ピッグといわれているボードデザインが再度注目されはじめたとき、ジェフとバーボンのグラスを傾けながら話していたミッドレングスのニューモデルのアイデア。ピッグをジェフらしいデザインで作り上げるとすればフィン・セッティングはクワッドであるべき。そしてレールデザインにもサンディエゴらしいブレンド。新しいボードのアイデアはつきる事がない彼と数年前にサンディエゴで語り合って出来上がったクアッド・ピッグ「N.O.」。
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そしてサーフボードデザインが時代の流れで短くなって来た流れを再現するようにエヌ・オーのミニ版として6フィート代前半のボードも遅れてリリース。最初の数本はミッドレンジのテイストをそのままに上がって来たが、今ショップにストックされている2本はそれぞれ全く違ったテイストでワンオフされている。右のブロンズ、ブラウンとブラックが絶妙に混ざり合ったボードはまるで和の工芸品の様な風合いがあり、ピッグらしいアウトラインをそのままにジェフの特徴的なチャイムド・デッキデザインでシェイプされている。ポリッシュされたブルー・ティントが綺麗なボードは、ワイデスト・ポイント、添うからテールに向かってのカーブ、レールやボトム・デザインに至るまで随所によりショートよりのデザインが織り込まれている。偶然にも長さはどちらも6フィート3インチ。さてあなたの好みはどちらだろうか。