかも燃やしてもダイオキシンの出ないEVAフォーム、
さらにその製造工程で出た端材を再利用したものなので、それなりに地球に優しい。
カラーリングもマルチなので、クリヤーはもちろん様々なカラーのボードに使えそう。
どうせなら、こんなトランクションにしてみてはどうだろうか。

11/07/2012

100% Hand Made***

 ショップでオリジナルとして販売させていただいてる真鍮製の丸いプレート。イニシャル、ナンバー、スマイル、メッセージなどを手書きで下書きして、ボール盤で穴を開けたら、糸ノコを使って丁寧に切り抜いていく。刻印は下書きをした上に1文字ずつ目検討で位置を合わせ、トンカチで打ち込む。どちらも全て手作りの一点ものなので、ラインがほんの僅かに歪んでいるところがあったり、左右が完璧に対象でなかったりする。コンピューターでデザインをし、機械が寸分の狂い無く作り上げ、全く同じ物を大量に生産する商品は、完璧で素晴らしい。ただし、手作りの方が、何となく温もりがあったり、使っているうちに愛着がわいたりして、大切に思う気持ちを持ってもらえる気がする。
 今日もOEMでいただいているアクセサリーのサンプル作りに追われる中、下絵をプレートに描いて準備中。
自分が使い込んでいるキーホルダーは当たりや傷でいい味がでている。
2013年に向けて、オリジナルの真鍮や銀の素材感を活かしたラインをグッと充実させていくつもりなので、気になる方々は楽しみにしていてください。

11/06/2012

Happy Birthday, Josh Oldenburg***

 ジェフのファクトリーでもキーパーソンの一人となって大活躍中のジョシュ・オルデンバーグ。ジェフ同様に忙しくてどうしようもない状態がつづいているようだ。そんな彼も今日が27歳の誕生日。まだまだ若いこれからのシェイパーではあるが、確かな技術をサンディエゴの老舗ファクトリーで学び、独自のテンプレートでのフィン作りからはじまり、ボード・ビルディングの全ての行程をじっくりと学んできた。そしてご存知の通り数年前から、ジェフ・マッカラムが独立して自らのサーフボード・ショップ(ファクトリー)を立ち上げてからは、彼を師事してシェイパーとしてあるべき魅力溢れる個性とその存在を日々学んでいる。サンディエゴという歴史的にも大切な位置付けとなる伝統の土地で、スキップ・フライがクリス・クリステンソンに言い伝えたシェイパーとしてあるべき姿というものを、クリスがジェフに言い伝え、そして今ジョシュがそれを伝え受けシェイパーとして本来ある姿を確かに身につけている。

 テンプレートを譲り受け、オリジナル・モデルを継承するのも大切なのかもしれない。ただし今挙げたシェイパーは皆、オリジナルに敬意を表しながらも、決してコピーの様なシェイプをする事無く、常に研究を重ねながら彼らの思い描くエッセンスを加えてオリジナルに進化させてみたり、全く異なったものを取り入れた独自のモデルを次々に造り出す創造力を身につけた、本物のクラフトマンなのではないだろうか。


 こちらは自分が乗り込もうと思っているピッグ。大きなDフィンがテールエンドに取り付けられた伝統的なピッグのアウトラインながら、優しくてテーパーなレールと程よいロッカーをブレンド。さらに全体のロールボトムにもノーズコンケーブを施したり、テール形状にアークテールを取り入れる事でターン性能を挙げてみたりと、様々なアレンジで乗って楽しめるピッグに仕上がっている。


 エセックス・モデルは、アロハ・サンデーを主宰するカハナのアイデアから出来上がったボード。5フィート台のボードは驚く様なパフォーマンス性能をインプレッションしていただいているし、画像のミッドレングスも調子が良いという話をいただいている。正直なところミッドレングスは見た瞬間に面白さが感じ取れるものだったため、乗ってみたい衝動に駆られていた。

 ジョシュの削るシモンズも画像の5フィート台はマジックボードと言われているし、ミッドレングスは小柄な女性からミドルエイジのアグレッシブなサーファーまで魅了しているようだ。

  今回自分はこの5’8”のエセックスの乗り味を試してインプレッションを皆さんにお伝えするべく、個人で購入させていただいた。

 12月に打ち合わせのために行くサンディエゴでは、今後のスケジュール確認、モデル化されているボードの整理、2013年からの展開について、じっくりと話を詰めて来ようと考えている。日々進化するジョシュ・オルデンバーグをお見逃し無く。



11/05/2012

log***

 メンタワイから戻り最初の週末、コンディションはスモールでも、空いたビーチでのんびりとロングボードに乗ってみた気分だった。考えてみればまともにロングに乗るのは半年ぶりくらいではないだろうか。小波でワイド気味のビーチブレイクでも、選べばそれなりに走れるので、最初のうちは大きなDフィンに苦戦しながらも、それなりに感覚も戻りだす。ドロップニー・ターンも、ウォーキングも、さぼっていた分だけ思いっきりぎこちなかったが、少しずつ戻りだしたログの楽しさで、午後の日差しがとても気持ち良く感じられた。
 夕方時折入るセットは、短めのボードでも楽しめそうなものだったので、サクッとボードをチェンジ。5’8”とボリューム満点のミニ・シモンズだけど、こんな日はゆとりのテイクオフでライン取りもしやすく、掘れて早いブレイクをカッ飛ばし、しっかりと良い思いをさせていただいた。メンタワイでメインに乗っていたクアッド・セッティングのピナクル・エッグのイメージと違い、テールまでワイドなシモンズ&この日の激早な波では、レールの入れ替えは早めの始動が必要で、対応が遅れるとメイクしきれない感覚に最初の数本は手子摺ったりもしたが、慣れればやはり魅力満点のシモンズだった。
Josh Oldenburg 9'5&1/2" Arc-tail Pig***
&
Jeff McCallum 5'8" 2nd Generation Simmons***
 日曜の早朝、さらにサイズダウンしたビーチ。この日もログでのんびりとセットの波を楽しませていただいた。
 ショートボード、エッグ、フィッシュ、シモンズ、奥の深いミッドレングス、ログやグライダー。自分なりのスタイルではあるが、その日の波や気分に合わせて、様々なタイプのボードでサーフィンを楽しませていただいている。今回のメンタワイで体験してきたHT、マカロニ、テレスコープ、セブン・パームス、グリーン・ブッシュ、バーガー・ワールド、ビンタンなど、様々なポイントでの波は、諸先輩方の意見とともに、今までの自分のサーフボードに対する考え方に、更なるアイデアを植え付けてくれた。この経験を生かし、今後の自分自身のボード・チョイス、そしてお客様へのアドバイスが、より進化したものに出来ればと思っている。そして12月のカリフォルニアでは、ジェフやジョシュに新しいアイデアをぶつけてみたい。