7/09/2023

North Alps 2 Days***

 梅雨の合間の定休日だった木曜&金曜。前々日、火曜夜の時点でお休みの二日間、長野、山梨方面の天気が安定していることをチェックし、水曜に急遽北アルプスに向かうことに。
 山行日記は後日にアップいたしますが、取り急ぎとっておきの画像をご紹介させていただきます。


5:30上高地をスタートし、途中お昼をいただいたりしつつ登ること9時間。
汗だくになってたどり着いた初日の宿泊地、北穂高小屋。
距離18キロ、累積上昇高度1772m
この景色を見ながらのビール、最高でした!



初日涸沢まではしばらく雪渓の登り。
斜度がないので、ツボ足(軽アイゼンなどなしの登山靴)で。


二日目行動開始の準備をし、山頂で日の出を待つ。


北穂高岳からきた道


そして涸沢岳までの鎖だらけの
厳しく、そしてテンションが上がる楽しい登り。


奥穂高岳から見る涸沢岳、北穂高(奥には槍ヶ岳)。
ここから吊り尾根、前穂高直下の紀美子平を経て、
重太郎新道の急な下りで3時間半ほどで岳沢へ。
岳沢まで降れば、あと2時間ほどで上高地です。


二日目
11時間(途中朝食&昼食ほか145分の休憩含む)かけて降りてきた
河童橋。
左上には奥穂高だけ正面上が吊り尾根、そして右奥に僅かに見える前穂高。
(距離約10キロ、累積上昇高度530m、累積下降高度2120m)


 一人で商売をさせていただいておりため、甘えようと思えばいくらでもできてしまう中、何か困難なことに夢中でチャレンジすることを大切にしております。登山は様々なスタイルがありますが、自分の場合はできるだけ難度が高く、できる範囲で長いコースを選んでおり、厳しい面もありますが、その分達成した時の充実感はたまらないものがあります。
 初日北穂高岳への最後の登り込み、そして二日目奥穂高岳への登りでは、毎度のことながら、今回もかなりしんどかったです。ただし、それを乗り越えた後見える景色は最高です。鎖場や急な下りでは、一般登山道でもかなり危険度の高いコースだったので、鎖に頼らず3点支持をしっかりと守り、クライムアップ&クライムダウン。行動時間が長い分、後半になると集中力が切れがちですが、そんな時こそ気を張って進みます。

 こうした山行では、脚をメインに全身をしっかりと使った運動を長時間続けることで、体幹や臀筋、そして脚部の筋力や持久力は格段にアップします。そして長時間緊張感を保った行動を続けることで、メンタルトレーニングにもなります。山に行った後、次にサーフィンに行った際は、ライディング時の安定感が格段にアップします。自分にとり、海でのサーフィン、そして山での登山やクライミングは、いずれも大好きなスポーツであり、そしていずれも相乗効果が大きなクロストレーニングとして、これからも続けていきたいと思います。

 細かな画像や山行日記はまた後日に。
Keep  Climbing!