1月以来、足の指を骨折し、回復後は休みと天候の周期が噛み合わず、登山には向かないコンディションだったため、今週こそ最後の雪山登山のチャンスと期待していたものの、見事に大荒れの天候。
ただし、来月初めには二子山にてAガイドのご指導のもと、マルチピッチのクライミングの予定があり、またこの度、GW明けの週末にお休みをいただき、残雪期の穂高コブ尾根でのアルパインクライミング行きを決めさせて頂きました。そのため、なんとか今季もアイゼン&ピッケルを使った岩稜帯の登攀にチャレンジできそうで、2&3月の山に入れないストレスから解放されました。(GWは基本的に前半および後半の祝日は営業いたしますので、明けの週末は特別にお休みをくださいませ)
先週も定休日の海のコンディションが良くなかったこともあり、今週は金曜のお昼ことに浅草、合羽橋を出発し南房総へ。夕方のお気に入りのポイントは、まだオンショアが吹く中、セットは大きなクローズアウト。ただしミドルに入る小さめの波は割と綺麗にブレイクしている感じだったので、明日を待ちきれずマッカラム5’7”ステルステールのツインフィンでパドルアウト。
オーバーヘッドの波が続くセットはワイドに崩れる上に、オンショアで真横に流れるカレントもあり、何度も繰り返しドルフィンスルーしつつもミドルに辿り着くのに10分ほど。さらにここで待っていると大きなセットに飲まれてしまうため結局さらに沖に出てしまい、ワイドなセットに乗ろうとするも、身の危険を感じる印象。結局2本ほどメイクしたところで無理せず終了でした。荒れた落差のあるフェイスをかけ落ちる際もボードがバタバタとバンプで跳ね続け、耐えてボトムに下りるもワイドな波が落ちてきて走れるフェイスなどなし。その後リフォームするもサイドワイドなブレイクで、ボードのインプレどころではありませんでした。
まるで苦行の様ではありましたが、無理な時は無理ということで、なんだか気分はリフレッシュ。明日に期待で海に一礼して海の家へ戻りました。
朝は早めに準備をしマッカラム5’10”L *7でパドルアウト。期待よりサイズダウンでしたが、1番のピークには知人がロングでラインアップしているので、隣のピークでサーフィン。まずは右寄りの時折入るセットで何本かは良いサーフィンをさせて頂きました。落ちる様なテイクオフからプチバレルに自動的にインした後は、長いウォールをアップ&ダウンし、ミドルのピークが崩れるのに合わせスプレーをあげてリッピング。さらに小ぶりなフェイスを走って締めのリップと、1番の波ではマッカラムらしさ、クワッドフィンの安定した加速&パフォーマンスを味わえました。
その後、潮の影響からサイズダウンでワイド気味のパフォーマンスが楽しめる波でなくなったところで、早めに海を後にしました。
土曜の前半だけではありましたが、マッカラムのL*7らしいスクエアーボードのパラレルレールの特性、マッカラムスタイルの気持ち良いドライブ&フロー、そしてクワッドフィンの安定したパフォーマンスを実感できたお休みでした。次回はステルステールの方ももっと楽しみたいですね!
Keep Surfing!