先日のアイスクライミングの続きです。初日の宿、夏沢鉱泉でしっかりと体を休め、朝食をいただき準備。朝の気温はマイナス17度。ガッツリ冷え込んでます。。。
夏沢アイスギャラリーにはG2(ギャラリー2),G3(ギャラリー3)&G4(ギャラリー4)と3箇所の氷瀑があり、G2とG3はそのまま沢を登れば3、4本の氷瀑があるそう。小屋からの距離は10〜15分ほど。今日はまずG2から順番にG4までひと通り登り詰める予定だとか。腕は昨日前半の非効率的なクライミングでかなり筋力を消耗したらくし、朝から重い。。。汗
G2は一本目(フォール1=F1)がメインでしょうか。
気温が低く氷が恐ろしく硬くなかなか歯が立ちません。
もちろん誰も居らず、軽くラッセル。
G2F2
G2F3
小さな氷瀑は雪に埋まってしまってますね
G2F4の手前でラッセルが深くなってきた上、
思いの外小ぶりなので、ここでUターン。
ラッペル(懸垂下降)
支点をとり加工器を取り付けセットして
安全確認が鍵ですね。
こちらがG3
下からF1,F2&F3
G2F2
G2F3
自分はここで腕と広背筋の力を使い果たし、F3は完登出来ずでした。。。
最後にG4ここはゲレンデと呼ばれ、多くのグループはここで繰り返しトレーニングするそう。もはやここまでの移動ですら息が上がってしまい、しんどかった。。。人組みロープを張って登っていました。今回唯一出会ったクライマー。ここで昼食をとり休憩後最後の一本。気持ち的にはもう一本くらいはと思いましたが、とにかく体力の限界。普段と違う筋肉が悲鳴を上げており、握力すら無くなってきた様子。ただし最後の一本は完全に愛染の一本爪を使いこなせるようになり、基本に忠実にまた応用も混ぜて、効率よく綺麗な一本をメイクできたので、次回につながる締めの一本になったでしょうか。
ほぼ貸し切りで待ち時間もな買ったこともあるでしょうが、1日で夏沢アイスギャラリー完登(自分は一本登れずでしたが)は、特にビギナーとしてはなかなかの充実度のはず。昨日から集中して上り込んだ事で、得たものも多く、また課題も計画になっているので、イメージトレーニングも含めアイスクライミングも楽しんでいきたいと思います。
片付けて下山し、静かな温泉で疲れを癒し、茅野駅に着けば時間は16:30。なかなか良い時間です。帰路のあずさは15:52発の千葉行きなので、茅野駅でお気に入りの蕎麦茶屋で軽く一杯やりながら時間調整し、帰路につきました。(翌日から3日半、腕と背中の筋肉痛と虚脱感が半端なかったです。回復に時間がかかる。。。歳にはかないませんね。)