
少しゆっくりとした朝を向かえ、いつものようにマグを片手にゾーイとみんなで波をチェックしてきたところだ。コンディションは昨日同様だが、オフショアの風がフェイスを綺麗に整えてくれている。

まだレアなモデルだけにこのまま日本に持ち帰りどなたかお客様に乗っていただくべきだと、今もまだこれ見よがしにワックスをチラつかせている昌樹の手を笑いながら「ピシャリ!」と叩いてやった。
マニはマカバ、昌樹はトライプレーン・ハル、そして自分はアークテール・クワッドと今一番乗りたいボードをセレクトし、いくつかのピークで昨日以上に満足の行くサーフィンを約3時間たっぷりと満喫した。熱いシャワーでリフレッシュした今、スーツケースに荷物を詰め込んでいるところだ。準備を整え2人分のスーツケース、ウェットなどをミニバンに詰め込み終わると、マニの家に感謝の気持ちでお別れをしよう。マニのバンの後ろについて彼のシェイプルームのあるムーンライト・グラッシングに向けて出発しよう。




昨日済ませてある今回の発注分4本は、前回の大幅な遅れに対するお詫びの気持ちも含め特別すぐにシェイプしてくれるというので、マニのシェイプルームでその段取りの確認を済ませた。シェイプルームというものは壁の色や照明の位地などもあるのだろうが、いつ入ってもどこか神聖な雰囲気に包まれている。。。
そういえば先ほどから昌樹が見当たらない。シェイプの準備にかかりだしたマニと別れ広いファクトリー内を探すと、最初のうちは横にいて辺りをキョロキョロと珍しそうに見回していたのだが、自分達と一緒であればある程度自由に見て回っても問題ないと気がつくとまるで子供のようにファクトリーの済みから隅まで見て回っていたようだ。たくさんの写真を撮り満足そうな顔をしている昌樹はまるで森を探検してきた少年のようだった。。。
今回のトリップでもすっかりとお世話になったマニに心からのお礼の気持ちを使えムーンライトグラッシングをあとにしよう。マニはジェフによろしく伝えて欲しいと言っている。そして昌樹は男らしい満足げな笑顔で「Thank you verymuch, Mani-san.」といいながらマニと固い握手を交わした。
今回のトリップでもすっかりとお世話になったマニに心からのお礼の気持ちを使えムーンライトグラッシングをあとにしよう。マニはジェフによろしく伝えて欲しいと言っている。そして昌樹は男らしい満足げな笑顔で「Thank you verymuch, Mani-san.」といいながらマニと固い握手を交わした。