ジョシュ・オルデンバーグ。まだ27歳と若いが、以前はフィン作りから行なっていたというボードビルダーとしてのこだわりはとても魅力的である。ショップに並ぶボードを見てまず受ける印象は、ボード全体の立体から見られるその造形美だろう。ボードを立体で見たとき、あらゆる角度から繊細で流れる様なラインを感じ取れる。ボードの色使いも見て納得の大胆な物からオーソドックスな物まで、どんな組み合わせであってもとても綺麗な印象を受けてしまう。ウェットサンドやポリッシュの仕上げの良さが、それをさらに際立たせているのだろう。シェイパーはもちろん、技術力の高いスタッフが揃い、各工程が効率的に機能するようコントロールするジェフの力もあるだろうが、ファクトリーのスタッフ皆が固いレベルの技術を持ち、最高のチームで1本1本のボードを完成させているからこそ、それぞれのシェイパーのボードが素晴らしい物になっているのだと思う。
*
*
*
こちらは先日ジョシュから送られてきた新しいロゴである。カスタムオーダーなどの際には、いくつかあるマークからお好みの物をチョイスする事も可能になりそうなので、更なる楽しみが増えるのでは。今後の活躍に期待が出来る彼とは、12月の渡米で今後についてじっくりと話し合ってくるつもりなので、乞うご期待頂きたい。