日々の情報アップに向けた撮影から編集の作業に追われる日々で、サーフィン日記や山行日記はすっかりご無沙汰しております。
今日はサーフィン日記の遅れ挽回のため、頑張って情報アップさせていただきます。
7月31日。夕方。津波の注意報解除とともにパドルアウト。まだ人が少ないうちから大きめのセットを狙ってサーフィン。ミツべンの6’11”クアッド・フィッシュ。その綺麗なアウトラインに魅せられてしまった一本。そのイメージ通り、1本目から思うように動いてくれます。大きめの切れたセットでまっすぐにボトムへ駆け降り深いボトムターンからミドルでストールさせヘッドディップして駆け抜けたり、早めの波では斜めに欠け落ちてフェイスを走ったり、気持ち良いサーフィンをさせていただきました。
サーフィン後、海の家に戻りフィッシュのアウトラインを比べてみました。スキップ・フライのフィッシュ派ぞれぞれにコンセプトがあり、それに合わせたボリュームバランスでアウトラインを描いていますね。そしてミツべんのクワッドフィッシュは、ノーズからフィッシュテールへのカーブがとても綺麗で美しく、ボリュームバランスも扱いやすさを感じさせてくれる絶妙なものになっているのがわかります。ショップであらためてアウトラインを見て、思わず個人で購入してしまったのですが、やはりこういった魅力は匠ボブならではですね。
8月1日の朝は、うねりの向きが合わず、またマッカラムの5’10”Eウィング・パープル・スタッフに乗りたくこれ一本で海に向かったため、混雑するピークはパスし、海友とのんびり時折入る小ぶりなセットでサーフィン。バックウォッシュのため、タイミングが悪いとテイクオフに苦戦しますが、何本か良いセットに乗らせていただき、マニューバーを楽しんだ印象では、マッカラム・スタイルのドライブ&フローから描くターンが軽くてスムース、そしてカットバックなんだか上手くなった感じです。それほど多く良い波に乗れなかったのですが、このボードのポテンシャルはしっかりと感じ取れた気が致します。
8月2日。朝少しゆっくりと海にうかうと、昨日のピークに思いのほか良いセットが届いています。急いでマッカラム6’11”L*7スティンガーでパドルアウト。先日ソフトな超小波でサーフィンした際のこのボードの印象が今ひとつだったので、今日の波でどうなるか?
結果として、良い波ではかなりのパフォーマンスをしてくれます。ドライブ&フローは勿論、ボードスピードも早く、レールの感覚がしっかり感じ取れるので、ターンも好感触。ただしフルスピードでフェイスを駆け抜けた後クイックにカットバックしようとした際は、反応が良すぎで吹っ飛びました。。。涙 ただし、そのほかこの日の波ととてもフィットしており、トータルで高評価が出来ました。
マッカラムは匠ボブとは違った大胆なアプローチでボードをデザインし、そして大きな体を生かしたワイルドなシェイプをします。ただし、ジェフの天才的なところは、大胆な中にも細部を綺麗にまとめたり、フィンデザインやフィンセッティングが絶妙だったりで、結果としてボードを見たイメージを良い意味で裏切る素晴らしいボードを作り出します。
しばらくサーフィン日記はご無沙汰しておりましたが、乗ったボードをまとめてみました。ホビー9’4”フィル・エドワーズ、ミツベン6’9”ストリームラインド・ミニ・シモンズ、リドル7’2”80’sスタビー、マッカラム6’6”ミニ・シモンズ・スティンガー、ランス・カーソン9’10”ピンテール、マッカラム5’10”Eウィング・パープル・スタッフ、マッカラム6’11”L*7スティンガー、マッカラム6’10”スワローテール・スティンガー。
さまざまなコンディションで、長さも5’10”から9’4”まで、フィンもシングルからクワドまで、色々なボードに乗ってその性能を感じ取りながら楽しませていただいております。
Keep Surfing!