3連休をいただき、9月の山行へ。今回は槍ヶ岳から奥穂高、そして7月に行った道を逆走して西穂高へ向かう自分にとってチャレンジの3日間。不安定な天候が気掛かりな中、11日夜、東京駅発上高地行きグリーン車のバスに乗り込みました。
台風21号の被害
登山道の邪魔な倒木は小屋番さんたちがすでに撤去済み
「ご苦労様です。」
播隆窟と槍ヶ岳
初日は5時50分に上高地を出発。横尾と槍平ロッジで休憩を取り、槍ヶ岳山荘まで登りました。距離19キロ+、標高差1600mを8時間ほどで登りましたが、小屋が見えてからの最後の30分は足が思うように上がらずしんどかった。。。汗 宿泊手続きをする前にまずは槍ヶ岳山頂へ。去年、暴風雨で登れなかったので、今年は登流ことができて良かったです。難易度的には高所が問題なく、三点支持ができている方なら全く問題ないレベル。(もちろん細心の注意は必要です。)
小屋で宿泊の手続きをした後はご褒美のビール。山頂でご一緒した方達とも話したのですが、山に登った後に飲むビールが一番美味い。明日大キレットへ向かいという若者と夕食後軽く飲んで7時に寝床へ。
翌朝は5時発の予定なので3時半に起床。外は。。。濃い霧の中、雨が降っています。この状態ではライトが乱反射し前が見えないので、明るくなる前の行動は無理そう。明るくなっても濃い霧は晴れず、様子を見ているうちに穂高山荘まで行くのが難しい時間に。さらに翌日の予報もあまり良くない様子。状況は、視界とウェットの中での難易度の高いコース。今日北穂小屋までしか行けない=翌日は西穂高へは迎えない。大キレットだけ歩き、涸沢から降りるコースに気持ちが入らない。などの状況から午前6時30分、1日短縮して下山することに最終決断。(この日多くの方が予定を変更していました)
予想外に良くなりつつある天候に後ろ髪ひかれつつ6時間40分、黙々と上高地まで下りました。二日間での獲得標高差のぼり下り共に1855m、距離38キロ+、行動時間15時間弱(休憩含む)、歩数76,000歩。山行としての満足感は得られませんでしたが、2日間での行動量は満足のいくものです。また、上り下りともに体幹、臀筋と脚の使い方についてトレーニングの成果と新たな課題も得られたので、良い山行になったと思います。上高地ではいつもお世話になるホテルで日帰り湯をいただき、ビールで喉を潤します。
いつも日帰り湯をいただくホテル
バスなので、入浴後は地ビール!
そして連休3日目。東京の自宅から朝、特急で今度は海へ。実は山の上で波チェックし、お気に入りのポイントに波があることを確認済み。(これも下山の要因の一つだったかもしれません。。。笑)ふくらはぎの筋肉がちょっと悲鳴をあげているので、無理ぜず潮が動き始める時間を狙いポイントへ。
予想通り良いサイズのセットが入っています。しかもガラガラ。ボードセレクトも McCallum 7'4" Mini Mac D と今日の波にベストチョイス。本当に最高という時間は2時間くらいでしたが、それ以外も充分ハイクオリティーな中、4時間みっちりセットの波に乗らせていただきました。最初の一本目は久しぶりの良い波に身体が馴染まず綺麗なボトムターンができませんでしたが、その後はボトムへしっかりと降りてから深いターン。そしてマッカラムの気持ち良い伸びで際どいフェイスもカッ飛び、マニューバーを描いたり、フェイスに手を入れダウン・ザ・ラインしたり。流石に長さは感じますが、ターンの切れも良く、山の疲れも忘れて良い思いをさせていただきました。海では普通にサーフィンできるのですが、上るとふくらはぎがガチガチで普通に歩けない。。。涙
そして土曜はお店へ戻る前に早朝からサーフ。ユーズドで入荷した Mitsven 7'2" New Evolution Egg をしばらく自分がテストライド。朝一は昨日と同じピークでおばけセット狙い。上げてアウトで割れなくなるまでに4本良いセットをゲットし、インサイドの波に乗って隣のピークへ。お隣はサイズは落ちても形が良く、後半は脹ら脛がガクガクになりながらも結局3時間半ほど入ってしまいました。
今回の3連休は結果、2日間北アルプス、後半の1日半は良い波でサーフィンを満喫。とても充実し贅沢な休みをいただき、しっかりリフレッシュさせていただきました。海も山も Rock'n'Roll 最高!