Mirandon Surfboards の Eli から今朝 タイミングを合わせたようにシェイプしたブランクの画像が届いた。
どちらも個性豊かで魅力的なシェイプなので、ここに紹介させていただこうと思う。
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1960年代からベアーとニックのミランドン兄弟によりラホヤにおいて独自の伝統を作り出してきた 「Twin pin」。
その伝統を大切に現代に進化させたともいえるこのモデルは、ニックの息子のひとりEliなどによりテストを繰り返しながらアーティストでもある父ニックの手により作り上げられたボードと言えるだろう。
EliはRustyなどをスポンサーに世界のコンペシーンを回った経験を持ち、ビック・ウェーブはもちろんスモールウェイブでもそのセンスあるライディングを見せてくれるサーファーでもあり、今はそのセンスある 才能を生かしシェイプは勿論アーティストの才能も開花させはじめている。
10cm以上ある極太のアガベ・ストリンガーは、そんなストーリーのあるモデルにさらなる魅力をプラスした芸術品といっても過言ではないかもしれない。。。
100本限定のモデルとしてすでに数本がシェイプさせているのだが、Mani本人との会話からもまず彼本人がテストしてから情報を公開していきたいと聞いていたため、彼の意思を尊重し画像などの公開は今まで控えていた。さらにボードの特徴や乗り味についても彼がテストした結果と今回シェイプ中の自分のテストボードのインプレッションを待ってから正式なオーダー受け付け開始としたいと考えている。(もちろん待ち切れないという新し物好きの方のオーダー受け付けはウェルカムではあうが。。。笑)
マニのもう一つの魅力はアーティストでもあり、フォトグラファーでもある彼の送ってくれる「写真の美しさ」にあると思う。画像を見ればこのボードの特徴的なテール形状から、ボトムのデザインやレール形状までよくお分かりいただけると思うが、見ていて画像の中に吸い込まれてしまいそうな写真の撮り方が、彼のボードに乗りたい気持ちをさらに高めていると思うのは自分だけなのだろうか。。。