地元ホノルルほかハワイでは大人気のピンダー。全ての工程を自ら行っているため、どうしても生産本数が少なく、日本でまだまだ目にするキ会は少ないです。ホノルルでクラッシック系のシェイオプをするだけでもレアな上に、ウッドフィンまで全て一人でハンドメイドするピンダーは、まさに孤高のクラフトマンですね。ピンダーの魅力を少しでも皆様に知っていただければと、トッドの奥様、マリさんが取り組んでくれているニュースレター。是非ご一読ください。
Aloha! 最近日本はフィッシュブームが再来していると聞きました。皆さんはフィッシュ、好きですか?
2016年のホノルルサーフフィルムフェスティバルでも上映された『Fish』、トッドも観に行きました。(まだご覧になっていない方、トレーラーがこちらにアップされています。https://vimeo.com/129353597)
ユニークなアウトラインが生まれた背景には、トッドも思わず「へー!」と言っていました。
前置きはさておいて、今日はトッドのフィッシュモデルを紹介します。
まずはクラシックLis Fishです。その名の通り、スティーブ・リズにインスパイアされたフィッシュ。フラットなデッキ、ボキシーなレール、ダブルフォイルフィンで、小さめな波でもスピードに乗れます。
(オンフィンももちろん、トッドのハンドメイドです。)
続いて、Mod-Tro Fish(モデトロ・フィッシュ)です。こちらの名前の通りですが、ModernとRetroのかけ合わせ。リズ・フィッシュをベースに、アウトラインとロッカーに少しカーブを持たせ、シングルからダブルそしてヴィーに続くモダンなボトムコンケーブ、シングルまたはベクターフォイルフィンで、サイズのある波でもしっかりとホールドできるのでよりコントロールが効きます。
(5’8, New Evolution Surfの第一弾ストックのうちの1本でした。)
トッドのモデルには、いくつかのモダンとレトロの掛け合わせがあります。クラシックの良い部分は残しながらも、より機能性を高めるためのアレンジを加える。これ、ビンテージボードを愛するトッドの得意分野です。