7/13/2009

July/11th&12th/2009 *surfing*

 7月11日(土)
 朝一のサイズある波から、落ち着いて小さめの波まで午前中は6時間ほどたっぷりサーフィン。
まずは「Ian Zamora Shape  7'2" Alaia」にて入水。
たくさんの方たちからアライヤの情報をいただいていたので、予想と覚悟とおりのゲティングのハードさ加減だが、ピークがほどほどの距離があるので頑張ってラインナップへ。
ようやくたどり着きセット前後の波にテイクオフしてみると、ボードのポジションをよい位置にしてチャレンジできた最初の波からテイクオフは割と楽にできた気がする。
片手でレールをコントロールしながら斜めにボトムへ下りて行くと、途中でテールスライドし後ろを見て一本目は終了。
何度かテイクオフからボードが回ってしまいワイプアウトするも、それなりに斜めに下りていくことができた本数のほうが多く、ファースト・ラウンドとしては収穫もありという感じだろうか。。。

体力の消耗はやはり通常のボードではありえないくらいなので、いったんボードをチェンジ。
2本目は、やっと出番を迎えることができた「Fineline Surfboards  6'1" V-1」。
ファインラインのシェイパー&デザイナー、「ブライアン」がパーソナルでテストしていた市販ではないレアモデルだ。
ボトム形状もディスプレイスメント・ハルではなく、ハル・アレンジ(?)のラウンドからビー。
フィンセッティングはシャーク・トゥース・サイド・バイトつきセンター・フレックス。
センターフィンはブライアン自らのハンドフォイルでハイとはやや抑え気味だが、そのフレックス具合はものすごい。
乗り味の説明は、アライアの後で浮力やフィンの性能を通常よりも過剰に感じてしまったため、再確認が必要だろうが、とにかく簡単なボードではないだろう。。。
ただし、ボトム形状を理解してレールの入れ具合を加減したり、ターンしたりすれば気持ちよいサーフィンが可能だろう。
自分の場合あまり理論的に性能を考えるよりも、乗ってボードがどのように動いてくれるか直感で感じ、そのボードに合わせて自分なりの技量でコントロールして楽しんでしまうタイプなので、あまり深いことは考えないでとにかく「楽しんじゃう」!
まだまだモデル名に込められたメッセージの断片をちょっと理解できた程度なのだろうが、ユニークで素敵なボードだと実感できた気がする。。。


途中、もう一度アライヤにもチャレンジした後、サイズも落ち着いて人も少々増えてきたので今度は「Mccallum 2nd gen. 10' Simmons」。

画像はフィッシュ・フライジャパンでのものだが、とにかく最近の10フッターではすっかりお気に入り。
25インチオーバーのセンターワイズでゆとりのニーパドル、早いテイクオフ、そしてこのボードも結構なスピードを楽しませてくれる。
とにかく一つ一つのターンが気持ちよいハル・アレンジのボトムをもったビック・シモンズは、小さな波でも十分に楽しめるビッグボードだろう。


いったん家で休憩をしてゆっくりとした午後に再度入水。
今度は「Dale Velzy 8'4" Malibi Shuredder」。
非常にユニークなアウトラインでこのボードに魅力を感じる人はかなりのマニアか変わり者?!
ターンをしっかり楽しんで3時間ほど気心知れた仲間とみんなで楽しませていただいた。。。



7月12日(日)
小さな波だがとりあえずログなら十分楽しめそうなので、軽く2時間ほど「Velzy 10' NT」で入水。
昨日とは波質が違うぽいとだったが、久しぶりにバラエティー豊かな波で小さいながらも予想外に収穫の大きなサーフィンができた。



この二日間、風の影響もありかなり水温が下がった各ポイントでは、通常ならこの季節当たり前の軽装で入水し寒さに震え上がっている人が多かったように思える。
もちろん各人の自由だが、自分のマリン・スポーツの原点でもある外洋セールング・クルーザーや山を相手にするという自然相手のスポーツでは、「夏でも冬支度」はあたりあえのこと。
大した荷物にはならないので、気圧配置からうねりや風を予想して、念のための装備をするのも良いのでは。。。
自分は未だ携帯の波情報が苦手で、天気予報、気象庁のウェブなどを利用して予想を立て、その成果を楽しんだりもしている。
もちろん予想が外れてもそこはオウン・リスクなので次回への課題となるし、結構面白いものである。
自然を相手にするスポーツの危険性もしっかりと理解するためには、気象について少々学んでみるのも良いのではないだろうか。。。

この2日間もご一緒できた皆さん「ありがとう」。
浜辺に打ち上げられた画像を頼まれていたのですが、ライフセーバーのトレーニング前のビーチクリーンや海開きのため清掃されたビーチでは、手応えのある一枚は不可能でした。。。