先週
のお休み5月19日は山梨県にある乾徳山へ行って参りました。山を始めてすぐの頃にソロで行ったことがある山ですが、今回は一般道から外れクライミングを楽しみます。BMWのAYガイド、そして山友SMさんのいつものメンバーで、のんびり休憩をとりつつまずは2時間ほどで登山道を登り懸垂地点へ。
ここでハーネス、ヘルメット、下降器やセルフビレイの装備を整え、まずは50m弱の懸垂下降を2ピッチ。出だしは狭い岩の間、その後は落石を起こさない足捌きで丁寧に降ります。最後に短いトラバースをしてこれから登る旗立岩中央稜の基部へ。
これが今日登るルート
(正確には岩の向こう側です)
まずはAYガイドがリードで登ります
ガイドの動きが止まった場合は、ちょっと難しいという意味ですが、今回はルートが見えないため、後で2箇所ほど少し苦労することに。。。汗 ガイドはさすがの綺麗なクライミングです。
楽しそう!
登り出して割とすぐ左足の置き場が難しいポイントでまずひと汗(冷や汗)かきつつ、クライミングシューズのフリクションに助けられ進みます。そして今日一番の難所では、高度感もある中、先ほどの感覚を生かして、視野を広く持ち、悩んだ挙句見つけたホールドをうまく使って上手くクリヤー。
ここまで来れば1ピッチ目は一安心
ホット一息、楽しさに笑顔が溢れちゃいます
最後の簡単なトラバースも痩せているのでしっかりビレイ
下はキレ落ちていますが、支点を信じて体を預けリラックス
短い中にも面白さがあり満足感いっぱい
山頂直下の広場でも大休止。そしてトラバース後最後に山頂直下のルートをクライミング。
お陰で最後も大満足の上りです
山頂から確保中のAYガイドとクライミング中のSMさん
ゆっくりのんびり登り6時間20分
山頂で優勝ポーズ!
,山頂からは一般道の最後の鎖場「鳳岩」を懸垂下降
この鳳岩初心者の頃鎖にガッツリ頼って登り、そして帰路で降ったのですが、今見てみるクライミングで登れそうだったので、せっかく降りたのに鎖に頼らずクラックを使って最後に軽くひと登り。思いのほか簡単に登れて大満足。そして1時間30分ほど降って大平荘登山口に到着です。
最近のトレッドクライマーのトレーニングでポジションを再確認しているのですが、その効果から今まで悩みに悩んでいた下りでの骨盤や体幹のポジショニングがやっとわかってきた感印象。短い距離だったこともありますが、膝に違和感もなく快適に降ることができました。足の置き方から間違っていた気がして、今更かと自分でも驚きつつ、この新たな発見を大切に今後の山行につなげていきたいと思います。
全身を使い、無駄な力を使わず効率良く、バランスをしっかりと取って、ミスをしないよう集中してするスポーツは、自分にとってサーフィンのためにも最高のクロス・トレーニングです。やはり鍵はコアですね。山に、そして海に感謝です。