6/19/2023

Surfing *Good Surfing Days Off***


先日の定休日はサーフィン。山へ行った後のサーフィンは、海のそしてサーフィンの魅力を再確認できる上に、コアや脚の使い方も一段と安定するので、サーフィンの楽しさが倍増します。







 木曜。朝の特急で南房総入りし、ゆっくりとサーフィンの準備をしてお気に入りのポイントへ。車を止めると思う以上に良い波にマッカラムの8’6”ビックフィッシュで急いでパドルアウト。ピークには海友がいっぱいで楽しいセッション。ゆとりのテイクオフから波に合わせてボトムターン。ドライブ&フローを生かしつつチーターファイブでギリギリのラインを駆け抜けるのが気持ち良い。マッカラムのツインフィンはツインらしさとドライブのバランスが絶妙で、トップでの返りも反応がずば抜けていて、なんとも言えない気持ちマニューバーが描けます。






 木曜は夕方からもう1ラウンド。まずは日中と同じピークへ行くもワイドでトリッキーな波ばかりなので、迷わず即、移動。隣のピークはサイズは落ちるものの形の良いセットも入るので、ボードの性能をテストするフィールドとしては最高です。また薄暗くなり始める頃にはサイズアップし、貸切のピークで繰り返しセットに乗り続けるという至福のひとときもありました。乗ったボードは、ミツベンの7’10”スイッシュとニューエボ/ザモラの7’4”エッジボード。
 ミツベンのスイッシュは、7’10”で浮力もしっかりとあり、パドル時からの安定感、テイクオフのイージーな感覚、乗った後は匠ボブらしい扱いやすさで綺麗なカーブを持つボード特有の滑らかなターンを味合わせてくれます。
 対してザモラとのコラボモデルのエッジは、パドル時からのスピードとそのスピードに乗って早く波に乗れる感じが先ほどと全く違う波へのアプローチ。そして乗った後のスピードの速さとテールがワイドな割にクイックな動きもできる感じで、乗り比べてみるとこうも違うのかとちょっと驚くほどでした。まあ結局一流シェイパーのボードは、それぞれに個性はあれど、どれも面白いということですね。






 金曜日は午前中潮回りが悪いで、庭と家の周りのお手入れ、そして綺麗になって帰ってきたジムニーの車内などのサビ対策と簡単な掃除タイム。一通り終わった頃に海友TKご夫婦が立ち寄ってくれてのんびり立ち話。楽しいひとときでしたありがとうございます。
 午後から想像以上にオンショアが吹いているものの、昨日良い思いをしたピークへ。今日はマッカラムの5’7”シモンズテールのL*7がメインボード。先日波のキャッチにちょっと苦戦したので、今日はじっくりテストを繰り返しこのボードの自分のものにすべくチャレンジ。結果、短いのに3”の厚みがあり、ノーズはスクエアーでスクープしているため、他のミニシモンズやL*7に比べれば、重心を預ける箇所を掴んで仕舞えばテイクオフは微笑んでしまうくらい早くて、ボトムターンをした後のドライブ&フローはもはや快感の域。ドロップ気味のテイクオフからそのドライブを使ってグラブレールでバックサイドの張ったフェイスを駆け抜ける気持ちよさを何度も繰り返すことができました。もちろんフローで駆け上がった後のトップターンは軽快そのものですし、カットバックの際に反発が強く一度ワイプアウトしましたが、ここもボードを理解して返せば綺麗なラインでカットバック。3”の浮力を使って刺し乗りする感じのテイクオフなどは、タイミングがぴったりならノーパドルで波をキャッチできるので、まさに省エネですね。最後に海友のJRがパドルアウトしてきてくれたので、やっと人と話しながらサーフィンができます。
 水分補給と一緒にボードをマッカラム7’10”ツイン・エッグにチェンジ。波のキャッチはさらに楽々で、乗った後のマッカラムらしいドライブ&フローを使って早めの波でトップターンとボトムターンを繰り返したりする際は、長さがある分ボードコントロールしている感覚が気持ちよく、自分が上手くなったと錯覚するほど綺麗に走れちゃいます。結局この日のサーフィンは2時間半ほどでしたが、良い時間は繰り返し波に乗れた上、形もよく、マッカラムの魅力を徹底的に検証して、あらためて面白さを実感することができました。
 時折お客様に「マッカラムに出会ってサーフィンの面白さが、広がりました」と言われますが、まさにその通りだと思います。自分も初めてマッカラムのミニシモンズに乗った際、そんな気分になり、結果、彼のボードを取り扱ったのも事実で、まさに自分がいちばんのマッカラムファンなのかもしれませんね。




 土曜朝。予定では3時起床で4時過ぎから6時までのサーフィンでしたが、昨日と一昨日の夕方、かなりの本数のみに乗ったこともあり、目覚ましで起きられず。。。(珍しいんです)ということで潮がない午前中は波の期待ができないので、帰宅の準備を済ませてから小一時間ほどグラベルロードで海や街をサイクリング。最後にかなりハードな上り坂で腿をパンクアップし、汗を流して帰路につきました。

Keep Surfing!