7/17/2012

*The rainy season was over***

7月第3週は海の日を含む3連休。今週も仙台からのゲストがあり賑やかな晩餐となった。突然房総入りした仙台からの別チームとはニアミスで結局会えず仕舞いなのは残念な限り。
サーフィンは日曜と祝日の朝の2ラウンド。日曜の早朝は Skip Frye 7'11" をチョイス。人が少なく、カレントと多くのサーファーがライトを狙う中、綺麗で早いレフトは数人で乗る事が出来、2時間半程でかなりの本数をメイクさせていただいた。



祝日は若干サイズダウンしたものの、McCallum 8'1" N.O. で同じピークでレフトに狙いを絞りサーフ。後半良くなる事を期待していたのだが、残念な事にブレイクが不規則でワイドになってしまい、前日程の好印象は得られなかったが、途中、海友のMcCallum 7'7" 99 や 5'10" L*7 と交換してもらい、それぞれのボードの特徴が良く分かり面白かった。


*Skip Frye 7'11" Fish Simmons***
ロング程ではないが、テイクオフは十分に早く、軽くてスムースなターン、セクションでのスピードなど、非常に満足度が高くバランスの良い、スキップ・フライらしいボトム・コントゥアーが魅力的なミッドレングスのツインキールという印象。
*McCallum 8'1" N.O.***
エクストリーム過ぎないピッグアウトラインのミッドレンジをジェフらしいクアッドで表現したモデル。フライ譲りのやや大胆なコンベックスとコンケーブのバランスが、細身のアウトラインと相まって、個性豊かで動きのとても軽いミッドレングスとなっている。パドルスピードが得やすく結果早いテイクオフを可能にし、ピッグの特性&クアッドにした事で長さを感じさせないクイックなターンをさせてくれる。ストレートラインもしっかりと確保されているため、ダウン・ザ・ラインのスピードもエクストリームな感覚で、見た目では想像できないとても欲張りなモデルという感じだろう。

今回はこの2本のおかげで、小さく早いホローウェイブをアップ&ダウンで駆け抜けたり、ボトムでストールさせてヘッドディップを長く楽しんだり、カットバックやチーターファイブしてみたり、クローズセクションでは、(技術の問題もあり?!)こそ深くは狙えないが、リップでしっかりと締めくくったりと、様々なアプローチでひとつの波と一体になり楽しませていただいた。ロングボードではないけど、ショートボードには程遠い、オルタナティブにしては少々長いこんなボード達。どんなコンディションでもこれがベストとは間違っても言えないが、自分の入る日本のポイントの多くでは、この手のボードが活躍する機会が結構多い気がする。