11/10/2009

Jeff McCallum *First trip to Japan*

 9月19日から26日までの1週間、まさに今個性豊かなクラフトマンとして注目されはじめているアップカマー「Jeff McCallum」が、カリフォルニア州サンディエゴの街より日本に初来日をした。




 タイミングよく台風からのうねりにも恵まれ、南房総で数日間サーフィンを楽しむこともできたようだ。サイズやポイントに合わせてボディーサーフィン、Stand-up spoon, 5'10" Quagg, 10'00" 2nd Generation Simmon から 10'6"MacDeville まで様々なクイーバーを使い分けていた。
特に「Blue.」誌に撮影をしていただいた日は、ジャンクといってもおかしくない大きなショアブレイクで、足ヒレひとつで何度も一瞬のチャンスでもバレルをメイクしていたのは、迫力満点で凄かった。。。




 街並みからビーチの風景、食堂から地元のスーパーなど、自分達にとっては当たり前と思えるものほど目新しく感じられるようで、同じくハワイから遊びに来てくれていた兄Kevinと共にかなりストークしていたようだ。
海から戻る際に立ち寄ったスーパーではまるで初めてディズニーランドに入った子供達のようにどこかへいなくなってしまったのだが、やっと見つけたパン売り場の試食コーナーで、切り分けられたパンを2人で平らげてしまっていたのを目にしたときには、思わず噴きだしてしまった。。。笑





 東京に移動した後半はいくつかのサーフショップを視察させていただいたり、東京観光を楽しんだりしていた。 
渋谷109でエッグ・ガールを黙々と(?!)眺め、原宿の竹下通りなどを散策したり、着慣れない襟付きのシャツを着て相撲観戦&銀座でKOBE BEEFのディナーを楽しんだり、地元浅草を観光しアメ横ではガード下の赤提灯で「生大」を頂いたりと、退屈することなく1度目の東京を楽しんでもらえただろう。。。
 自分の家族といった浅草の釜飯屋さんは、昔ながらの日本家屋で雰囲気満点。
予約していた席は裏口から狭い階段を上った2階の奥で、テレビやたんすが置かれた生活観溢れる畳の和室だ。
ケビンはどこかで聞いたことがあるらしく、そのことにしきりにストーク!
さらに海老しんじょう、煮物の盛り合わせ、そしてはじめての釜飯の美味しさにストーク!
とにかく非常に深く印象に残ったようだった。。。
 ニューエボリューション・サーフはイメージしていたよりも小さかったようだが、その雰囲気からラインアップまでかなり気に入ってもらえたようだ。


浅草の老舗「神谷バー」でお客様、友人や知人と一緒に楽しんだ食事会は、連休明けのお忙しい中大勢の方に集まっていただいたおかげで賑やかで楽しい会となった。。。皆様に多謝!


 長いようで気が付けがあっという間の1週間だった。
日本に来てくれた2人にとっても、招いた自分にとってもいろいろな意味で収穫の多い1週間になったと思う。
今回の旅のどこかで少しでもご一緒できた皆さんに、3人から感謝とお礼の気持ちをこめて「ありがとうございます。」&「Thank you very much.」。
そしてこの収穫をニューエボリューション・サーフを通してサポートしてくださる皆様にお返しできるようによりいっそう努力したいと思う。



 12月3日には、イアン、マニともちろんジェフを訪ねて11日間のカリフォルニア・トリップへと出発する。
今回のトリップではエクスポなどのイベントもないので、それぞれのシェイパーと親交と交流を深めながら、ボードの話やテスト・ライドをしたいと思う。
そして数あるショップの中から弊店を選んでくださる皆様と共に、各シェイパーとそのブランドの個性やモデルについてお話しながら、さらに実際に乗って試したそれぞれのボードの乗り味をお伝えしながら、より中身の濃い情報を皆さんと共有できたらとうれしいなどと思っている。。。