7/06/2010

*California Trip '10 June** 1st day-1

  
   
 以前に比べ飛行機に乗せてもらうサーフボードの料金がかなり高くなってしまっているため、最近はアルミニウム製のスーツケース片手にスカイライナーで成田空港に行くパターンが定着している。 
  いつも出発前はかなりパニックに近い状態に陥るのだが、今回はスタッフの助けもあり上手い具合に段取りができたほうだろう。。。

 2010年6月12日、土曜日、正午。
成田空港で待ち合わせた今回の相棒、昌樹。
毎週末、波に合わせてハルやフィッシュ、ログなどでサーフィンを楽しむスタイルのあるサーファーである。ジェフやマニのミニ・ボードに最近は相当興味津々の様子なので、このトリップで彼らのボードに乗るのが楽しみでしょうがないらしい。。。
ハワイなどへの海外旅行の経験はあるものの、カリフォルニアへのサーフ・トリップは今回が初めてのようだ。
  
 いつもどおり余裕を持ってフライトの3時間ほど前にチェックインカウンター入り口で待ち合わせたのだが、ウェストバッグのジッパーを開け少し落ち着きなくパスポートなど所持品の再確認をしている昌樹、どうやらさらに余裕を持って到着していた様子である。。。
  
 20人弱のラインナップとさほどの混雑もなく、今回は嵩の張るボードの持ち込みもないのでチェックインはとてもスムースに済んだ。まだたっぷり時間に余裕があるのでモールで必要なショッピングをしておこう。相棒はサーフィン雑誌を2冊購入、自分は軽く流しても読むことのできそうな小説1つ、そして買い残したおみやげを1,2点サクッと購入した。
 出国のための手続きを済ませると、あとは1時間程の間のんびりと搭乗の案内を待つだけだ。ゲートのあるフロアーに比べ一つ下の階は人も少なくとてもリラックスできるお気に入りの空間。昌樹と二人たった今売店で購入してきたばかりのキンキンに冷えた缶ビールのプルトップを開け、この旅が最高のものになることを祈り乾杯しよう。
  
  
  
 成田を飛び立ち約9時間のフライト。
着陸予定まであと2時間少々だろうか、軽い睡眠はとったものの少々時間を持て余していた気味だった昌樹も今は目の前にあるモニターで「アバター」を楽しんでいる様子だ。6時間以上寝続けやっと目を覚ますと、昌樹は少々あきれ気味な顔をしている。。。笑
  


 ロサンジェルス国際空港(LAX)での入国審査。
レンタカー会社のシャトル・バスを待つ間、目の前を行き交うたくさんの車や人々。
シャトル・バスから見える景色。
そしてレンタカーを借りる手続きから街に走り出すまでの全てが昌樹にとってとても新鮮であり、そのひとつひとつから今目の前にある「カリフォルニア」を感じ取っているようだ。。。
 出発の際、助手席に座るつもりで運転席のドアーを開けているのはお約束。。。笑
  
  
  
 どんよりとはしていないまでも厚めの雲に覆われた中、ウィークエンドで渋滞とは無縁のフリーウェイに入り気持ちよく流れに乗って走り出した。
 走り出して30分ほどだろうか、前方の車のテールランプが光る回数が多くなり中央よりの車線から徐々に動きが悪くなったかと思うと、ついにロングビーチへの分岐あたりで全車線まったく動かなくなってしまった。。。汗
  
 どうすることもできないので2人でこの旅でのいろいろな出会いに夢膨らませてみたり、こんな渋滞が思い出のひとつになったりするのだと語ったりしていると、前方のサイレンが眩しくなってきた。どうやら渋滞の原因は車の事故を処理するため中央より3車線がクローズしていたためで、約20分ほどのロスだけで再びスムースな流れに戻ってくれた。
 各車思い思いのペースでフリーウェイをクルーズする中、自分達は一番流れの速い車線だけ避け、中間の2つの車線で流れの良いほうをキープしながら心地よい流れに乗って南へと直走る。
  
