Hawaiian Pro Designs を古くから取り扱い、Surfboards by Joel Tudor から Kook Box の流れも当然のようにセレクションしていらしたようだ。弊店からもAndreini, Mandara, Klaus Jones や Liddle などのハルを早くより仕入れていただくなど、カリフォルニアからのフレッシュな情報をもとにしたチョイスとそのタイミングも絶妙である。。。
Kook Box でのJoel Tudor とのコラボ・ボード「Follow Point」を仕入れられたことが、オーナー板垣氏とJeff McCallum Shape との出会いだったようだ。ボードのアウトラインはさることながら、スクープ・ノーズとチャイムド・デッキ・デザインの独創性とその組み合わせ、さらにボトムのコンケイブの取り方などそのすべてが、今までたくさんのボード・デザインをご覧になってきたオーナーに良い意味での衝撃を与えてしまったようである。
このことがきっかけとなりこの夏より貴重なMcCallum Surfboards Japan 2番目の正規販売店となっていただいた。
いつもお電話でのやり取りとなってしまい、なかなかお会いできるチャンスがないままお付き合いさせていただき、すでに1年以上の歳月が過ぎていた。9月の連休を利用してトリップする予定もあったのだが、なんだかんだと日々を慌しく過ごしているためまったく目処が立たず仕舞いだった。。。
そんな中先週、シングルフィンオールスターズとリップ・シュレッド・ティアーのプレミアに行く準備をしている際、電話口で板垣氏が大会にエントリーをしていらっしゃることを偶然お聞きした。
会場でお会いした氏はお聞きした年齢にはまったく見えない引き締まったボディーの持ち主であり、優しい笑顔が特徴的な第一印象。ただしその笑顔の奥で輝く瞳からはとても力強さを感じさせるところに魅力ある方だ。
エントリーしたレジェンド・クラスでは見事ファイナルに進出する腕前の実力派でもある。ちなみに優勝はケニー・泉プロ、準優勝は池田潤プロと物凄いファイナリストたちの中なのでとても価値ある4位、流石である。
試合の合間には少しゆっくりとお話しする時間もいただくことができ、とてもためになるお話を聞かせていただけたことが嬉しかった。また、車に積み込んできたMford, 2nd Generation Simmons などをご覧頂き、1st GenerationSimmos と Quagg2 には試乗していただくこともできたので、さらにジェフのボードの魅力の一部を知っていただけたのではないかと思う。
今回運良く板垣氏とお会いできたことで自分が得られた最大の収穫は、氏本人にお会いでき、お話を聞かせていただけたことであるのは間違いない事実だ。来年の1月か2月頃、ゆっくりと中村へ氏を訪ねて旅してみたいと思いは募る。。。
Jeff のシェイプする MaCallum Surfboards は、どのモデルも個性豊かなユニークなもので、ボードを見ることができればその魅力をより感じることができると思う。四国はもちろん九州、中国や関西などから高知を訪れる機会があれば、是非中村にお立ち寄り頂き Wind and Sea にてMcCallum を実際にご覧になってみていただきたい。
(Photos from Wind and Sea Blog. )