台風通過後のウネリを狙い、また家の状況確認もあり火曜日お店を閉めた後、特急に乗って海の家へ。最近復活した特急での移動は、仕事のあとのんびり飲みながら食事ができ、食後はゆっくり読書もできます。自分にとっては車とは違った車窓からの景色や車内の人間模様もなかなか興味深いです。普段と違う移動方法もなかなか面白いものですね。
海の家に特別被害はない様子でしたが、朝起きてみるとジムニーが塩の結晶に覆われキラキラ光ってる。。。涙 海へ向かう前に軽く洗車タイムが必要でした。さて、狙ったお気に入りのポイントは事前のチェック通りさほど大きくないものの、混雑もなくたっぷりとサーフィンできそう。McCallum 5'10" Asymm Narrow Gypsy と Steve Lis 7'2" Rocket Fish を抱えて出動します。
まずはマッカラム。面がキレイに整っていないコンディションながらレフトにいい具合に掘れるピークでサーフィン。まっすぐ落差のあるボトムに降りる際、左右非対称なことがよくわかる不思議な感覚。ボトムターンはマッカラム・カッタウェイ・ツインの気持ち良いルース&ドライブ。フェイスが伸びないのでトップからカットバックする際は、クワッドフィンのツインと異なる食いつき方に一瞬戸惑いましたが、数本乗っているうちにこの左右差が面白くなってきました。通常フロントはツインキールでテールが長いツイン&バックサイドは短いラウンドにクワッドという組み合わせをするシェイパーが多いかと思いますが、テール形状が同じボードなので、逆で乗ってみても面白そうな気がします。あまりにも好感触で人のまばらなピークでたっぷりと乗り味を満喫。まあ、正直両側ツイン、または両側クワッドの正統派が確実な印象ですが、変わったボード好きにはこの非対称が堪らないのもよく分かります。ちなみに自分もこれアリですね。。。笑
潮が少し多くなってきたので、リズにチェンジ。いきなり良いセットを捕まえてエグいセクションを駆け抜けてる際は、細身でレールに長さがあるこのボードの超高速さにサプライズ。長さの割りに動きもよく時折しか持ち出さないのですが、いつも好印象のボードです。こうなるとやはりミツベンの7’2ロケットフィッシュに乗りたくなってきますね。最後はサイズはさておき形優先のピークで長く走れるレフトの波をしばし堪能し帰りの特急の時間居合わせ終了です。
今回実感したのは、日々のトレーニングはもちろんですが、登山では1日に険しい岩稜帯を特には全身の筋肉を使いながら8時間〜10時間行動するので、体幹部、そして脚の筋力が大幅にパワーアップしており、サーフィン時のパドル、テイクオフから全ての動き+長時間入っていても疲れない身体になってきているのが驚くほどよく分かります。もちろん体重を6キロ以上落としたことも大きい気がしますが、自分にとってはサーフィン漬けではなく、ジョエルが柔術を取り入れたりするように、アルパイン・クライミングとそのための身体作りがサーフィンのトレーニングになっています。こうすることでサーフィンと山の両方を楽しめるのも嬉しいですね。
Keep on Surfing!