いよいよ今年もゴールデンウィークに入りましたね。東京は緊急事態宣言下での連休となっております。千葉にある家のメインテナンスもあるので、ショップ本来の連休の日程で南房総へ向かい、自宅と海で蜜を避けのんびり過ごそうかと思っておりました。しかしながら、本日も早朝からサンディエゴとメールでオーダーカードのやりとりをしたり、13時過ぎまでにオンラインショップでソールドとなっているサーフボードの梱包作業があったりと、店舗は営業できずとも作業はたくさんでまだ連休に入れません。おそらく海も混雑していると思うので、まだ数日は自宅とショップ内で作業を進めていようと思います。(オンラインショップはご利用可能ですが、実店舗は5月11日まで臨時休業中です。)
4月後半はありがたいことに日々慌ただしく過ごしていたため、サーフィン日記は全てあげられず仕舞い。今日は溜まった5日間分の日記をアップしてみます。
とある木曜の午後、潮の動きを見て海へ行くと同じタイミングでローカルの海友もパドルアウト。時折入る綺麗なセットを二人でシェアしつつ、楽しい午後のひと時を楽しませて頂きました。一番大きなおばけセットは二人揃って見事に逃してしまいましたが、ミツベンの7’2”ロケットフィッシュの乗り味をしっかりと味わえました。しっかりとボトムに降りて軽快なツインのボトムターンを味わうと、張り出してくるフェイスをスピードに乗ってダウンザラインやアップ&ダウン。綺麗なブレイクの波ではトップ&ボトムを使ったキレのあるターンを繰り返したりと、細身のアウトラインとキールと違ったツインフィンが長さがありながらもパフォーマンスの良さを感じさせてくれます。
よく金曜はツインザーのミッドレングス。このマッカラム・キムラは、数々あるキムラのシェイプの中でもボリューム満点の一本。テイクオフも早く、ノーズからのボリュームをしっかりと前足でコントロールできれば、その分フローは気持ちよさ倍増。ツインんフィンらしいボトムターンの気持ち良さは、ツインフィンの方が味わえる感じですが、トップターンやカットバックの感覚はキレの感じられるツインザーの方が気持ち良いですね。ツインもツインザーもどちらもそれぞれに魅力があってこうおつ告げ難いですね。
先日の木曜、ショートレンジ、ミッドレングスと長めの8’10”スキップフライのみにグライダーを積み込んできたものの、ラインナップを見てフライをチョイス。たくさんの海友と良い波を今日もシェア。ノーズライダー系と違い、パドル&ボードスピードとターンの軽さが特徴のミニグライダー。しっかりとピークからテイクオフし、ボトムを使ったターンをした後のスピードを生かしたグライド感は、惚れ上がるパワースポットにいれば最早会館の域ですね。
久しぶりに波らしい頭サイズの波ですが、人が多い。ただし、奥のピークから狙う人はローカルの方くらいなので、数本おいしいセットをいただきました。ミッドルのピークをギリギリのフェイスをフルスピード気駆け抜けるときは、一瞬だけポケットになる感じでアドレナリン出まくりでした。ローカルの方のかっこいいから写真撮っちゃいましたの一言がありがたかったです。
このアンドレイに5’10”ミニシモンズのエッジボードは、常連様のカスタムオーダー品でしたが、自分が乗るならと譲り受けたものです。短いながらもかなり直線的なエッジラインがあるので、そのスピードにワクワクしていましたが、一本自分がピークで、ロングの海友が少し離れて一緒にテイクオフした際、自分がドロップ気味にボトムに降りて深いターンをすると、自分の想像を遥かに超えたスピードでトップ=海友に向かって一直線。あまりのスピードにミドルであわててターンする場面も。このボードのポテンシャル、凄そうですね。
人は増えるもサイズは下がる一方なので、せっかくの良いイメージのうちに小ぶりなピークへ移動し、今度はランスカーソン9’10”ピンテールでサーフィン。こちらではまた違った海友と波をシェア。レストアでウェイトがありながらもエッジの効いたナローなピンテールなので、クラッシックなログのつもりでドロップニーターンをしようとすると、想像以上にターン切れる。最初の数本は結構慣れが必要な印象でしたが、これまた個性があって面白いボードです。
Keep Surfing!