早朝。
すっきりと目を覚ますために熱いシャワーを浴びると、フロント奥にあるブレックファースト・コーナーで朝食を頂くことにしよう。
ヨーグルトとグレープフルーツジュース、そしてコーヒーを2杯、窓越しに曇り空を眺めながらひとりのんびりと楽しんだ。
食事を済ませ立ち上がろうとしたときやってきたNaoから昨晩の様子を聞かせてもらいながら、今度はベーグルにクリームチーズを塗って3杯目のコーヒーと共に頂いた。
いろいろと新しい出会いがあり楽しかったようだが、帰りは想像した通り日付が替わってしばらくしてからだったようなので、先に戻って正解だったようだ。。。
今日のイベント会場はオープンから来場者がかなり多く、マニのブースも人が絶えずとてもぎわっている。 マニは忙しそうにボードの説明をpcで動画などを織り交ぜてひとりひとり丁寧に行っている。
アンドレイニ氏のハンドシェイプは、長年の経験から落ち着きがあり一つ一つの動作が的確で無駄のないとてもスムースなものだ。 何よりも人柄と同じくフォームをシェイプしていく姿やその扱いが非常に丁寧でなぜだかとてもやさしいイメージだった。。。
ジェリー・ロペス氏も別のブースでシェイプを披露していたので、黒山の人だかりから隙間からちらっとだけ拝見。
シェイプ時間がやけに短いと思ったらプレ・シェイプされていたらしい。
スーパースターでカリスマ、いやいや間違いなくサーフィンの神様のひとりなので多忙の中時間を割いて下さったに違いないしょうがないのだろう。
まだラインナップのないパタゴニアのブースでしっかり著書を購入しサインと記念写真を頂いてきた。
もちろん彼は自分にとっても特別な人である。。。
ハル・オールスターズやザモラのブースも大盛況。
ファインラインのブライアンには展示品の中からチョイスして数本を確保できたのだが、ちょうど日本のグライド誌が取材&撮影をするらしく、帰国前日に彼の自宅でピックアップできるよう段取りをしてくれた。 そしてブライアンがちょうど台に平置きしてあった古いリドルを使い、ジョーズ・ボードと彼のワイルド・シングとのボトムシェイプの違いを説明してくれたのがうれしかった。。。
夕方になると各ブースが撤収にかかりはじめる。 マンダラのブースもマニのペースを崩さないようにみんなで手伝い、大切なボードやディスプレイされていたアートを1時間ほどできれいに片付けマニの車に運び込んだ。
2日間、素晴らしい面々がサーフボードを展示したセィクリッド・クラフトもあっという間に終わり、スタッフ用パーキングに並んだ車たちはそれぞれのホームタウンへ向かい順序良く姿を消していった。。。
ベンチュラからマニの家があるサンディエゴへ向かうには、もちろんフリーウェイを使いロスを抜けていかなければならない。
日曜、夕方のフリーウェイ。
相当な渋滞を覚悟しておいた方がよいだろう。。。
フリーウェイに乗って間もなく予想通りの渋滞。
マニの判断で最寄りの出口でいったんフリーウェイを降り、ジャパニーズ・レストランを探し食事をすることにしよう。 たどり着いたレストランでゆっくりとお寿司やお刺身をいただき、しっかりと時間をずらしてだら再出発。
これくらいの時間で渋滞が解消しているか少々疑問だったものの、フリーウェイは意外やさほどの渋滞もなく速やかに流れている。。。
カープールもうまく使いながら、LAX周辺も問題なくスムースに通り抜けてゆく。
途中リラックスできるトールロードをチョイスするも霧のためゲートの案内板が微妙で少々冷や汗。。。
しかしもちろん用心しすぎただけでゲートで支払いを済ませ無事通過。。。笑
途中給油のためにサンクレメンテで再度フリーウェイから降り、ここでドライバーもNaoにチェンジ。
車をお腹一杯にした後、自分達のためにもキンキンに冷えたテカテ&ジャンク・フードをたっぷり仕入れ再出発だ。
まだ日付が変わるまで軽く飲んで楽しめる程度の時間に一足お先にマニの家に到着。
マニはエリカを自宅に送り届け、知人に預けておいた愛犬ゾイをピックアップしてから帰宅。
以前彼の家にお邪魔させていただいたときは、まだ契約した翌日で家財道具もない状態だったのだが、今はマニらしいセンス良いくつろげる居住空間になっている。。。
マニからNaoにサプライズのプレゼント、アークテール・ハルを、そしてデッキ面にあるまだ製作途中のマニのアートワークを眺めながら、1時間ほどテカテを楽しんだ。
明日こそ朝一のサーフィンを楽しめると期待しつつ、Noa,マニ&ゾイお休みの挨拶を交わし、リビングの寝床に吸い込まれるように横になった。。。