サーフィン史に興味を持ちその歴史を調べていくうちに、転換期の急激なボード形状の変化に面白さを感じ、その一辺を手にして乗ってみたかった。自分が興味を持ち出した事はまだまだトランジションのボードに価値が出ていなかったため、思いの外安価で手に入れる事が出来たため、気が付けば少しずつその量が増えていってしまった。サーフTシャツ、アロハシャツ、ハワイアン・アンティークなども同様である。まあ何が専門と言えばやはりサーフボードの変化については古いサーフマガジンや洋書など資料も多いので、ビンテージボードと共に掘り下げて調べたりしたものである。ショップで特別なブランドを取り扱う以前は、70年代のシングルフィンなどはかなりたくさん乗って楽しんでいた記憶がある。(もちろん実際にその歴史を経験してきた諸先輩方も多く、そういった方々からも多くの事を学ばせていただいている。そしてそんな方々にはもちろん敵わない。。。リスペクトとあるのみだ)
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そしてオールド・スケートに付いてもその変化を知るのが面白くて少しだが集めたりしていた。スケーターではないので性能などは分からないが、ウィールやデッキの素材の変化、形状の変化か同様、時代背景に合わせたそのデザイン性が素晴らしい。
せっかく何かの出会いがあって手に入れてきたコレクションなので、デザインなど何かのヒントにしたり、ショップに展示して活躍してもらっている。どんなものであっても大切な物なら時を経て価値が無くなるのではなく、時と共に味わいというものが増し、いわゆるビンテージのように価値が上がってくれるのが一番ではないだろうか。こういった物の価値というのは決して値段だけではなく、時には自分自身の心の中で大切の思える事なのかもしれない。。。
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