  
 ハンティントン・ビーチ付近を通り過ぎると、コスタメサの手前から73号トール・ロード方面へ。わざわざ$5弱のお金を払いたくないのか車がグッとと少なくなるので、アップ&ダウンの激しい中、次々に現れる丘や丘の上に並ぶまだ新しさが感じられる住宅地など、変わり行く景色を眺めながら軽くストレッチなどをし気分転換をできるのがうれしい。。。
  
  サイディエゴ・フリーウェイにもどりサンクレメンテの街を通過すると、フリーウェイがいよいよ海に近づいていく。海のすぐ脇とは行かないものの時折姿を見せるオンショアでうねりのないトラッセルズやサンオノフレを横目に眺め、発電所を過ぎると広大なキャンプ・ペンドルトンを通過しよう。
 飽きるほどの直線を走り抜けるといよいよサンディエゴである。最初の街オーシャンサイド付近で軽い渋滞を通過し、さらにカールズバッドを過ぎるといよいよ最初のステイ先マニの家があるルーケィディアだ。
  
  
 時折雲な合間から射す日差しが夏を感じさせてくれる中、到着した潮の香りが届くビーチに近い我友マニの真っ白な自宅。
 車をマニのバンの前に止めると、庭先で愛犬ゾーイが歓迎してくれている。携帯を粉々にしていた最初の出会いから3回目だが、マニの愛をたくさんもらい顔つきも穏やかで優しく会うたびにとても利口になっている。。。
リビングではバキューム・クリーナーで掃除をしているマニ。再会の挨拶を交わすと昌樹を紹介しよう。自分が一緒にトリップする友なのでもちろん大歓迎してくれているのだが、昌樹の感激というか感動のようなものが彼の身体から溢れ出るように感じられるのが愉快だ。。。笑 

  荷物を部屋に運び込むとマニの入れてくれたソイミルク入りのティーを頂き、最寄のポイントの波チェックに行こう。崖の上からビーチを見下ろせる家から歩いて1分程のポイントは、今はサイズも小さくやや強いオンショアが吹いているようだ。
  
 ただしマニによるとチェックしているここは崖の際なのでオンショアがまともに吹き上げてくるが、海の上はここに比べるとかなり風も穏やかになっているそうだ。いずれにせよ、今はサーフィンを楽しめるコンディションではなさそうなので、夕方の波に期待することにしよう。。。
  
 ゲスト用バスルームで順番に熱いシャワーでをいただき、汗を流してリフレッシュ。準備してくれたメンソールのシャンプーとボディーソープだが、その爽やかな刺激は股間には少々強すぎるらしく昌樹と2人ヒリヒリするスリルを味わっているのを見て大爆笑のマニ。。。苦笑
  
 ランチは美味しくてボリューム満点のメキシカン・レストラン「WAHOO」へ。サーファーがはじめたタコス・ショップでいまやたくさんの店舗のあるチェーン店だが、そのためか内装もサーフィンをテーマにしたものでサーファーには心地よく、素材もとてもナチュラルなものなので、毎回一度は行ってみたくなるお店の一つだろう。。。
それぞれ目の前に置かれたプレートは、マニがエンチラーダ、昌樹がチキン・ブリトー、そして自分がフィッシュ・タコス。このトリップでのたくさんの出会いや出来事が3人にとって素晴らしいものになるように、さぁ、冷えたテカテで「Cheers!」
  
  
  
(注)ご存じの方もいらっしゃると思うが、今回の旅は一人旅である。
トリップに行きたくてもさまざまな理由でなかなか行くことができないという方も多いと思う。そこでこの旅を多くの皆さんに一緒に楽しんでいただければと、架空の旅友「昌樹」に登場してもらった。
もしよかったら昌樹になって一緒にこの旅を楽しんでみてください。