11/04/2015

Hiking *Late in the Fall, Kentoku-san***

 11月、晩秋の山行は、先月の膝の故障のリハビリも兼ね金峰山と瑞牆山に2日間で登る計画でしたが、初日が生憎の天候のため断念。結局、火曜祝日のデイハイクに変更。候補は、丹沢、奥多摩、奥秩父、武尊、白根など。最近なんだか百名山ばかりなのが気になり、ちょっとマニアック(?!)なセレクトにし、奥秩父の前衛、山岳信仰にも由来する乾徳山に行ってきました。早朝から電車とバスを乗り継ぎ9時過ぎに登山口へ。

2時間ほど樹林帯を登った頃
その姿を見せてくれた山頂。


紅葉も終わった晩秋の登山道を埋め尽くす
落ち葉たち。

秋色の中の赤が鮮やか。

錦晶水。

山頂付近の岩場が楽しみ。

富士山はいつでも絵になります。

岩場が始まるとトレッキングポールはザックに収納。
髭剃り岩。

鎖場1は、三点支持でチェーンは使いませんでした。

鎖場2は右寄りをチョイス。

鎖場3。
これが楽しみで来た様なもの。
素人なので半分ほどチェーンを使わせていただきました。
これをクリヤーすると山頂です。

山頂側から。


乾徳山
2031m
日本二百名山(山梨百名山)



山頂は狭い岩場なので、
所狭しと荷物をデポしみなさんランチを楽しんでいました。
ちょっと脇まで降りると
断崖絶壁です。



下の月見岩付近より
もう一度、富士山。

樹林帯に入り見かけた
鹿の家族。(他に2匹いました。)

最後に残った紅葉。

塩山駅から見えた乾徳山のピーク(多分。。。)。

時間 5時間33分(休憩合計40分ほど含む)
距離 10.619km
累積上昇高度1214m
累積下降高度1204m

 前日までの体調がベストとは言えない中、登りの樹林帯は気持ち良く、少しきつく感じ出したころには岩場になってテンションアップ。ただし、下り中盤からは再び膝痛を我慢しながらの苦行に。15分ほど休めばだいぶ回復できることが分かりながらも、軽い休憩を何度も取りバスの時間が迫っているため強行。今回も下りに課題が残る山行となりました。
 晩秋の乾徳山は、祝日でも人も少なく、短いながらもコースは変化があり、日帰り登山にはなかなか良い山でした。塩山市にある武田家菩提寺、恵林寺の山号でもある山なので、山頂ではしっかりと祈願をして参りました。そしてやはり帰りの特急で飲むビールの味は格別でした。