8月最初の週末。海の方はコンディションが今ひとつ。山の天候は早めの行動をとればコンディションが良さそう。ということで金曜の夜出発し、関越道をひた走り三俣へ。苗場山=苗場スキー場と思う方が多い様ですが、スキー場は苗場山ではありません。みつまたかぐらスキー場第二リフトのところにある駐車場で車中泊。サーフボードのケースがマットにぴったり。
朝は、周りの車の準備する音で4:45に起床。身体が動ける状態になるまで1時間ほどゆっくりと準備し、5:50登山開始。
和田小屋までの登山道は泥濘がひどいという情報から、
舗装路でゲレンデ内を歩いて和田小屋へ。
案内図。
和田小屋からスキー場を横切り登山道へ。
基本的に沢の岩場をひたすら登る感じ。
時折、木道。
7:00下の芝、通過。
下の芝を過ぎ少し行ったところで、
膝への負担を考えトレッキング・ポールを準備し、
梅干しおにぎりの朝食。
みるみるうちに霧が薄れていきます。
快晴の中、中の芝への路。
中の芝で小休止し汗をぬぐってから、7:45出発。
神楽ケ峰(2029m)8:17。
雲海の絶景。
いよいよ苗場山が見えてきました。
神楽ケ峰から一旦100mほど下り、再度登ります。
最後は噂に聞く急登。
わずかながらも雪渓も見えます。
8:34お花畑
ここから最後の登り、雲尾坂。
鎖場などがあるわけでないので、技術難度が高いことはありませんが、
スリルを感じるほど一気に高度を上げるので、
結構ハード。
ただし、山頂の湿原はまさに楽園の様で、
最後の急登も心から癒されます。
木道、ハイカーと山頂ヒュッテ。
ワタスゲと木道。
3時間20分(休憩2回含む)。
9:10 苗場山頂(2145.3m)
山頂に咲くニッコウキスゲ。
1時間ほどのんびりと休憩をし、
気流の変化から雲が発生しそうな気配を感じ、
10:10、下山開始。
一気に下の稜線まで高度を下げます。
ここにもすでに雲の気配。
下りてきた路を振り返ると大勢の人が登っています。
ガンバレ!
苗場山と神楽ケ峰の間の通称「お花畑」。
たくさんの花が咲いていますが、
この中には、あのトリカブトも。。。
雷清水。
冷たくて美味しいらしいですが、
自分は常温のバームです。
整備の行き届いた木道を下り。
下りている路をときおり振り返れば、
岩。
岩。
後半は滑りやすい濡れた石と泥なので、
膝を痛めない様少しペースを落とし慎重に。
12:43和田小屋着。
ここまで2時間33分。
ここでご褒美のコカコーラを飲み、
湧き水で作られた靴の洗い場で、ドロドロのブーツとゲイターをブラシで洗い、
今日の宿泊をお願いするために義弟に連絡。
駐車場までは新潟市から来た方とお話をしながらのんびり歩き、13:20駐車場着。
下り合計3時間10(和田小屋での20分休憩1回を含む)。
水平移動距離 約13.9km
獲得標高差登り 1,340m
獲得標高差下り 1,340m
林道を下り、街道の湯で温泉に入り、塩沢の姪っ子のところに。夜は美味しいへぎそばをご馳走になり、楽しませていただきました。苗場山に登り、塩沢を堪能したウィークエンド。来月はどこを登ろうか。
(自分の登る山は、基本日帰りの手軽なところが多いですが、雨具はもちろん、着替え、保温の出来る衣類、救急キット、緊急時宿泊できる最低限の装備、食料や水などをザックに詰め込み、登山届けをポストに提出しています。参考まで。)