連休をいただき向かうはずだった北アルプスが急遽キャンセルとなり、木曜の朝何をするかまだ判断ができず燻っておりました。少し悩んだ末、潮加減から海も波がありそうなのは午後から夕方なので、南房総へ向かう途中で先に鋸山に登ることにし、浅草を出発。
特別大きな渋滞もなく浜金谷へ到着し、ハイキングの準備。今日はかなり暑いので水は1.8L。普段ジム用に使っている25Lのバックパックを担ぎ登り始めます。石切場跡へ直接登るとあっという間なので、沢〜東の肩コースをチョイス。以前も登った大きく迂回する割と楽しいコース。のはずが、一部崩落などから入山を進めない案内もあり、入山者が少ないためコースはすっかりと荒れてしまっています。せっかく良いコースのなので、しっかりと整備していただけると良い気もしますが。。。
休むほどの距離ではないので、1時間少々で山頂着(案内図ではコースタイム1時間35分)。汗だくになりながらもそのまま海が展望できるピークまで行って休憩。天気も良く穏やかなので、シャツを絞って干しながら行動食を取り30分ほどのんびり東京湾を眺めていました。
見晴らしから階段を一気に下ると姿を現す異空間
ここからが鋸山のもうひとつの魅力、石切り場。江戸時代から昭和60年まで続いた房州石の石切。膜を閉じて34年。まるで古代遺跡のような不思議な空間です。過去には中に入ることもできたようですが、現在は崩落の危険もあり目の前に立ち入り禁止のロープが張られています。
迫力は実際に見ないとわからないと思いますが、
凄い眺めです
ヒビが入り石を積み上げ補強したのか
木を縦横につっかえ棒にしているところも
いつか木々に包まれ埋もれてしまうのでしょうか
だいぶゆっくりと眺めていたので、割と良い時間になってしまいました。下りは車力道からサクッと下山です。ここは男性が切り出した石を女性が台車に乗せあくせくと運んだ歴史ある道。その名残の敷き詰められた石を一歩一歩踏みし目ながら降りました。
車で海の家まで気持ち良いドライブ後、波をチェックすると上げ潮のおかげもあり程よく腰程度の波。無風。ガラガラ。急いで準備しビーチへ向かうとマッカラムの7’6”キムラでパドルアウト。
あまり力がないながらも綺麗なフェイスの腰波。割とボリュームのあるレールで浮力満点ながら毎回好印象のこのボード。今日も右に左に波に合わせてターンを楽しみ、クローズする際はリッピング。また厚くなって割れずらい波ではチーターファイブでインサイドまで繋いだり。万能なミッドレングス ですね。冷たすぎない海水が心地よく、足の筋肉のクールダウンにも良い感じで2時間ほどのんびり、そして軽いハイキング後には十分な感じで楽しませていただきました。
普段のトレーニングはもちろん、登山の上り下りの際、常に骨盤の角度、体幹の緊張、股関節の密着具合や足捌きを考えているので、サーフィンしていても力がかなり正確にボードに伝わり、軸が安定しているため、良いサーフィンができるようになってきました。
Keep on Surfin'!