いよいよ26日に2度目の来日となるジェフ・マッカラム。スケジュール調整など慌ただしく土日とも丸一日休む時間は取れなかったが、土曜の夕方&日曜の朝一のんびりとサーフィンさせていただいた。
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自分がテストするため、あえてやや厚めにシェイプしてもらったMcCallum 5'5" Twin fin L*7、そしてクアッド仕様のMcCallum 5'9" WU と乗ってみたいボードはあるものの、入りたいポイントには風も合わず初ライドは断念。。。まずは非常に相性の良い McCallum 5'8" Twin Keel Egg を積み込み海へ。あいにくのオンショアで綺麗なフェイスは期待できないものの、規則的なブレイクはそれなりのシェイプをキープしてインサイドまで続いている。一人のんびりと2時間ほどのサーフ。かなりの本数をメイクでき思いのほか大満足。このコンディションでも気持ち良くライディングできるのは、やはりボードのボトムに秘密があるのか?それともツイン好きだからなのか??
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以前にもお話ししたと思うが、このボード見た目以上にボトムが過激なシェイプ。iPhone 3s で撮影したためかなり画質が悪いが、それでもコンベックスとコンケイブの境にくっきりとラインが入っているのが分かるはず。エントリーからのコンベックスもセンターはフラット気味になっているため振ら付き過ぎずそれでいてとてもスムースにターンに入れるうえ、深いシングル・コンケイブがしっかりと自分の意志でボードをコントロールでき、ターン後のスピードの伸びも快感となるシェイプだろう。デッキ側の見た目に目新しさを感じられないこんなシンプルなエッグも、裏返せばジェフ・オリジナルのバランスよいツイン・キールとこの大胆なボトムで仲間やライバルを脅かせちゃうすごいやつなのである。。。
日曜も早朝風が弱いうちに入水。Kookbox 5'6" Jeff McCallum Fish。
サイズもすっかり小さくなり、入った瞬間に風が吹き出し、結局オンショア・コンディションに。。。スクープされたラウンドのシモンズ・ノーズを持つジョエル・チューダーのフィッシュ。彼の好みから全体にボリュームがあるシェイプではあるが、このノーズの御陰でスイングウェイトはぐっと軽くなり前のモデルよりもバランスが良くなっている気がする。以前オンショアでサイズがあるときに初ライドし衝撃を受けたこのボードではあるが、今日のコンディションに自分の技量ではその良さはとても引き出せなかった。。。
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慌ただしく日々忙しい中リフレッシュしたい気分だったため、コンディションの良いポイントで人ごみの中サーフするより、オンショアでものんびりとしたサーフィンができとても楽しかった。。。
Love, Peace & Surf***