2/05/2013

Josh Oldenburg***

 サーフィンの文化を語る上でハワイ同様に外す事の出来ない歴史ある都市、サンディエゴ。レジェンドと言われるシェイパーも多く、歴史あるサーフ・インダストリーでは同じくレジェンドと呼ばせていただきたいボードビルディング・スタッフも多く存在する。こういった環境の中で次の世代へとシェイパーとしてのスタイルやボードビルディングのための技術が受け継がれていく。ジョシュ・オルデンバーグもこういった環境の中で多くを学び、今一人のボードビルダーとして100%ハンド・メイドのサーフボードを世に送り出している。
 彼については春の訪れに合わせて、もう少し詳しく知っていただける機会が訪れると思うので楽しみにしていただきたい。そして毎年5月に行われるイベントに合わせて初来日も予定している。きっとスタイリッシュなサーフィンや繊細なシェイピングを御紹介したり、皆さんと触れ合ったりする機会が設けられるのではないかと、自分も楽しみながら準備を進めるつもりだ。今はまだひっそりとショップに置かれているジョシュ・オルデンバーグのサーフボード達。ラインの滑らかさやグラスワークから綺麗なボードという印象があり、その乗り味もスムースな事が良く変わる。ハンドシェイプに拘り、マッカラムのファクトリーで日々忙しく働くジョシュ。今年日本向けにシェイプするサーフボードの生産本数は月間2本と非常に少なく、人気が出てしまってからでは欲しくてもボードが手に入らないという事もあるかもしれない。