1/18/2016

Winter Mountain *KIso-Komagatake***



 16日(土)&17日(日)は、雪山に行って参りました。アイゼンとピッケルを使った山行は経験がないため、ガイドさんの指導のもとしっかりと基礎を覚えるべくシエラガイドツアーにて2日間の木曽駒ケ岳ツアーに参加。ガイド1人に対して3人まで(初級クラス)と少人数対応からしっかりとした指導が受けられる良いツアー(今回は6人参加でガイド2名)。リピーターの方が多いのもその裏づけです(自分以外は皆さんリピーター)。

夕暮れの南アルプスは幻想的な美しさ
(この時気温はマイナス14度)

 初日は午後最寄駅に集合後、バスとロープウェイで一気に2600mの世界へ。ホテル千畳敷にチェックイン後、雲ひとつない最高の天候の中、夕方1時間ほどアイゼンとピッケルの雪上講習。標高2,620mのホテルで豪華な食事を皆んなと頂き、大きな湯船に浸かり熟睡。。。の筈がまさかの高山病による頭痛で何度も目がさめる。翌朝は食べる酸素で痛みが和らぎ、ロキソニンと胃薬セットで痛みはクリヤー。


南アルプスからの日の出

千畳敷カールのモルゲンロート

17日は最高の天候の中の日の出。そしてカールは一時美しいモーニング・グロー(モルゲンロート)。食事をとって準備を整え8時山頂へ向かいます。

カールを浄土乗越へ向けて直登

人が少ないため傍に寄って小休止
強風対策を整える

ガイドさん先頭に3人がロープで繋がり4人編成で千畳敷カールを登ります。ストレッチの素晴らしいファイントラックのハードシェル・パンツとスカルパ・モンブラン・プロGTXの恐ろしく柔らかな足首に助けられ、ガイド原氏の絶妙なペースとレストで多量の発汗や疲労感ゼロでカールをクリヤーし浄土乗越へ。ここからは強風(といってもこの日はそれほどでもないそう。。。)の中、まずは中岳へ。そして一旦標高を少し下げ、木曽駒ケ岳へ。

木曽駒ケ岳山頂
2,956m

快晴の中の登り出しからゆったりとした良いペースで木曽駒ケ岳山頂へ到着。上層に薄い雲がで始めたとはいえ、まだまだ素晴らしい天候。特に北に北アルプス、西に御嶽山、東に南アルプス&富士山、そのやや北寄りには八ヶ岳と強風と気温を忘れそうな絶景。ただしここでのんびり休憩をする状況ではないため、景色を眺め、お参りをし、記念写真を撮り終えたら、下山です。


木曽駒から中岳へ

カールの下りも面白く、行動時間4時間弱の短い山行ながらも収穫も大きく充実した2日間となりました。ガイドの羽場崎さん&原さん、そしてご一緒させていただいた皆さんありがとうございました。(実はカメラを部屋に忘れるという失態をしてしまい、山行中の写真はご一緒したONさんにいただいたものです。結果、普段あまりない自分の写った写真がないので、ダブルで有難いです。)